Super Build/WRCアップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.42 → 新Ver.3.43(VerUp対象Ver.3.40以上)
インターネットダウンロード : 2010/01/26
- ◆機能アップ
- 出力部
- 出力の[応力解析-長期応力]を[応力解析-鉛直荷重時]に、[応力解析-水平時応力]を[応力解析-水平荷重時]に項目変更し、積雪荷重時の結果を追加しました。
Ver.3.42までは、多雪区域での長期応力にδ1倍した積雪荷重を含めて出力していましたが、今バージョンから常時荷重と積雪荷重を別々に分けて出力するようにしました。 - 入力部
- [各種計算条件-架構認識]の「腰壁を壁梁に含める」のチェックをオフにした場合は、[各種計算条件-壁梁断面検定1]の「壁梁断面に腰壁を含めない」および「基礎梁断面に腰壁を含めない」のチェックを無効にするようにしました。
- コントロールバーの[結果]タブで、計算項目名のツリーをクリックしたときは、その計算で発生しているエラー・ワーニングメッセージをすべて表示するようにしました。
- [建物入力-仕上・荷重-特殊荷重(梁・壁)]の入力で、「荷重形タイプ」が“2:モーメント荷重”の場合は、「地震割合」は計算に関係しないため入力不可とするようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 基礎梁が配置されていないフレーム上に支点を配置していると、架構認識の計算中に不正終了することがありました。
- 開口ではなく、壁梁により壁のフェイス位置が決定する箇所に、節点の上下移動が指定されている場合に、壁の内法高さ(フェイス位置)の計算が正しくできていませんでした。
- 小梁の端部節点で、別の小梁と壁梁が交差していると荷重計算中に不正終了していました。
- 平面解析で、基礎梁応力の算出方法を“<1>壁脚モーメントから算出”としていた場合において、基礎梁端部と壁心までの間に支点が配置されていると、基礎梁端部から壁心までの距離を支点までの距離として計算していたため、基礎梁応力が正しく計算できていませんでした。
- 立体解析において、壁梁が直交の壁梁と相持ちになるような形状のときに、長期応力の結果が直交部材により分かれたものになっていませんでした。
- ねじれ補正係数の計算において、当該階に壁がないフレームについてもねじれ補正係数の計算を行っていました。
- 出力部
- 壁梁断面検定表に出力されるQasにおいて、検定比の大きい加力方向での値ではなく、短期設計用せん断力の大きい加力方向での値を出力していました。
- 付着の検討で、左端と右端または上端と下端で配筋が異なるとき、τaの計算に用いるψとjの組み合わせが正しくない場合がありました。
- 『WRC』セットアップ後、Ver.3.42未満のバージョンで一度も起動せずにVer.3.42を起動すると、[断面検定-長期荷重時断面検定比図]、[断面検定-短期荷重時断面検定比図]で何も出力されなくなっていました。
- [建築物の構造設計概要-構造モデル化図-架構補正データ-スラブ天から構造心までの距離]の出力において、ヘッダに“層”と出力するべきところが、“階”となっていました。
- [保有水平耐力-メカニズム時応力-部材応力図]および[保有水平耐力-メカニズム時応力-破壊形式図]の出力の記号説明で、“■軸破壊発生部材”とすべきところを“■軸圧縮破壊発生部材”としていました。
- [構造設計方針-基づく基・規準]を“<1>壁式鉄筋コンクリート造設計施工指針”とした場合、断面検定を省略する壁梁・基礎梁において、主筋径が12mm未満の場合に「ERROR No.041 保有水平耐力の検討を行っていません。」を出力していました。
- 画面の解像度を変更すると、出力される表や文字の大きさが変わっていました。
- 入力部
- PH階のある物件で階の削除を行うと、削除した階がPH階でなくても必ずPH階数が1つ減っていました。
- 幅が1mmの微小な開口があると、平面図の表示で不正終了することがありました。
- 節点上下移動の指定された節点を、立面図で移動距離を変更した場合において、変更前の移動距離が表示されたままとなっていました。
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