Super Build/WRCアップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.43 → 新Ver.3.44(VerUp対象Ver.3.40以上)
インターネットダウンロード : 2010/05/10
- ◆機能アップ
- 計算部
- [計算条件-各種計算条件-架構認識2-支点の自動認識]を追加しました。
“<2>支点の自動認識をしない”を指定すると、支点の自動認識を行わないようにしました。
また、支点の自動認識において、指定した壁長さに応じて、支点を壁両端または壁中央のどちらかに生成することができるようにしました。 - [計算条件-各種計算条件-荷重計算1-最下層以外の地盤に伝わる水平力の処理-層せん断力を分配する階の指定]を追加しました。
傾斜地に建つ建物や部分地下を有する建物において、軸力比の修正率β1または全層せん断力に対する低減率β2から地盤に伝達される地震時の水平力を求める場合に、β1・β2に乗じる層せん断力の対象階を当該階か直上階か選択できます(Ver.3.43までは直上階の層せん断力にβ1、β2を乗じる方法です)。 - 出力部
- 構造階高を出力できるようにしました。
[建築物の構造設計概要-階・フレーム・節点情報-階情報]で出力できます。 - [計算結果-計算結果CSV出力]で、節点・支点・壁梁(鉛直)・壁梁(水平)・壁柱の架構認識結果をCSVに出力できるようにしました。
また、立体解析において、概算壁軸力・概算支点反力の荷重計算結果をCSVに出力できるようにしました。 - 入力部
- [計算条件-各種計算条件-荷重計算2-積雪荷重-多雪区域の応力組み合わせ係数]の上限を9.99としました。
- ◆変更点
- 計算部
- 壁の左側に壁梁のみが配置されている場合、内のり高さの認識が正しく行えていませんでした。そのため、本来、耐力壁の条件「内のり高さの30%以上」を満足せず、耐力壁とならないはずの壁が、耐力壁と認識されていました。
- 立体解析において、[壁脚支点の自動認識を行う]のチェックをオフにした支点を配置しているとき、支点を配置した壁の両端以外に直交壁があると、その位置に支点が自動認識されていました。
- [計算条件-各種計算条件-架構認識1-スラブ天から各層構造心までの距離]で、[フレームごとに入力する]のチェックをオンにしていた場合で、[計算条件-スラブ天から構造心までの距離]が未入力のとき、各層構造心までの距離が自動計算されたものとなっていました。
- フレーム外雑壁を横切る耐力壁がある場合、計算編解説書P.4-7にあるようにフレーム外雑壁を分割して荷重計算を行いますが、長いフレーム外雑壁があると処理が正しく行えず不正終了する場合がありました。
- 積雪荷重の考慮方法が“<2>考慮する(一般の場合)”のとき、水平力を作用させる重心位置の計算に積雪荷重が考慮されていました。
- 立体解析において、梁の途中に節点があると、直交部材に支えられていなくても、梁の応力区間が分割されていました。(Ver.3.43のみの現象です)
- 立体解析において、下階壁抜けしている箇所の梁の剛性を、梁断面を用いるべきところ、上階の壁厚と壁高さの1/2とした断面を用いていました。
- 基礎の計算において、立体解析で直交フレームによる支点で基礎梁が分割される場合に、直交を考慮するとしたときに直交フレームが負担する軸力が不正でした。
- 出力部
- [計算条件-構造設計方針-保有水平耐力の算定方法]が“<1>総曲げ抵抗モーメント”のときの、[保有水平耐力-破壊形式]の出力に記号説明を追加しました。
- [計算条件-Feso]で、Feso値を直接入力していたとき、[断面検定-壁梁断面検定-検定結果]、[断面検定-壁柱断面検定-検定結果]の出力において、Fesoが負値で出力されていました。
- 入力部
- Windows7において、「マイドキュメント」や「デスクトップ」など特殊な名前のフォルダが、物件を開くダイアログで正しく表示できませんでした。
- 管理者権限がないとファイルの関連付けの変更ができないため、[ツール-オプション]の詳細設定タブの[ファイル拡張子とアプリケーションの関連付けをする]のチェックを無効とすべきところを、関連付けが指定されている場合に有効となっていました。(管理者権限が無ければ、チェックを外しても関連付けの設定は変更されません)
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