『特別研究室パック』の導入事例
テーマに応じて解析ソフトウェアを使いこなしています。
福岡大学 工学部建築学科
高山 峯夫 教授
所在地:福岡県福岡市 業種:学校
ソフトウェアの主な利用方法を教えてください。
学部生がテーマを決めて、そのテーマに応じて解析ソフトウェアを使いこなしています。
ソフトウェアはマニュアルを見て独力で使いこなしています。学部生にも独学で使いこなせる、使いやすいソフトウェアだと思います。
学生さんの研究にソフトウェアを利用する上で、注意していることはありますか?
構造計算がどういったものかをまず勉強してから、ソフトウェアを触らせるようにしています。
具体的な利用例があれば教えてください。
昨年、地盤振動をテーマに決めた学部生が『ShakePRO-L』を使って研究内容の検証を行いました。
導入して良かったことはありますか?
昔だと解析用のソフトウェアを独力で組んでいたが、それだとプログラミングの勉強だけで終わってしまう。解析しただけで終わるのではなく、実験結果から何かを考察したりするのと同じように、解析結果から何かを導き出したり、考えるといった作業をさせるようにしています。
大学での市販ソフトウェアの導入についてどう思われますか?
大学は力学やRC規準など個別項目を部分ごとに教えることが多い。ソフトウェアを利用することによって、個々の項目がトータルで構造設計に結びついている流れを、リアリティーをもって学ぶことができます。
本日は、ありがとうございました。
取材協力:高山 峯夫 教授
- 【 学校名 】
- 福岡大学 工学部建築学科
- 【 URL 】
- http://menshin.tec.fukuoka-u.ac.jp/
- 【 所在地 】
- 福岡県福岡市
- 【 研究内容 】
- 免震構造に関する研究、建築構造物の振動問題に関する研究、アイソレータ・ダンパーの研究開発