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Super Build/SS2アップデートファイル

更新内容

旧Ver.2.36 → 新Ver.2.40(VerUp対象Ver.2.05)

インターネットダウンロード : 2006/08/17
* SS2 限界耐力、マウス入力、Op.1、SS2.5を含む

◆機能アップ
構造計算書(その1)に、付録として「入力データリスト」を出力できるようになりました。
風荷重について、屋根面の吹き上げが考慮できるようになりました。
屋根形状を入力することで風力係数を計算し、求めた風力係数を最も上に配置された床に対して自動配置する補助機能があります。
* 風力係数はマウス入力でのみ配置できます。
弾塑性解析において、「12.6柱脚形状」で柱脚を指定した柱に対し、柱脚曲げ耐力算定用の軸力にブレースによる付加軸力を考慮できるようになりました。
SS2の別途計算機能として、耐震壁の自動設計、柱脚の自動設計(S造根巻、S造埋込、SRC造埋込、S造露出柱脚におけるベースプレート・リブプレートの検討)を追加しました。
(詳しくは、PDF解説書「耐震壁の自動設計 柱脚の自動設計 解説書(SS2 Ver.2.40機能アップ)UEWUCK.pdf」をお読みください。)
* この機能をお使いいただくためには、『Super Build/SS2 評価ライセンス』が必要です。
【マウス入力】 マウス入力に以下の機能を追加しました。
柱、梁、壁、雑壁、開口、小梁、片持ち梁、外部袖壁が実寸のイメージで描画できるモードを追加しました。
符号・No.の表示/非表示と連動して、部材の表示/非表示が切り替えできる機能を追加しました。
片持ち梁、外部袖壁を節点のクリックで配置できるように変更しました。
片持ち梁、片持ち床、外部袖壁をShiftキーを押しながら貼り付けると、出の方向が逆になるようにしました。また、柱は鉄骨の向きが反転し、梁はミラー配置になります。
クロス小梁登録の床No.が0のデータは、吹き抜けの描画になるようにしました。
柱、梁、開口、床組の保持している登録No.を初期化し、登録データの整理が行えるようにしました。
柱の[コンクリート−材料]、[鉄骨−柱頭,材料]、[主筋−本数,材料]、[芯鉄筋−本数,材料]、[フープ−本数]の画面で右クリックによるポップアップメニューに[消去]を追加し、値を0にすることができるようにしました。
(梁も同様)
[スパン・階高の追加・訂正]で、軸名・層名・階名を範囲選択したときの右クリックのポップアップメニューに[連続データ]を追加しました。
このメニューを選ぶと、範囲選択した一番上の文字列にあわせて連続データ(例:X1,X2,X3…)に一括変更できます。
ただし、英数字にのみ対応し、軸名は昇順、層名・階名は降順となります。
◆変更点
【マウス入力】
柱、大梁に断面性能直接入力による部材を配置していた場合、[12.3梁符号と配筋]、[12.4柱符号と配筋]の画面を開いた後、マウス入力を再度開くと断面性能直接入力による部材の符号No.が変わっていました。また、[断面リスト編集−柱]を開くと、「同じ符号で異なる断面の箇所があります。」のメッセージが表示されていました。
『SS2 Op.1』又は『SS2.5』の物件データにおいて、マウス入力で層の追加・削除を行った場合、[4.2コンクリート]のデータが更新されていませんでした。
複数階にわたるセットバックを両方向に指定し、その間の階に腰折れ高さの指定があると、セットバックのデータが正しく保存されませんでした。
多層にわたるセットバックを移動量0.001といった小さい値で指定していた場合、次回起動時にその指定が有効になりませんでした。
平面図で見下げのとき、壁配置の訂正が行えませんでした。
RC柱の形状を長方形から円柱に変更して保存しても、正しく保存されず、長方形のままになっている場合がありました。
セットバックを有するデータをマウス入力で保存すると、セットバックのデータが一部ゼロになり、マウス入力が起動できなくなる場合がありました。
【入力・入力データ出力】
[2.3応力計算条件−5.せん断による変形の考慮]を“<3>鉛直・水平共考慮しない”とした場合に、捩り剛性を0としていたため、応力解析で不安定架構になることがありました。
許容応力度等計算のときは、[2.6荷重増分条件−解析終了条件−層間変形角]は無効ですが、一旦[基本事項−計算ルート−構造計算手法]を“限界耐力計算”として、[2.6荷重増分条件−解析終了条件−層間変形角]を入力すると、“許容応力度等計算”に変更しても有効になっていました。
[12.3 梁 符号配置と配筋入力]画面において、片側ハンチなど左右のB,Dが異なる部材がある場合、左右のB,Dが入れ替わった存在しない部材が表示されていました。当該断面の符号をミラー配置した場合のみ、B,Dを入れ替えた部材を表示します。
[12.3 梁 符号配置と配筋入力、12.4 柱符号と配筋−配筋入力]画面から[選定結果の読み込み]画面を開いた時、範囲の指定の“符号No.”が不正な値となる場合がありました。
画面の解像度が1024×768であっても、[画面のプロパティ−詳細設定−DPI設定]で“大きなサイズ”とすると、[12.6柱脚形状]の入力ダイアログが、画面に収まらず入力操作できませんでした。
[12.6柱脚形状]で、S造露出のアンカーボルト長さとアンカーボルト径共に負値入力したとき、剛性計算における柱脚部の回転バネ定数の計算が誤っていました。
[13 基礎関連データ−13.10 BF1の利用方法−2.BF1データ更新項目]で、“基礎床組(ベタ基礎)”のチェックの有無に関するデータ読み込みができませんでした。
限界耐力計算としたとき[14.1.1損傷限界条件]の入力画面で、収束判別の説明文を修正しました。
誤)全階のBsi値について・・・
正)全階のBdi値について・・・
入力項目を[標準使用材料−ウルボン]から[標準使用材料−ウルボン・リバーボン]に変更し、高強度せん断補強筋の種類でウルボン又はリバーボンを選択した場合のみ入力データListでこの項目を出力するようにしました。
入力データListの以下の項目で、H形鋼のt1、t2の小数部を出力していませんでした。
[1.6 部材形状登録 (6)片持ち梁]
[1.12 断面算定 (3)梁符号と配筋 2)配筋登録]
[1.12 断面算定 (4)柱符号と配筋 2)配筋登録]
【剛性計算】
剛性計算において、非常に大きな断面のとき、捩り剛性の値が最大値の 999999999 を超え、不正な値になる場合がありました。
【荷重計算】
添付データにおいて、[6.5 開口−開口部建具などの重量の考慮]を“しない”とした場合と“した”場合で、節点重量・地震用重量の結果に考慮されない場合がありました。
片持ち床内の小梁が節点に取り付く場合でも、荷重計算できるようになりました。
これまでエラーメッセージ「ERROR No.76 片持ち床の小梁位置がスパン長を越えている。」を出力していました。
50層を超える物件データで、[1.基本事項−21.各層床面積]が入力済になっていると、荷重計算で保護エラーが発生していました。
軸振れや隅切りにより傾斜した大梁に、小梁と小梁の交点が重なるとき、荷重計算で保護エラーが発生する場合がありました。
【設計応力・断面算定】
RC梁 必要Pwの計算において、左端の検討位置が右端から1/4L以内にあるとき、右端の配筋を採用すべきところ、中央の配筋を採用していました。
梁の断面算定において、柱の構造心が外側にあり梁の断面算定位置を“梁・柱面”としたとき、梁の端部断面算定位置が柱せいの値になっていました。この場合、梁の内法寸法も誤った値になっていました。
SRC梁の断面算定において、[解析と結果出力−断面計算と出力指定]でSRC梁の出力形式を“代表(詳細)”又は“部材(詳細)”とすると、断面算定計算中に不正終了していました。
RC柱断面算定において、Pgの判定に用いる鉄筋量の算定でY方向の鉄筋径が大きいときに正しく計算できていませんでした。
[2.4.7接合部-6.接合部の検定]を“<3>する(保有耐力結果を用いる)”とし、[7.5断面性能直接入力]の部材を配置していると、[せん断設計]の計算中に実行時エラーが発生する場合がありました。
RC接合部の検討においてVjuとQduがごく僅かな差の場合、Vju/Qduが0.99となっても「WARANINGNo.650 設計用せん断力が強度を超えている。」が出力されないことがありました。
『SS2 Op.1』または『SS2.5』の場合に、必要付着長さの検討(RC規準1999)を行うとエラーが発生していました。
日立機材株式会社製プログラム「日立柱脚検討システム(S/SRC)」とのデータリンクにおいて、多雪区域の設計用応力の組み合わせは、「日立柱脚検討システム」で行われますが、積雪荷重による応力を組み合わせた応力をリンクしていました。
また、γ値がルート2のときでも1.0になっていました。
露出柱脚の断面算定において、σc,Tの値が負値になる場合がありました。
(解説書 計算編「10.7.1 曲げモーメントと軸力に対する検討」 4)の計算に誤りがありました。)
アイエスケー株式会社製 ISベース Cシリーズが選択できなくなっていました。
柱脚断面算定において、SRC非埋め込みのコンクリート材料に不正な文字が出力されていました。また、ISベースではコンクリート材料が出力されていませんでした。
【部材耐力計算】
RC連スパン耐震壁の荒川式によるせん断終局耐力において、軸力に関する項が剛比分配されていました。
上階で右側にオーバーハングしている耐震壁の場合、せん断耐力に用いる形状によるシアスパン比(M/Q)が正しく算出されませんでした。
RC耐震壁のせん断耐力の算定で、d(=D−Dc/2)を求める際のDcに引張側の柱を採用していました。
Ag式による柱の終局曲げ強度の計算において、引張主筋の本数が奇数本数で配筋された場合、g1(引張筋重心と圧縮筋重心との距離の全せいに対する比)が正しく計算されていませんでした。
【弾塑性解析・保有耐力計算・必要保有水平耐力】
弾塑性解析において、梁の水平面内の剛性は、梁にひび割れが発生した時点で低下させていましたが、不安定架構による解析終了を回避するため、曲げ降伏、せん断破壊が生じても解析終了時まで弾性剛性を維持するようにしました。
S造露出柱脚の結果出力で、Y方向だけ増分解析している場合、ex, ey, cσc, cσtがゼロと出力されていました。
柱脚の終局時の検討で、中間荷重を考慮した二次曲線による応力を採用していませんでした。
必要保有水平耐力比較表で、D部材を考慮しない指定の場合、D部材の耐力集計値が設計限界時のQu値を上回る場合に、備えQu, Qu/Qun値を符号付きで出力するようにしました。
【結果出力】
構造計算書(その1)で崩壊メカニズム図の表題に加力方向の表記が有りませんでした。
SS2低層版で、構造計算書(その1)を出力すると、表紙の[(財)日本建築センター性能評価年月日]が誤った日付になっていました。また、Ver.2.10以降では、[国土交通大臣認定年月日]及び[(財)日本建築センター性能評価年月日]がSS2の日付になっていました。
解析と結果出力及び結果出力で、既に同名の出力ファイルがある場合で、出力される内容がないとき、これまで空白のファイルになっていましたが、既存のファイルを削除するように変更しました。
なお、上書き確認のメッセージに「※該当する出力がない場合、既存の ○○○.PRC は、削除します。」を追加しました。
また断面算定で出力ファイルがなかった場合、「該当する出力はありませんでした。」メッセージを表示するようにしました。
SS2 Ver.2.36にて、テキストブラウザで“SSFile1.PRC”を開いたままの状態で同じファイル名で結果出力したとき、「上書きしますか?」の確認画面で[OK]をクリックすると「実行時エラー75 パス名が不正です。」が発生し、強制終了していました。
X方向の計算ルートを満たしていない場合でも、Y方向の設計ルートが満足していると、終了時メッセージ「ERROR No.712 指定された設計ルートを満足していない。」が出力されませんでした。(Ver.2.35以降の不具合です)
RICOH imagio MF1530などポストスクリプト対応プリンタにおいて、印刷速度が極端に遅くなることがありました。
解析結果出力の内容が空のファイルをテキストブラウザで開こうとするとエラーが発生していました。
【限界耐力計算】
S梁とS柱の仕口部分の検討結果が損傷限界の判定に採用されていませんでした。
[2.4.2 断面算定条件−RC部材−付着応力度,必要付着長さの検討(RC規準1991)]を“<1>する”としていても、二段配筋している梁の検討は行いませんが、損傷限界の増分解析では検討してしまい、誤って損傷限界に達したと判断される場合がありました。
RC柱の断面算定で二軸曲げを考慮した場合、短期許容軸力を超えても損傷限界に達したと判断されませんでした。また[二軸曲げを考慮したRC柱の断面算定]で許容軸力を超えた場合は「MA:0」、「判定:9.99*」と出力するようにしました。
構造計算書(その1)の[§9地震時安全限界の検証−(4)変形能力の確認]が出力されませんでした。(Ver.2.35以降の現象です)
【作図・3D作図】
作図[平面図]の床組みにおいて、小梁に断面性能直接入力による部材を用いていた場合、直前に描画した小梁の幅で描画していました。
作図[平面図]の片持ち床、出隅、入隅において、リブが鉄骨の場合、リブの幅が1/2になっていました。
作図の平面図にて、隅切り部分に片持ち床を配置している場合、隅切り部分の実断面の梁を配置した側の柱をセットバックしたとき、片持ち床が正しく描画されていませんでした。
3D作図−柱のM-N耐力曲線について、ウィンドウ切り替えで4つのうちいずれかを表示した状態で[印刷プレビュー]を表示してから、[印刷]を行ったとき、下のほうに別の耐力曲線の内容が出力されていました。
【CSV入出力】
[CSV入出力]の[CSVファイル→SS2データ]において、[片持ち床・出隅・入隅配置][小梁特殊荷重配置]で0層に配置したデータを読み込むことができませんでした。
[CSV入出力]の[CSVファイル→SS2データ]で以下の項目を読み込む場合、鉛直水平の別途指定を“しない”としても、鉛直・水平で異なった値を入力していれば、別途指定したものとして計算していたので、鉛直で入力した値を水平にも読み込むようにしました。
[10.1 剛性−剛性低下率・形状係数]
[10.2 剛性−剛度増大率]
[10.3 剛性−袖壁・腰壁・垂壁の有効断面の低減率]
[10.4 剛性−剛域]
[10.5 剛性−耐震壁の置換断面性能]
[11.1 応力−支点の状態]
【解説書・ヘルプ】
以下のPDF解説書を発行・改訂しました。また、ヘルプを更新しています。
SS2の[ヘルプ−PDF解説書]で、PDF解説書の一覧が表示されます。
詳しくは、各解説書の巻末にある更新履歴を参照してください。
新:耐震壁の自動設計  柱脚の自動設計  解説書(SS2 Ver.2.40機能アップ)
  • SS2 マウス入力 ファーストステップ・ガイド 第2版
  • SS2 マウス入力 解説書 第6版
  • SS2 入力編 Ver.2.40対応 第12版
  • SS2 計算編 Ver.2.40対応 第13版
  • SS2 出力編 Ver.2.40対応 第3版
  • Super Build/SS2 CSVファイル入出力 Ver.2.40対応

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注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。また、更新内容を必ずご一読ください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build 総合(個別)メンテナンス』ご契約者様です。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
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2006/08/17

SS2 Ver.2.40(一括アップデート)

release500w.exe[309MB]

  • このアップデートファイルは、『SS2』Ver.2.40、『BF1』Ver.3.05、
    『WRC』Ver.3.10、『FEM』Ver.2.07、『RC診断2001』Ver.1.62、
    『S耐震診断』Ver.1.10、『耐震診断』Ver.4.65、
    『Op.官庁施設耐震診断』Ver.1.64、『FA1』Ver.3.25、『MC1』Ver.1.70、
    『宅造擁壁』Ver.1.20、『積算』Ver.2.03、『RC2次部材』Ver.1.23、
    『US2-改訂版』Ver.6.15、『CS1』Ver.1.32、『Op.耐震壁』Ver.2.74、
    『Op.柱脚』Ver.2.85、『AD1-base』Ver.2.23、『AD1-リスト』Ver.2.16、
    『AD1-伏図』Ver.2.17、『AD1-軸組図』Ver.2.18、『VARIE'』Ver.2.80、
    『SoilBase』Ver.1.54を一括でアップデートします。
    個別にアップデートできません。
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