Super Build/積算アップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.32 → 新Ver.2.33(VerUp対象 Ver.2.21以上)
インターネットダウンロード : 2015/01/19
- ◆機能アップ
- 高強度せん断補強筋に“<8>OT685フープ”を使用している場合、OT685フープの単位重量で計算するようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 下階に柱のない節点にハンチ付きS梁が取り付いた場合、ハンチが取り付いていないものとして計算していました。
- 基礎梁、大梁の梁長さにおいて、演算誤差により0.1cm短くなる場合がありました。また、壁(フレーム内)の縦筋、横筋の長さにおいて、演算誤差により1.0cm短くなる場合がありました。
- 出隅の床面積において、リブが取り付かない場合、床面積は「X方向の出の長さ」×「Y方向の出の長さ」で計算すべきところ、「X方向の出の長さ」×「X方向の出の長さ」で計算していました。
- 床組内小梁の数量において、[3.3 小梁]と[4.6 小梁]の“腹筋”に“-1”(標準配筋データ1)を入力した場合、幅止筋が考慮されていませんでした。また、片持ち床内小梁の数量において、[3.3 小梁]と[4.6 小梁]の“腹筋”に“-1”(標準配筋データ1)を入力した場合、腹筋と幅止筋が考慮されていませんでした。
- 入隅(小梁なし)の床付け面積の計算において、土間スラブとした場合、床付け面積の計算で用いる出の長さと床の長さは、本来なら足し合わせるべきところ、掛け合わせていました。
- 片持ち床内小梁において、0層に小梁を配置した場合、小梁が集計に含まれていませんでした。
- 床組内小梁の型枠において、0層に小梁を配置した場合、小梁底面の型枠面積が考慮されていました。
- 片持ち床の床面積において、0層に片持ち床を配置した場合で出の方向が正方向(平面図で見て、X方向の梁に対して上側、Y方向の梁に対して右側)となるとき、床面積の計算が正しくできていませんでした。
- 土間スラブを指定した場合、下記の部材の型枠面積が大きくなっていました。本来なら小梁せいからスラブ厚を差し引くべきところ、加算していたため、小梁の型枠面積が大きくなっていました。
部材:床組(クロス小梁)、片持ち床のリブ、片持ち床の小梁、出隅のリブ、入隅のリブ、入隅の小梁
ただし、片持ち床のリブおよび入隅のリブについて、床組を使用している場合は標準スラブ厚を用いるため、現象は発生しません。 - 基礎梁およびRC造の大梁の梁長さにおいて、鉄骨柱が取り付き(基礎梁では上階、大梁では下階)、
かつ、基礎が配置されていない場合、本来なら鉄骨柱は考慮せず通り心までの長さで計測すべきところ、以下のように誤って計測していました。
- 鉄骨柱が左端に取り付く場合、柱左側フェイス位置から通り心までの距離が加算されていました。
- 鉄骨柱が右端に取り付く場合、柱左側フェイス位置から通り心までの距離が差し引かれていました。
- 小梁の継手長さの計算において、継手長さの計算は“(0.5+0.5×n)×重ね継手の長さ”で計算すべきところ、“(0.5+0.5×n)×主筋本数×重ね継手の長さ”で計算していました。
n:5mごとの継手の箇所数(梁長さが5m未満であれば0) - 出力部
- 「5.2 建物全体集計表」の記号説明の下に「※大梁に片持ち梁が含まれます。」を出力するようにしました。
- その他
- 『SS3』の柱、梁の符号数が『積算』の柱、梁の符号数より小さいとき、『積算』の物件を開いて配筋データを残した場合、出力時にエラーが発生していました。
- S積算ライセンスで扱う物件を変更しました。主たる構造種別がS造の場合のみ、物件を開けるようにしていましたが、CFT造や混合CFT造が含まれていても開けるようにしました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『積算』
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