Super Build/SS3アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.48 → 新Ver.1.1.1.49(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2019/09/10
- ◆機能アップ
- S造露出柱脚の断面検定において、「2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書」の質疑(Q&A)の No.42-③の対応として、S造露出柱脚の立ち上げ部のせん断力による剥落の検討はアンカーボルトがせん断力を負担するときのみ行うようにしました。
- S造露出柱脚のアンカーボルト定着の検討に用いる水平投影面積について、XY方向別に入力できるようにしました。
- 付着割裂破壊の検討を、梁・柱それぞれで指定できるようにしました。
- 別途計算機能[柱脚の自動設計]において、ベースプレートの検討に用いるアンカーボルト引張力について、「降伏耐力」と「存在応力」のどちらを採用するかを選択できるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 【荷重計算】
- 荷重計算において、最下階および下層柱抜けの柱脚部分では、その節点に取り付く梁の最大の梁せいと同じ長さの柱重量を柱自重として、その節点重量に加算しますが、取り付く梁がS造のハンチ付部材または断面性能直接入力部材のとき、柱重量が正しく計算できていませんでした。
- 【応力解析】
- 増分解析において、耐震壁のせん断耐力が前ステップのせん断力より小さくなるとき、せん断破壊として判定されない場合がありました。
- 【断面断定】
- S造露出柱脚のアンカーボルト定着の検討において、コーン状破壊の水平投影面端が基礎柱の内側に位置するとき、水平投影面積Achが不正な値になっていました。
- S造露出柱脚のアンカーボルト定着の検討において、水平投影面積Achを計算する際、定着金物寸法を考慮するようにしました。
- 構造計算書
- 構造計算書出力「1.3.1 略軸組図」において、片持ち床が二重スラブの0層に配置されている場合で、梁に対して正方向(平面的に見て上または右)に配置し、その位置にダミー梁が取り付いているとき、1層に配置されているように描画されていました。
- 構造計算書出力「3.1 メッセージ一覧」において、[一連計算出力]を実行した後に[一連出力]を実行したとき、メッセージ「Error No.743 一次設計で弾塑性解析を行っている。」が出力されない場合がありました。
- 構造計算書出力「15.エコーデータ」が出力できない場合がありました。
- 作図部
- 作図の立面図において、片持ち床が二重スラブの0層に配置されている場合で、梁に対して正方向(平面的に見て上または右)に配置し、その位置にダミー梁が取り付いているとき、1層に配置されているように描画されていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『SS3』 入力編
- 『SS3』 計算編
- 『SS3』 出力編
- 『SS3』 CSVファイル入出力
- 『SS3』 耐震壁・柱脚の自動設計 解説書
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