Revitのアドインソフトウェア
UNION BIM/SS7 Revit Link

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『SS7』・Revit間で直接双方向リンクする
Revitのアドインソフトウェア

『UNION BIM/SS7 Revit Link』は、一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』(以下、『SS7』)と Autodesk®Revit®(以下、Revit)間で構造データを双方向にリンクするRevitのアドインソフトウェアです。 中間ファイルを介さずに直接『SS7』とRevitのデータを双方向リンクするため、シームレスなデータ連携が可能です。

『SS7 Revit Link』のイメージ

1.『SS7 Revit Link』の特長

  • 『SS7』とRevitのデータを直接、双方向にリンクします。中間ファイルを介さないため、シームレスなデータリンクが可能です。
  • 「ファミリマッピング機能」により、現在お使いの「Revit ファミリ・パラメータ *1」を使用した双方向リンクが可能です。
  • 『SS7』のデータを Revit に格納するため、Revit ファイルから『SS7』データを生成することが可能です。
  • 『SS7』とRevit間の反映漏れや仕様制限により形状やデータが一致しない箇所について、リスト化して表示することで、『SS7』とRevit のデータ整合性チェックを支援します。
  • *1Revitでのデータや形状を保持する概念です。詳細は、Revitのマニュアルをご参照ください。

2.使用方法

『SS7 Revit Link』をインストールするとRevitに専用のタブ[USR]が追加されます。タブ内の各コマンドを実行します。

『SS7 Revit Link』の使用方法

3.機能

『SS7』インポート

インポートするデータ

インポートするデータ
  • 「準備計算」まで解析済みの『SS7』データを指定できます。
  • 『SS7』データは、Revitの架構や断面に反映するとともに、『SS7』データ復元に必要な周辺データも保存します。
  • 2回目以降のインポートでは、『SS7』とRevitで異なるデータのみ更新する差分インポートとなります。

インポートデータの指定画面

インポートデータの指定画面

インポート対象の『SS7』データは、専用のデータ選択画面にて物件情報を確認しながら指定できます。

『SS7』インポートで作成したRevitデータから新規『SS7』物件としてエクスポート

新規『SS7』物件としてエクスポート

設計時および確認時においてRevitでの変更を反映したデータを、新規『SS7』データとして作成します。
Revitとリンク中の『SS7』データに影響を与えずに、Revitでの変更の一時的な確認等が行えます。

  • ※インポート時の『SS7』データがなくても新規で『SS7』データの作成ができます。
  • ※メモや構造計算書コメント等の周辺データもインポート時点のデータで生成します。

既存『SS7』物件内にエクスポート

既存『SS7』物件内にエクスポート

設計時および確認時においてRevitでの変更を反映したデータを、既存の『SS7』データの計算結果の1つとして作成します。『SS7』の「入力データの比較」機能を活用すると、前回のRevitリンク時点との差分を確認することもできます。

  • ※『SS7』でデータを選択することで再計算および計算書出力ができます。
  • ※メモや構造計算書コメント等の周辺データもインポート時点のデータで生成します。

整合性チェック

整合性チェック

『SS7』とRevitの概念や仕様の違いにより形状やデータが一致しない箇所をリスト化して表示でき、効率的にデータの整合性をチェックできます。

ファミリ・パラメータマッピング

ファミリマッピング例

ファミリマッピング例

パラメータマッピング例

パラメータマッピング例
  • 『SS7』のデータをどの「Revit ファミリ・パラメータ」に対応付けるかを定義できます。お使いの「Revit ファミリ・パラメータ」を活用できますので、これまでのRevitの使用感を損なうことなく『SS7』データとのリンクが可能です。
  • 定義はExcel®ファイル(*.xlsx)で指定します。

4.活用例

活用例
  • 『SS7 Revit Link』を使用して作成したRevitデータには、『SS7』データを復元できる状態で格納しています。そのため、設計が完了した際はRevitデータだけのやりとりにより、Revitデータと『SS7』データの取り違いを防止できます。
  • 『SS7』データをエクスポートした後、再度解析を実行し、構造計算書を出力することで、Revitデータから構造計算書データを作成することも可能です。
  • [整合性チェック]機能により、Revitと『SS7』で不整合となっている箇所がリスト化されますので、Revitデータと『SS7』データの整合性確認が効率化できます。

5.未対応事項

初回リリースでは以下の項目は未対応となる予定です。
今後の対応状況については随時弊社Webサイトにてご案内いたします。

内容
未対応事項
  • Revitで新規作成したデータを『SS7』データに変換すること
  • SRC部材、木質部材、基礎・杭関連部材、免震部材 および断面データの双方向リンク
  • Revitでの寄り以外の部材移動、部材配置および符号の追加/削除
  • Revitでの計算条件、荷重データなど、建物形状に属さないデータの変更
  • Revitでの継手、柱脚、腰折れセットバック柱、折れ曲がる柱梁一本部材の詳細な形状表現

6.注意

  • 『SS7』とRevitの概念や仕様の違いにより、『SS7』データとRevitの構造データを完全にリンクできない場合があります。
  • 『SS7 Revit Link』は『SS7』データを生成しますが、生成した『SS7』データを確認するには『SS7』のライセンスが必要です。
  • サポートするRevitバージョンは「Revit 2022」です。今後の対応バージョンは随時弊社Webサイトでご案内いたします。
  • リンク可能な『SS7』データはVer.1.1.1.16 以降で作成されたデータに限ります。
  • 今後のRevitの仕様変更により、『SS7 Revit Link』の動作が変わる可能性があります。

7.動作環境

対応OS Microsoft® Windows® 11 / 10 日本語版(64ビット版)
CPU お使いのOSが推奨する環境以上
メモリ 4GB(8GB以上を推奨)
その他 DVD-ROMドライブ、インターネットに接続できる環境が必要です。

「ソフトウェアをご検討中の方」向けのお問い合わせ窓口をご案内いたします。

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