『Super Build/SS7』の導入事例

株式会社 SPC設計

ソフトウェア

『SS3』を使うと改めて『SS7』の良さが分かりますね。

株式会社 SPC設計

(左より)
伊坂 涼太 様、園部 真弓 様、臧 明光 様、万 明昌 様

所在地:千葉県千葉市  業種:構造設計事務所

業務内容について教えてください。

平成15年に設立したスタッフ5名の構造設計事務所です。
ユニオンシステムのソフトは、私たちが入社したときには既に『SS2』が導入されていました。導入当時は、所長が営業さんとやりとりしていたみたいですが、導入経緯の詳細は分からないです。
設計している物件は、主に商業施設や工場、事務所ビル、立体駐車場など、さまざまな新築を行っています。

『SS3』から『SS7』へ書き換えたきっかけを教えてください。

『SS7』のリリース前、商品発表会に参加して『SS7』の機能を知りました。
『SS7』では、ダミー層や上下階の節点同一化、『BF1』を使わずに杭設計ができるなど『SS3』で苦労していた点がほとんど解消されている印象でした。
『SS7』の導入前に2層吹抜の物件や中2階のある物件依頼があり、ダミー層を使うことで効率よく設計できると思い『SS7』へ書き換えました。

『SS3』と比較して『SS7』の便利な機能を教えてください。

やっぱり“ダミー層”の入力が便利ですね。
工場では、2層吹き抜けのブレースを配置することが多くあります。『SS3』でこのような物件を設計しているときは、1層ずつにブレースを配置して、剛性を等価剛性などに置き換えて計算していました。『SS7』では、一発でブレースを配置して計算ができるので助かります。
ラーメン方向は1層、桁行方向は2層となっている工場や体育館、立体駐車場など、ダミー層を使わないと解析できない物件は、『SS7』で設計しています。

ダミー層の指定
▲ダミー層の指定

梁のレベルが変わるような物件では、構造心を合わせるために手計算が必要でした。しかし、『SS7』では梁のレベル調整が簡単に行えるので、この手計算も省略できます。

梁のレベル調整
▲梁のレベル調整

ここ最近、『SS7』を利用することが多くなってきています。先日、久しぶりに『SS3』を使ってみると、とても使いにくく感じましたね。(笑)
『SS7』では、マウス入力と計算条件の画面が一体になっているので、スムーズにチェックができるのですが、『SS3』ではマウス入力を開いたり、閉じたりの繰り返し作業がとても手間に感じました。
『SS3』を使うと改めて『SS7』の良さが分かりますね。

『SS7』の操作性や視認性はいかがでしょうか?

1本部材の指定をマウス入力の画面上で配置できるので入力ミスがなくなりました。『SS3』の時はマウス入力で視覚的に配置できず、通り名を入力しながら配置していました。視覚的に入力ができないため、通りが多い場合や仮想通りがある場合は入力ミスが多く大変でしたが、『SS7』になって視認性、操作性が高まり、入力ミスが減ったなと感じます。

1本部材の指定
▲1本部材の指定

出力では、図面の方向を変えたり、スケール指定ができるので文字の重なりがなくなりました。また、部材がカラー表示されるようになったので構造計算書が見やすくなりました。

設計業務の効率化に繋がっている機能を教えてください。

全スタッフの意見が一致しているのですが、検定比のカラー表示は見やすくてとても気に入っています。
マンションなどで同じ部材を何個も配置しているような物件で、1か所だけ検定比NGが出たときに、どこがNGなのか一目で分かるので設計業務の効率化に繋がっています。『SS3』の時は、通りが多ければどこがNGとなっているのか探しにくくて苦労していました。ワーニングメッセージのジャンプ機能や解析結果の保存機能などもいいですね。

データ入力画面で検定比を表示
▲データ入力画面で検定比を表示

サポートセンターは利用されていますでしょうか。

よく利用しています。対応も早いです。電話した際は受付の方が「○時頃までに連絡します」と言ってくれるので安心します。
以前に『SS7』の構造計算書の内容について適判からダミー層や保有水平耐力の評価について質問がありました。内容について分からないことがあり、サポートセンターに問い合わせをしたら、説明に利用できる資料を送ってもらい解決しました。

返答については、電話だと教えてもらったことを忘れてしまうので、電話で質問してもメールで返答してほしいと依頼するとメールで返答してくださるので感謝しています。

本日は、ありがとうございました。

会社概要

【 会社名 】
株式会社 SPC設計
【 所在地 】
千葉県千葉市
【 事業内容 】
建築設計、調査、監理、建築工事に関するコンサルタント

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