技術交流セミナー

 

大阪会場

名古屋会場

東京会場

【大阪】コンピュータ利用による構造設計のより高度化を目指して

2018年6月18日に発生した大阪府北部を震源とするM6.1の地震(大阪北部地震)で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。地震の規模はそれほど大きくなかったものの、都市部近郊で通勤時間帯に発生した地震はさまざまな方面に課題を投げかけたとも言えます。

その大阪地域では、今回の地震の規模をはるかに上回る南海トラフ地震や都市直下地震の襲来が危惧されており、対策が急務となっています。最近の超高層建物や免震建物の構造設計では、基準法の設定を大きく超えるこれらの地震動に対して、応答を制御する装置や構造システムについてさまざまな工夫がなされつつあります。また、建物の安全性を大変形域まで詳細に検討すべく、立体フレームモデルによる応答解析など、上部構造の構造解析ではより詳細なモデルが採用されています。

一方、基礎構造では、2011年東北地方太平洋沖地震や2016年熊本地震におきまして、上部構造の被害が小破や中破にとどまったものの、杭の被害により建物が傾斜して取り壊された事例が多く報告されています。このことは、大地震後にも建物の機能を維持するためには、上部構造だけでなく基礎構造を含めた建物全体の安全性を評価する重要性を示唆しています。しかしながら、現在、基礎構造の2次設計法について検討されていますが、現状では中低層建物の杭の検討は1次設計にとどまっており、高層建物でも必ずしも大地震時の杭の検討に十分な解析モデルが採用されているとは言えない状況にあります。

そこで、本セミナーでは、宮本裕司(みやもとゆうじ)教授(大阪大学)を講師にお招きして、基礎-上部構造系の耐震安全性の検証モデルの高度化についてご講演いただきます。耐震設計の地震応答解析では、地盤-杭基礎との動的相互作用を適切にモデルに取り込むことが重要と考えておられます。上部構造モデルの精緻化に対し、大地震での基礎構造のモデル化を如何に行えばよいかについてわかりやすく説明いただきます。また、熊本地震で耐震改修されていた庁舎が杭基礎の被害により取り壊された事例について、1階床上で観測された強震記録および杭被害のシミュレーション解析も併せて紹介いただきます。

弊社からは中低層建物の構造計算の高度化にむけて話題提供いたします。新耐震基準の重要な耐震指標であるAi分布、剛性率、偏心率などは、剛床仮定に基づいて各階1自由度1要素に集約した質点モデルより考案されたものであり、剛床仮定が成立しない場合や多層間にわたる部材を有する不整形建物に適用する場合、その妥当性について問題点が指摘されています。そこで、これら耐震指標の本来の目的を建物の動的挙動の観点から考察したうえで、不整形建物に対する新耐震基準の適用限界を補完する手段の1つとして、立体フレーム応答解析などによる検討方法を紹介いたします。

講演1

13:30~14:30

不整形な建物の耐震設計における構造計算ソフトウェアの対応

ユニオンシステム株式会社 中川 佳久
ユニオンシステム株式会社
中川 佳久

講演2

14:45~16:45

基礎地盤との連成を考慮した建物の地震応答解析モデルの高度化に向けて

大阪大学 宮本 裕司 教授
大阪大学
宮本 裕司 教授
日 時:
2018/09/21(金)13:30~16:45(受付:13:00~)
場 所:
グランフロント大阪北館タワーB10階 ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーB RoomB05+06
(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB10階 RoomB05+06)
定 員:
80名
参加料:
\3,000-(税込)/人 ※学生無料

受付を終了しました


【名古屋】構造設計の魅力を考える

私たちは、この20数年において1995年兵庫県南部地震、2000年鳥取県西部地震、2003年十勝沖地震、2004年新潟県中越地震、2011年東北地方太平洋沖地震、2016年熊本地震、さらに今年には大阪北部地震とたくさんの大きな地震を経験してきました。
そして、その都度規基準が改定され、また免震構造や制振構造など新たな技術や材料が生まれ、見直されて現在に至ります。

そこで弊社では2018年9月26日に髙𣘺 治(たかはしおさむ)教授(東京理科大学)と常山 未央(つねやまみお)助教(東京理科大学/mnm)を講師にお招きして『技術交流セミナー』を開催させていただくことといたしました。

髙𣘺 治教授からは、構造設計者として積み重ねてきた経験をもとに、被害地震の経験から立ち上がり「進化し続ける建築構造技術と建築構造設計」をテーマにご講演いただきます。
また髙𣘺 治教授は、これからこの業界で活躍する若い世代の育成と業界の橋渡しを精力的に実践されており、それらの視点から構造設計の魅力をお話をしていただく予定です。

常山未央助教は建築デザイナーとして日本だけでなく海外での経験も豊富でリノベーションを含めさまざまな案件に携わられてきました。その経験の中から今回は、小さな物件だからこそできた実験的な取り組みであるアラミド繊維による木造住宅の構造補強のお話、またスイス時代の事務所で培った構造設計者に限らない多分野の方との協働をテーマにお話をしていただく予定です。

今回のお話が、“構造設計の魅力”の発見に繋がれば幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

講演1

13:30~14:30

アラミド繊維による木造住宅の構造補強、スイス時代に培った構造設計者他、多分野との協働

mnm/東京理科大学 常山 未央 助教
mnm/東京理科大学
常山 未央 助教

講演2

14:45~16:30

構造設計、楽しんでますか?
進化し続ける建築構造技術と建築構造設計/構造愛による産学ブリッジの実践

東京理科大学 髙  治 教授
東京理科大学
髙𣘺 治 教授
日 時:
2018/09/26(水)13:30~16:30(受付:13:00~)
場 所:
電気文化会館5F イベントホール(名古屋市中区栄2-2-5)
定 員:
80名
参加料:
\3,000-(税込)/人 ※学生無料

【東京】設計用入力地震動とその応答として鋼材の疲労損傷評価を考える

2018年6月18日に発生した大阪府北部を震源とするM6.1の地震(以下、大阪北部地震と記します)およびその余震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。わが国は常に地震発生のリスクが高いものの、今回の大都市圏を襲った地震は、あらためてさまざまな分野にいくつかの課題を投げかけたとも言えます。大阪北部地震は大規模地震ではなかったと言われていますが、実際に発生が懸念されているような、また耐震設計で考慮されているようなプレート境界型地震や内陸活断層型地震が起こった場合に備えて、構造設計の使命として、最低限の安全目標にとどまらず、建物機能の維持や継続性を目標性能とするような設計が求められています。

具体的に最近の動向に目をやると、南海トラフ巨大地震や大都市直下の活断層地震を考慮した構造設計が実施され始め、超高層ビルの応答制御法や免震建物の大変形対策など近年に進歩した技術はありつつ、一方、巨大化の一途をたどる入力地震動やそれの応答評価など、これらをどのように捉えて判断していくかという設計構想のあり方もまた重要な課題であろうと考えます。 そこで弊社では2018年9月27日に久田 嘉章(ひさだよしあき)教授(工学院大学)と吉敷 祥一(きしきしょういち)准教授(東京工業大学)を講師にお招きして『技術交流セミナー』を開催させていただくことといたしました。

久田 嘉章 教授からは、例えば震源と地震波の関係など地震動の基本から、2011年東日本太平洋沖地震や2016年熊本地震などの調査観測記録から読み取れること、また構造設計者として長周期・長時間地震動や長周期パルスなどの「想定外地震動」をどのように理解すべきかなどの解説や提言をいただく予定です。吉敷 祥一 准教授からは、特に長周期長時間地震動による応答で問題となる鋼材の低サイクル疲労損傷のうち、今回は鉄骨造梁端接合部における評価方法について、これまでの研究成果を中心に解説していただく予定です。鋼材の損傷評価は南海トラフ巨大地震を想定した構造設計での検討項目となっており、非常に有用な内容です。

また弊社からは最近の機能アップで地震応答解析プログラム『SS21/3D・DynamicPRO』に導入した鋼材の疲労損傷評価機能についてその内容と計算例を中心に説明いたします。

はじめに

14:00~14:30

『SS21/3D・DynamicPRO』の疲労損傷評価機能についてのご紹介

ユニオンシステム株式会社 岩本 裕史
ユニオンシステム株式会社
岩本 裕史

講演1

14:30~16:00

南海トラフ地震などが引き起こす多数回の繰り返し塑性変形に対し、鉄骨造梁端接合部の低サイクル疲労損傷の評価をどう考えるか

東京工業大学 吉敷 祥一 准教授
東京工業大学
吉敷 祥一 准教授

講演2

16:20~17:50

これまでの評価や観測から理解できる地震動の基礎と長周期長時間地震動や長周期パルスなど「想定外地震動」を構造設計者はどう考えるべきか

工学院大学 久田 嘉章 教授
工学院大学
久田 嘉章 教授
日 時:
2018/09/27(木)14:00~17:50(受付:13:30~)
場 所:
新宿ファーストウエスト 3F 会議室(東京都新宿区西新宿1-23-7)
定 員:
80名
参加料:
\3,000-(税込)/人 ※学生無料

「ソフトウェアをご検討中の方」向けのお問い合わせ窓口をご案内いたします。

お問い合わせフォーム

ソフトウェアの購入や体験版に
関するご相談はこちらから

お問い合わせフォームへ

資料請求フォーム

ソフトウェアカタログの
資料請求はこちらから

資料請求フォームへ

電話

東京支店
03-3352-6121
名古屋支店
052-269-3311
大阪支店
06-6768-9338

受付時間 9:00~12:00/13:00~18:00
※土日・祝日、弊社規定休業日除く

ページの先頭へ