『Super Build/S耐震診断』の導入事例

南斗建築計画

ソフトウェア

靱性指標の算定が便利です!

南斗建築計画

南 光弘 様

所在地:大阪府大阪市  業種:構造設計事務所

導入したきっかけを教えてください。

鉄骨造の仕事が入ってきたので、何か良いソフトウェアがないかとwebサイトで探していて、ユニオンシステムさんのwebサイトで『S耐震診断』を見つけたのが最初でした。
節点の靱性指標を決めるのが煩雑になってきています。平屋だと楽ですが、2階、3階建てになってくると手計算だと難しいので、使用することを決めました。

ご利用になられたのはどのような物件ですか?

主に工場の民間物件です。ある会社の全国にある工場の耐震診断を行い、ランクの低いものから並べて、建て替え、改修など区別しました。『S耐震診断』を使い、全ラーメンを解きました。付随する2階建ての事務所棟なども『S耐震診断』で行いました。重量鉄骨だったので『S耐震診断』で行うことができました。築年数が40年ぐらいになっていて結果はきついところもありましたけど。公共建物では体育館を『S耐震診断』の導入前にやりました。1ラーメンだけ取り出して、手計算で行ったのですが大変でした。

主にどのように利用されていますか?

最終的なまとめで使っています。まずは、『SS3』で建物の荷重、偏心率、剛性率などの全体を拾い、各部材の耐力を出しておいて、増分解析を他のソフトウェアで行い、最後に『S耐震診断』を使う流れです。増分解析は、『SS3』、『US2-改訂版』、『FA1 Op.1』を使っています。
また、『MC1』でトラスが使えるようになったのでかなり楽になりました。

構造計算書
▲構造計算書

『S耐震診断』で良いと思うところを教えてください。

靱性指標の算定が便利です。多層建物になるとどうしても複雑になりますが、『S耐震診断』だと判定してもらえるのがありがたいです。また、ラーメンとか事務所ビルでは楽に使えます。重量鉄骨で柱、鋼管を使っていれば楽ですね。シンプルなソフトウェアなので、耐震診断の判定部会でもソフトウェアについては特に触れられなかったです。
また、同じような物件があれば『S耐震診断』を使っていこうと思います。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:南 光弘 様

会社概要

【 会社名 】
南斗建築計画
【 所在地 】
大阪府大阪市
【 事業内容 】
構造設計、耐震診断、その他

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