『Super Build/RC診断』の導入事例
『SS2』(現在は『SS3』)からデータリンクされるので便利
株式会社 岡本設計
株式会社 岡本設計 様
所在地:和歌山県和歌山市 業種:総合設計事務所
導入した時期と経緯を教えていただけますでしょうか?
導入したのは、2002年だったと思います。
総合耐震診断の仕事が入って、依頼主から「ユニオンシステムのソフトウェアで」という要望があったことがきっかけです。
それまではA社ソフトウェアとB社ソフトウェアを使っていましたので、他のソフトウェアの追加は考えていませんでした。しかし、周りに『SS2』(現在は『SS3』)を使っている方が多かったのと、仕事の依頼者からの要望が2つ3つあったため、それを期に導入しました。
診断の業務は多いのですか?
はい、ユニオンシステムのソフトウェアを導入してから診断業務の受注がとても多くなりましたので、2004年に1セット追加で購入しました。
今は、新築の仕事よりも診断の方が多いです。
診断の業務は、具体的にどのような物件が多いですか?
学校が多いです。90%以上が学校の診断です。たまに公民館や庁舎など学校以外の公共物もありますけど、ほとんどが学校です。
それまで使用していたソフトウェアと当社のソフトウェアは、どのようなところが違いますか?
それまで使っていたソフトウェアでは、一貫計算ソフトウェアで準備計算をしてから診断ソフトウェアで診断をするという流れがあって、それが非常に面倒でした。
『SS2』(現在は『SS3』)と『RC診断2001』では、別々に入力する必要がないですし、データがリンクされるので非常に便利です。
今は、ユニオンシステムのソフトウェアとA社ソフトウェアとB社ソフトウェアを使用していますが、ユニオンシステムのソフトウェアの利用頻度がはるかに高いです。A社ソフトウェアは、出力が見にくいし入力が独特なので、あまり使っていません。
具体的な活用例を教えていただけますでしょうか?
RC造の診断に使用することがほとんどです。
また、診断業務の受注が増えて外注するときなど、周りがほとんどユニオンシステムのソフトウェアなので、「建物形状まで」とか「準備計算まで」とか「診断結果まで」とか、同じデータだと自由にお願いすることができるので便利です。同じデータでなければ、かなり手間がかかることになります。
便利だと思うところはどこですか?
建物全体を入力した後でも、スパンを増やしたり減らしたり自由に訂正できるところが便利です。これは、耐震診断でも新築物件でもそうですけど、絶対に欲しい機能です。無ければとんでもない手間がかかる、絶対に欠かせない機能だと思います。
他にも、マウス入力ができて非常に使いやすくなりました。3D表示も見やすいので、他社のソフトウェアと比較しても使いやすいと思います。
導入して良かったことは何ですか?
協力事務所との連携がしやすくなったことです。
それと、『Web License System』を導入して便利になりました。パソコンを持ち歩かなくても、インターネットを通じてライセンスの取得・返却ができるのが便利です。
当社は構造担当が6人いますので、ライセンスのやり取りを行うときも、『Web License System』だと管理がしやすくて非常に楽です。
本日は、ありがとうございました。
取材協力:株式会社 岡本設計 様