UNION BIM/SS7 ST-Bridge IN(β版)
アップデートファイル
更新内容
旧Ver.0.1.1.2 → 新Ver.0.1.1.3
インターネットダウンロード : 2025/03/25
- ◆機能アップ
-
二重スラブの下側の床として変換する境界値を0mm固定から、入力指定できるようにしました(デフォルト:-100mm)
スラブのZ方向のオフセット(StbSlabOffset::offset_Z)が境界値より小さい床は二重スラブの下側の床として変換します。 -
- 『SS7』Ver.1.1.1.20に対応しました。
- 柱のふかし厚さ(StbColumn::thickness_add_*)を「柱の打増し」、大梁のふかし厚さ(StbGirder::thickness_add_*)を「大梁の打増し」として変換するようにしました。
- 溝形鋼のS造柱・梁を変換するようにしました。
- 角形鋼管・円形鋼管・溝形鋼のS造大梁・片持梁・小梁を変換するようにしました。
- 弱軸配置したH形鋼・溝形鋼のS造大梁・小梁を変換するようにしました。
- ◆変更点
- 変換後[読込ファイル][書込ファイル][ログファイル]の欄を空欄にしますが、Fatalのログが出力される場合は残っていました。
- 柱や梁の断面配筋に主筋重心位置(center_*)のデータがあれば、「name=標準使用材料,tab=鉄筋位置」の「鉄筋位置>入力方法」を“1”(dt)で変換するようにしました。
- 主筋径(D_main)に対応する鉄筋強度のデータが存在しないとき、「name=RC柱断面」の「主筋材料」に“標準”と出力すべきところ、空欄になっていました。
- X軸・Y軸に属していないON_GRIDの節点がある場合、変換が中断していました。その節点に取り付く部材を取り除いて変換するようにしました。
- 平行軸(StbParallelAxes)において、X軸グループの角度(angle)が270度、Y軸グループの角度が0度を想定していましたが、X軸グループが90度、Y軸グループが180度の場合も変換するようにしました。
- 最下層にGRIDから座標が外れるON_GRIDの節点があれば、「軸振れ」として変換しますが、最下層に節点がない場合は、直上層の節点で「軸振れ」を認識するようにしました。
- 階属性(StbStory::kind)が“PENTHOUSE”となっている階をカウントして「PH階数」として変換しますが、カウントされないケースがありました。
- 多層にわたる柱の構造種別を、中間層の構造種別に考慮していませんでした。
- 片側ハンチのとき、梁のせいを誤って変換していました。
- 2Fより上の鉛直ブレースが変換されない場合がありました。
- 連続して変換すると、「鉛直ブレースの任意配置」のNoが前回変換時のNoの続きになっていました。
- 二重スラブのとき、床や小梁が正しく変換されない場合がありました。
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フレーム面内の壁として変換する条件を変更しました。
・節点がすべて同じGRIDに属する
・節点が3つ以上あり、座標が同一平面上にある
↓
・節点がすべて同じGRIDに属する
・ON_GRIDの節点が4つ以上あり、座標は同一平面上でなくてもよい。 - オフセットリスト(StbWallOffsetList)がない壁が変換されない場合がありました。
- フレーム外雑壁が変換されない場合がありました。
- 開口の位置に壁の1点目のオフセット(StbWallOffset)を考慮していませんでした。
- 柱断面(StbSecColumn_RCなど)や梁断面(StbSecBeam_RCなど)において、所属階(floor)の属性がない場合に変換されませでした。floorがない場合やNullの場合は符号の添字を“-”で変換するようにしました。
- 片持床・出隅床において、周囲の節点が4点を超える場合でも、長方形と認識できれば変換するようにしました。
- スラブの荷重伝達方向(StbSlab::direction_load)および荷重の伝達角度(angle_load)より、「name=床断面」の方向(X方向またはY方向または両方向)を変換するようにしました。
- スラブ断面の厚さ(depth)を「name=床断面」の「t」だけでなく「te」にも変換するようにしました。
- 組立角形鋼管(StbSecBuild-BOX)の板厚t1=t2のとき、“□-AxBxt1xt2”で変換していました。『SS7』で読み込みできるように“□-AxBxt1”で変換するようにしました。
- 角形鋼管(StbSecRoll-BOX)の形状名(name)のパラメータの間の文字が“*”のとき、“x”に置換して変換するようにしました。
- 鉄骨断面(StbSecSteel)の形状名(name)のパラメータの間の文字が“X”(大文字)のとき、正しく変換されませんでした。
- 鉄骨断面(StbSecSteel)の変換において、形状名(name)から変換していたのを、各パラメータ(A,B,t1など)から形状名を生成して変換するようにしました。
- StbSecColumn_SRC_SameShapeTは、「shape_T」は本来T形鋼(StbSecRoll-T)ですが、H形鋼のときのみ変換していました。T形鋼のときも変換するようにしました。
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以下のログを追加しました。
・E191:StbBrace:ブレースID=○○は、断面ID=○○に対応する断面が不正なため出力しません。
・E192:StbOpen:開口ID=○○は、配置できる壁がないため出力しません。
・W176:StbOpen:開口ID=○○は、開口までの距離が負値となるため0とします。
・W177:StbSecSlab_RC:RCスラブ断面ID=○○は、使用されるStbSlab:床ID=○○の荷重伝達方向が不正なため方向に両方向を出力します。
・W178:StbSecSlabDeck:デッキプレートスラブ断面ID=○○は、使用されるStbSlab:床ID=○○の荷重伝達方向が不正なため方向に両方向を出力します。 -
重複した内容があったため、以下のログを削除しました。
・E159:StbBrace:ブレースID=○○は、断面ID=○○のブレース種類が○○ではないため出力しません。
・E171:床を配置できる領域がないため、床・小梁は出力しません。
・W084:階名○○は、名前が半角5文字以上であるため○○とします。 -
ログを以下の内容に変更しました。
・E083:StbGirder:梁ID=○○は、始端ID=○○と終端ID=○○の所属軸が異なる、または、同一節点になっているため出力しません。
・E145:StbParapet:パラペットID=○○は、始端ID=○○と終端ID=○○の所属軸が異なる、または、同一節点になっているため出力しません。
・E179:StbSlab:片持床ID=○○は、節点ID=○○の所属軸が異なる、または、同一節点になっているため出力しません。
・E181:StbSecSlab_RC:スラブ断面のID「○○」は、重複するため出力しません。
・W171:○○:○○の形状名が20文字を超える、または、記号部分が5文字を超えるため、○○とします。
・W174:StbSecBeam_S:S梁断面ID=○○は、鉄骨形状:○○に該当するStbSecSteel:鉄骨断面情報がないため○○に空文字を出力します。
・W175:StbSecBeam_SRC:SRC梁断面ID=○○は、鉄骨形状:○○に該当するStbSecSteel:鉄骨断面情報がないため○○に空文字を出力します。 - ログE120、E181が出力されませんでした。
- 片持床または片持デッキ床と判定される断面が1つもない場合、ログE178やE180が出力されませんでした。
- 「W089:○○は、所属する断面情報がないためRCを出力します。」を出力するケースでは、「主体構造」のRCを1(RCが含まれる建物)とするようにしました。
- 鉄骨断面(StbSecSteel)の形状名(name)だけでなく、パラメータ(A,B,t,rなど)がない場合もログE123~E133を出力するようにしました。
- 片持ちの位置に配置された床のスラブ種類(StbSlab::kind_slab)が“NORMAL”の場合、不整合となるためE188を出力するようにしました。
【変換】
【ログ】
- ◆全体機能
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β版リリース
※β版のためサポートセンターでのサポートは受け付けておりません。
---[END]---
利用方法
- アップデートファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてアップデートを実行します。
- [ライセンスマネージャ]を起動して、[管理者メニュー&ASP申し込み]から“SS7 ST-Bridge OUT & IN & ビューワー”を申し込んでください。
- 『ライセンスマネージャ』でライセンスを取得のうえ、『SS7 ST-Bridge IN』を起動してください。
注意事項
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本ソフトウェアをご使用になる前に、
重要事項の説明書と
ソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、重要事項の説明書とソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
- アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
- インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
- ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build ®総合メンテナンス』ご契約者様です。
- ダウンロードファイルは、公開日に『ESET Endpoint Security™』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
ご案内
- 出力元のST-Bridgeファイルの確認には『ST-Bridge ビューワー』(β版)が便利です。『ST-Bridge ビューワー』(β版)ダウンロードページよりダウンロードしてご利用ください。
- ST-Bridgeの要素・属性の仕様については、『ST-Bridge ビューワー』(β版)起動後、「ヘルプ、解説書」-「ST-Bridge仕様書」で開く「ST-Bridge XMLファイル仕様書(ver.2.0)Revision 1」をご覧ください。
ご注意
- 「セットアップディスク Release 5.05」以上でのセットアップが必要です。
- 『ライセンスマネージャ』Ver.3.16以上が必要です。
- Microsoft® Edgeでダウンロードを行った際に、以下のメッセージが表示された場合は対処方法を紹介したQ&Aをご参照ください。
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『SS7 ST-Bridge IN』(β版)に関するお問い合わせは、
弊社サポートセンターでは受け付けておりません。 - ご不明な点がございましたら、弊社営業支店または販売代理店までお問い合わせください。
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