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[一貫構造計算ソフト]Super Build/SS3

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(写真)北川 健人 様
北川 健人 様
会社名
有限会社テイクトゥケー 様
事業内容:
建物・構造物の新築、増改築、解体、修繕、各工事の設計、建物の耐震診断・補強設計
所在地:
東京都杉並区

『SS3』へ乗り換えるための苦労がありませんでしたね。

事務所の概要を教えてください。

所員数5名、平均年齢31歳で構造設計を専門に行っています。私自身28歳で独立し、会社を設立して今年で9年目になります。最近は、耐震診断や耐震補強が仕事の半分を占めています。あと1~2割は現場管理をしています。

独立後の状況を教えてください。

独立前にN社の一貫ソフトを利用していた流れから、独立後もN社の一貫ソフトを利用していました。世間一般でも、ほとんどの方がN社のソフトを利用していると思っていました。ところが、独立後いろいろな方とお話をしてみると、「ユニオンというのがあるよ」と言われて「何だ!それは!」となりましたね。所員の立場では、他の構造事務所の方と交流することがありませんでしたが、自分が一番上になってみると情報の入り方が全然違うなと感じました。

ご利用のきっかけを教えてください。

大きなプロジェクトを何社か共同で設計する案件がありました。そのとき、他の事務所はすべて『SS3』を利用していました。私はそのとき、「正直、聞いたことがない」と言いました。そうすると皆さんが「世間はほとんどユニオンを使っているよ」、「確認申請、大変でしょ!」と言われました。その後『SS3』の計算書を見せてもらいました。私が「追加検討の量があまりにも少なすぎるけど、本当に大丈夫なの?」と言ったら、「それはN社の一貫ソフトだから多いのだよ」と言われました。N社で一番苦労したのは、質疑を出して回答いただいたものを蓄積してようやく自ら使えるプログラムにしたことでした。したがって一貫ソフトを新たに導入するときは、「またあの苦労を1から体験しないといけないのか」という恐怖感で二の足を踏んでいました。その話を『SS3』を使っている方に相談すると「いやいや、質問と回答はWebサイトのQ&Aページにほとんど出ているから、大丈夫だよ」と言われ驚きました。今までN社のソフトを使いこなすために苦労したことは一体何だったのか!と思いましたね。結局、『SS3』を導入しましたが、今では手放せなくなっています。以前は、N社の方に来ていただいて、質問を持ち帰っていただいて、後日回答がきていました。それが世間一般では当たり前だと思っていました。そのため、大手と個人では情報量の差や組織力の差が能力差になると思っていました。しかしユニオンの場合は、Webサイトでの情報やサポートセンターなどが充実しているため、大手と個人の差はあまり感じられませんでした。N社の場合は社内用のマニュアルをきちんと作成しないと使えませんでしたが、ユニオンの場合はマニュアルがきちんと整備されているため、その必要性を感じませんでした。『SS3』へ乗り換えるための苦労がありませんでしたね。

(イメージ)Q&A検索結果画面
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▲Q&A検索結果画面

(イメージ)ソフトウェアサポート
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▲ソフトウェアサポート

現在のソフト利用状況と『SS3』の魅力を教えてください。

現在は2社の一貫ソフトを所持していますが、N社のソフトは元請などでどうしてもと求められたら利用する程度ですね。それ以外はすべて『SS3』を利用しています。
『SS3』の入力がしやすいのはもちろんですが、分からないことやできないことが明確になっているのもいいですね。N社の場合は入力できるがために、入力したらどうなるかの検証に時間を費やしてしまいます。できないならできないで、そこは別途モデル化して、どんどん進めていくことができますが、変に何でもできるソフトであれば、そこはモデル化すべきかどうかの判断が大変となります。入力したけど、思った通りの結果が得られなかったときは、そこからまた逆戻りとなるケースもあります。N社のときの癖で、いつも『SS3』で計算したあとに、その確認を『Excel』で行っています。大まかな地震力の計算、代表部材での梁のせん断力、分担率によるせん断力のチェックなど、普通はプログラムで正しい結果が出るのが当たり前のことですけど、昔のN社の一貫は入れ方がちょっと違うとずれてしまうことなどがあったんですよ。まぁ、この手間をどこかで辞めなければとは思っているのですが…。チェックの方法としては、『SS3』のCSV結果出力をよく利用していますね。もともとテキストデータをマクロで並べ替えして『Excel』に貼り付けるようにしていましたので、CSV出力は大変重宝しています。

(イメージ)『SS3』入力画面
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▲『SS3』入力画面

(イメージ)CSVファイル入出力
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▲CSVファイル入出力

将来の展望を教えてください。

最終的には人数を増やしたいと思っているのですが、どちらかと言うとプロ集団を作りたいというイメージの方が強いです。今は価値観を共有できるパートナー探しをしている感じですね。一度に所員数を増やすとパンクしてしまいますから、毎年徐々に人をいれて、どこかでパートナーになりえそうな人が入ったときに指導の手が増えるので、そこからプロ集団を目指していけるのかなぁと思います。やっぱり、この構造設計という仕事は好きじゃないと続かないと思うんですよね。構造設計も事務所によってやり方や考え方が違いますから、初めから他でできるようになった人と一緒にやっていくと、どこかで衝突しそうです。だから、できる限りできない状態の人から、一緒にやっていって同じ考えを共有してできる人に育てていきたいと思いますね。もう一つの夢としては、RCのシェル構造をやりたいですね。学生のころ、メキシコまで留学した経緯があります。ただ、そういった物件をこなすためには、学術的な勉強なども必要ですし、信頼される経験なども必要になってくると思います。だから、そういう夢は老後の夢として、それまでにいろいろな経験を積んでから叶えたいと思っています。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:北川 健人 様
取材日:2013年6月


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