Super Build/WRCアップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.41 → 新Ver.3.42(VerUp対象Ver.3.40以上)
インターネットダウンロード : 2009/07/23
- ◆機能アップ
- 立体解析での接地圧の計算に用いる支点反力を、応力解析の結果を用いるか、概算支点反力を用いるか、選択できるようにしました。(Ver.3.41までは、概算支点反力で計算を行っていました)
- 増分解析(境界梁応力の再配分・保有水平耐力の荷重増分解析)の初期応力に、接地圧応力を考慮できるようにしました。
- ◆変更点
- 二重起動時のメッセージを、“Super Build/WRCは既に起動されています。” から “本ソフトは複数起動できません。” に変更しました。
また、先に起動されている『WRC』をアクティブにするようにしました。 - 計算条件-各種計算条件-荷重計算2]の「積雪単位重量」の入力下限値を20、「多雪区域の組み合わせ係数」の入力下限値を δ0.70、δ2:0.35としました。
また、積雪の単位重量の単位を技術基準解説書の表記([N/cm/mˆ2])に変更しました。
※既存データで、下限値を下回る入力がされていても、データ変換は行わず、計算もそのまま行います。 - 節点移動などにより、節点が一直線上に並んでいない場合に、荷重計算中に不正終了することがありました。
- 開口により架構認識で、複数の部材に分かれる壁または梁に、荷重タイプが「集中荷重」または「モーメント荷重」の特殊荷重を配置しているときに、“特殊荷重のパラメータが不正です。”というWarningメッセージが出ていました。(Ver.3.41のみの現象です)
- エラー・ワーニングメッセージダイアログの大きさを変更したとき、メッセージの再描画が行われず表示がくずれていました。
- [各種計算条件-偏心率・剛性率・層間変形角]の「剛性に考慮する雑壁」の厚さ(フレーム内)未満の壁厚となるフレーム面内雑壁の剛性が、剛性率の計算に考慮されていました。
またこのとき、偏心率の計算に用いる剛心位置が原点(0,0)側に寄っていました。 - 立体解析において、[各種計算条件-偏心率・剛性率・層間変形角]の「偏心率・剛性率の計算方法」を“<2>壁断面積による”としていたとき、直交壁などにより複数に分割される壁があると、各階の壁断面積の合計に分割された最初の1区間のみの断面積しか集計されず、壁断面積の合計が少なくなっていました。
また、形状係数Κが考慮されていませんでした。 - 部分地下形状で、最下層以外の基礎については、浮き上がりの判定を行っていないにもかかわらず、必ず浮き上がりのWarningが出ていました。
- 「積雪荷重の考慮方法」が“<3>考慮する(多雪区域)”のとき、[応力解析-水平時応力-支点反力図]に、δ2×積雪時応力を考慮した値を出力していました。
- 「偏心率・剛性率・層間変形角-ねじれ補正」の出力において、平面図の最も下にあるX方向フレームに部材がない場合は、""KR""を必ず空白として出力していました。
- 耐力壁せん断応力度の検定を満足せず、「基づく基・規準」が“壁式鉄筋コンクリート造設計施工指針[2003]”のとき、構造計算プログラムの運営状況に“Warning No.862”ではなく“Error No.035”が出力されていました。
- [基礎・地盤-CMoQo表]の出力において、出力フレーム選択の指定が有効となっていませんでした。
- 積雪荷重を考慮しているときの[基礎・地盤-接地圧による基礎梁応力]の出力において、「部材長」の欄に余分な横線が出力されていました。
- 印刷プレビューを表示したまま、アプリケーションを終了したとき、印刷プレビューが閉じられず、残ったままとなることがありました。
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注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、ソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
- アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。また、更新内容を必ずご一読ください。
- インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
- ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
- 対象バージョンは、Ver.3.40以上です。ご使用の『WRC』のバージョンを
よくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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