Super Build/FEMアップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.11 → 新Ver.2.12(VerUp対象Ver.2.09)
インターネットダウンロード : 2013/03/27
- ◆機能アップ
- 荷重の種類に、「初期ひずみ」を追加しました。
- Windows8、Windows7において、[TAB]キーによってコンボボックスやチェックボックス、ラジオボタンにフォーカスが移動しても選択を示す点線枠が表示されなかったのを、表示できるようにしました。
この修正により、全体的に3D表示となって、ボタン等にフォーカスを当てるだけで色が若干変化するという機能がなくなりました。 - Windows8、Windows7において、断面図ダイアログの右側と左下側の表示が掛けていました。
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- Ver.2.12で作成、保存した物件データは、Ver.2.11以前では開くことができません。
- ◆変更点
- 計算部
- 許容付着せん断力の自動計算において、かぶり厚が鉄筋径の1.5倍未満の場合に、異形鉄筋では許容付着せん断力を(かぶり厚/(鉄筋径×1.5))倍しますが、丸鋼の場合にも適用していました。
- すべての節点を鉛直方向(Z方向)に重ねてモデル化した場合、FEMの制限でメッシュ分割時にエラーとならなければならないところ、メッシュ分割で不正終了していました。
- 強制変位を指定したときに、強制変位を与えた方向以外の方向を固定としていました。ゼロを指定した方向は自由となるようにしました。
- 四角形要素の形状がほとんど三角形に近いなど極端に不整形なときに、断面ライン上の値が正しく計算できていないことがありました。その影響で、断面図を表示するときに不正終了することがありました。
- 入力したモデルのサイズが小さい場合に、メッシュ分割後の要素サイズが5mm以下となると、入力した線荷重、線拘束が、線上ではない周囲の節点に対しても作用してしまうことがありました。
- 入力部
- 物件選択ダイアログにおいて、削除ボタンで物件データを削除する際、確認画面を出すようにしました。
- [マウス入力]-[荷重条件の指定]の修正モードにおいて、総荷重で指定された面荷重を選択すると、不正終了することがありました。
- [4 荷重・拘束]での荷重入力において、-0.10~-0.99の値が入力できないことがありました。マウス入力で入力した場合には問題ありません。
- [入力項目-2.計算条件]で単位系を変更しても、[結果-作図-梁応力図]において値が常にSI単位となっていました。
- 断面ラインとメッシュ分割の境界ラインが重なる場合、断面ラインの結果が正しく表示されないことがありました。
- 解析節点座標のシート表示で、-9999を下回る値が表示できず、空白となっていました。
- 出力部
- 通常出力のとき、組み合わせケース111~組み合わせケース120の計算結果(最大・最小値と断面ライン結果)が正しく出力されず、「--- データなし ---」と出力されていました。
- その他
- テキストブラウザでジャンプ項目を指定した後、メニュー項目の「前を検索」または「次を検索」を指定することにより、ジャンプ項目名を検索できるようにしました。
- テキストブラウザにおいて、「前を検索」したときに、検索した文字列が見つからなければ"「(検索文字列)」が見つかりません。"とメッセージを表示するようにしました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『FEM 解説書』
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注意事項
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- 対象バージョンは、Ver.2.09です。ご使用の『FEM』のバージョンを
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