Super Build/WRCアップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.47 → 新Ver.3.48(VerUp対象Ver.3.40以上)
インターネットダウンロード : 2012/07/04
- ◆機能アップ
- 計算部
- 接地圧による基礎梁応力の計算において、支点を考慮した区間でCMoQoを計算できるようになりました。
- 壁梁の設計用せん断力割増し係数n が、2.0未満の場合にWarningメッセージを出すようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 開口の下端がFL位置またはFLより下側となっている場合に、その開口に接する壁の脚部フェイス位置までの距離が0(節点位置)となっていました。
- 「lo+ho≦800mm」かつ「0.5≦ho/lo≦2.0」の条件に合致する開口が、他の開口と接している場合に、壁を分割しない小開口の判定で演算誤差により不正終了する場合がありました。
- 平面的に斜めの耐力壁の実長の計算において、[各種計算条件-架構認識1]の[耐力壁実長の計算方法]を“<1>下階壁抜けを考慮する”とし“端部に配置された直交壁厚を考慮する”とした場合、本来、壁の角度に補正した直交壁厚を考慮すべきところ、補正せずに考慮していました。
- 雑壁を考慮しない偏心率の計算において、自立壁の重量が重心位置に考慮されていませんでした。
- [建物入力-標準データ-鉄筋材料]の「標準鉄筋径」タブの“曲げ交差部”に、鉄筋径が指定されていないと、耐力計算中に不正終了していました。
- 耐力壁を分割しない小開口(計算編解説書P.2-5参照)が配置されている壁のせん断耐力において、開口低減率が考慮されていませんでした。
- 剛域を考慮した応力再配分および、荷重増分解析において、壁の危険断面位置が開口位置からさらに剛域だけ内側に入った位置となっていたため、降伏判定が正しくできなかったり解析中に不安定となってしまうことがありました。
- [各種計算条件-保有水平耐力1]の「直交壁の考慮」で、“<1>する”を指定していた場合に、Nwtによる偏心モーメントMeを計算する際の偏心距離を壁長さの半分ではなく、壁高さの半分としていたため、崩壊判定が正しくできていませんでした。
- 短期(転倒時)接地圧の検討で、本来不要である応力増大率ηが考慮されていました。
- 接地圧による基礎梁のせん断力が、CMoQoで求めたQoとなっていました。
- 符号名の変更を行った場合に、再計算の判定ができていなかったため、断面検定終了後に符号名を変更しても、変更前の符号名で断面検定表が出力されていました。
- 配筋入力が断面積入力でなく(鉄筋本数入力)、左端・右端と断面が全く同じ壁梁に対して、ミラー配置の指定を行っている場合に、壁梁断面検定において「ERROR No.51 梁の許容曲げモーメントが0になっています。」が発生していました。
- 壁柱断面検定の降伏曲げ耐力及び終局曲げ耐力において、片側に直交壁が取り付く壁のl'を壁長さの0.9倍とすべきところを、直交壁の中心から他端までの距離としていました。
- 壁柱断面検定において、頂部に壁梁が取り付かない壁のΣMu/h'による設計用せん断力の計算で、壁頭部のMuを0として計算していました。
- [保有水平耐力-部材耐力-壁梁せん断耐力表]のQuの計算において、スラブを考慮するとしていても腰壁が取り付く壁梁のbeにスラブが考慮されていませんでした。
- [保有水平耐力-終局時の部材検討-壁梁の検討]の出力において、壁梁のメカニズム時せん断力が負値となっている場合に、(Qu-Qo)/Qmが正しく計算できておらず、誤ってQuに“*”がつくことがありました。
- 出力部
- [設計方針と使用材料-使用材料-コンクリート-コンクリート材料]で出力する「単位容積重量γ」を小数第一位まで出力するようにしました。
- [準備計算-耐力壁の検討-壁量]の出力で、壁量の出力桁数を判定値(α・β・Z・I・Lwo)にあわせ小数第二位までとしました。
- 「基礎・地盤-計算条件」の出力で“・基礎梁応力算定用梁長さに剛域を考慮”の後に“する”または“しない”が出力されていませんでした。Ver.3.42からの現象です。
- [各種計算条件-保有水平耐力4]の「終局時の検討-直交加力時の検討」を有効としている場合に、[保有水平耐力-終局時の部材検討-壁梁の検討]の出力において、右端の加力方向の出力がXとYで逆になっていました。
- 計算結果CSV出力の「基礎計算-設計用基礎梁応力」の項目名を、「基礎計算-接地圧による基礎梁応力」に変更しました。
- 入力部
- どのフレームとも交差していないフレームを[フレーム延長]で延長させようとすると不正終了していました。
- 立体解析で基礎計算を行う場合に、基礎梁中央モーメント(Mc)に関する計算条件が指定できませんでした。
- 作図部
- 応力図において、荷重ケースを「転倒X」または「転倒Y」としたときに、基礎梁の左端と右端両方のせん断力を表示すべきところを、左端のせん断力しか表示していませんでした。
---[END]---
注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、ソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
- アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。また、更新内容を必ずご一読ください。
- インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
- ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左のバナーをクリックしてダウンロード(無償)してからご覧ください。