『Super Build®/SS3』下水道施設耐震対策指針(日本下水道協会)対応について

「下水道施設の耐震対策指針と解説」(日本下水道協会)の改定(2014年)により、既存下水道施設の耐震対策では静的非線形解析を用いて主要部材以外の部材の塑性化を許容できるようになりました。「下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-2015年版 8.既設構造物に対する耐震性能2'の照査例」(日本下水道協会)では、一貫構造計算ソフト『Super Build®/SS3』(以下『SS3』)を用いた計算例が掲載されています。このような背景から、弾塑性解析機能を有する一貫構造計算ソフトの使用が設計手段の1つとして考えられます。
そこで、上述の計算例を参考に下水道施設の設計を支援することを目的とした以下の機能を『SS3』に追加します。なお、リリース時期は未定です。

  1. コンクリート標準示方書の耐力式に対応します。
  2. CSV入出力において、別途耐力照査に用いるための結果を出力します。
  3. 一次設計時の応力解析(弾塑性解析)結果出力において、塑性率を出力します。 

詳細につきましては、弊社営業支店または販売代理店 までお問い合わせください。

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2015年7月27日

ユニオンシステム株式会社
営業部 本部長 蔵盛 正行

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