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Super Build/RC診断2001 Ver2アップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.15 → 新Ver.2.16(VerUp対象Ver.1.70以上)
インターネットダウンロード : 2010/06/07
- ◆機能アップ
- 解析実行時において、[SS3Data読み込み]、[US2(改)Data読み込み]、[結果出力]の計算速度を改善しました。
- メニューの[ヘルプ]からPDF解説書を指定したとき、ブラウザを起動する速度を改善しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 『SS3』または『US2(改)』の軸振れの指定において、ある節点に対して軸振れの指定を行い、その後、同一の節点を始点または終点とする軸振れの範囲指定を行った場合、範囲指定した中間の節点座標を不正に認識していました。そのため、スパン長を誤って認識することがありました。
- 『SS3』の[12.1.1 鉄筋重心位置-12.1.1.3 柱]で、データを2つ以上入力し、その後削除して『Super Build/RC診断2001 Ver2』(以下『RC診断2001』)にリンクすると、削除したはずの鉄筋重心位置の値が『RC診断2001』にリンクされていました。
- 『SS3』データ利用時において、2スパンにわたる梁に中間柱が取り付かない(直交梁は存在する)場合で、2スパン目にミラー処理が指定されていると、2スパン目の右端側の梁の曲げ終局強度とせん断終局強度が不正でした。
- そで壁付き柱の終局強度の計算において、柱の右側にそで壁が取り付いている場合、負加力時で左側引張のときの柱頭Muが不正になるときがありました。
- せん断終局強度の算定において、そで壁が取り付いた両側柱付壁のせん断スパン比M/(Q・L)のLの取り扱いを、そで壁を含めた両側柱付壁の全長から両側柱付壁のみの全長に変更しました。
- せん断終局強度の算定において、そで壁を含めた両側柱付壁のせん断終局強度に対して開口低減率を乗じていましたが、両側柱付壁のみに乗じるように変更しました。
- 耐震壁の曲げ終局強度の算定において、[設計-耐震診断方法-解析条件1-15.曲げ耐力算定用直交壁の考慮]を“<1>する”と指定したとき、負加力時の曲げ終局強度が不正でした。
- 増設ブレースの耐力計算において、既存RC架構部の内法高さは下梁の上面から上梁の下面までの距離を採用するべきところ、常にブレース左側の柱の内法高さを採用していました。
- 3次診断において、[鉛直部材の直接入力]でそで壁付柱の強度寄与係数を指定した場合、常に強度寄与係数を“0”としていました。
- 第2種構造要素に用いる断面積の計算で不正終了する場合がありました。
- 第2種構造要素の検討で、検討する柱に直交壁(両側袖壁付き耐震壁)が取り付くとき、検討する柱の残存軸耐力Nrと軸力支持能力NRに壁板部分の耐力を加算していませんでした。
- 袖壁付柱のせん断終局強度Qsu1、Qsu2、Qsu3、Qsu4のうちQsu1が最大、かつ、ho/Hoが0.75を超える袖壁付柱に直交壁が取り付くとき、残存軸耐力のηrと軸力支持能力のηRを“0”としていました。
- 仮想仕事法で基礎下から各層梁心までの高さを算定するとき、基礎下から1階床までの高さ Δh(入力値)に梁心間距離を累加していたため、1層の梁天から梁心までの距離が重複していました。
- 出力部
- ERRORメッセージNo.74 に層名を追加しました。
- 『US2(改)』データ利用時、地下階を有する場合、ERRORメッセージNo. 4で出力する層が不正でした。
- [形状指標-2.平面剛性・断面剛性に関する指標]の計算条件で“<3>Fesより求める”を指定して、入力データのみを出力させると、SD2(l・n)の欄に不正な値を出力していました。
- 「梁の諸元」で、2スパンにわたる梁に中間柱が取り付かない場合(直交梁は存在する)、1スパンとして出力すべきところ、それぞれのスパンで出力していました。
- 「各柱のF指標とQu」の出力において、記号説明に“LGMu(節)、LGMu(節):節点の左右の梁の終局時モーメント”と記載していましたが、“LGMu(節)、RGMu(節) :節点の左右の梁の終局時モーメント”の誤りでした。
- 「柱部材における残存軸耐力ηrと軸力支持能力ηR」の出力において、柱のF指標が3.0を超える場合、ηrには、“---”と出力すべきところ、不正な値を出力していました。
- 「軸力再配分の検討」の出力において、第2種構造要素を検討する柱から生じる再配分軸力が周辺柱で支持できないときは、第2種構造要素を検討する柱に対して“X”印を表示すべきところ、“@”印を表示していました。(X:第2種構造要素である。@:第2種構造要素でない。)
- 「軸力再配分の検討」の出力において、第2種構造要素の判定に用いた梁のΣQBが出力されていませんでした。
- 「耐震性能診断表」の出力において、検討する階の鉛直部材のF指標がすべて0.8の場合、破壊形式の欄が空白になっていました。
- 作図部
- 「耐震診断」を計算したときと「耐震補強」を計算したときで物件データの階数が異なる場合、作図が起動できないときがありました。
- ワイド画面を使用した場合、平面図および立面図に軸名が表示されないときがありました(軸名が表示されていない状態で印刷すると軸名は出力されませんでした)。
- 平面図と立面図の印刷設定において、「印刷範囲」「スケールの印刷」の指定を記憶し、次に再現するようにしました(作図を終了するまで有効です)。
- 立面図において、部材心と構造心の位置が異なる場合、柱、梁のヒンジが不正な位置に描画されていました。
- 立面図において、多スパンにわたる梁の場合、柱、梁のヒンジが不正な位置に描画されていました。
- 立面図において、[設計-増設ブレース]の雑壁考慮の設定を“<1>袖壁・腰壁・垂壁を無視する”と指定しても、壁厚0cmの袖壁・腰壁・垂壁を表示していました。
- 入力部
- RC造(混合RC造)の階にはさまれたS造またはSRC造(混合S造または混合SRC造)の階が存在する物件データを開こうとした場合、“各層主体構造の設定に問題があります”というメッセージを表示するようにしました。
- データの新規作成時において、「耐震診断方法-診断次数」をすべて“<2>しない”とした場合、「形状指標」の入力で「OK」をクリックしても入力を進めることができませんでした。
- [終局強度の直接入力]で、種類が“<4>柱・袖壁付柱(柱型付壁:低減係数を考慮)”のとき、同一部材に対して正加力時と負加力時それぞれでデータを指定すると、後に入力した方のデータを採用していました。
- [鉛直部材の直接入力]の入力において、データを1行単位でコピーして別の行に貼り付けても、貼り付け前の“種類”で入力できる項目しか貼り付けることができませんでした。
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