Super Build/WRCアップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.50 → 新Ver.3.51(VerUp対象Ver.3.40以上)
インターネットダウンロード : 2014/10/20
- ◆機能アップ
- 作図および結果出力において、スパン長、階高、FLおよびGLの表示位置と階名押さえ[▽印]サイズが設定できるようにしました。
- 結果出力において、開口No配置図を個別に出力できるようになりました。
- 結果出力の開口重量配置図で、符号を非表示にすることができるようになりました。
- 結果出力の仕上配置図を、平面と立面に分けて出力できるようになりました。
- 結果出力の特殊荷重配置図を、平面と立面とに分けて出力できるようになりました。
- 平面図で、小梁符号、仕上、積載荷重、特殊荷重、積雪増減率の表示位置を改善しました。
- 立面図で、壁符号、パラペット符号、仕上、特殊荷重の表示位置を改善しました。
- 応力図で、壁の軸力・せん断力の表示を横並びから縦並びに変更しました。
- 応力図で、支点反力を縦書きに変更しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 複数開口が上下同じ位置に並んでいる場合で、かつ開口を包絡していないとき、壁柱のフェイス位置が正しく計算できていませんでした。(フェイス位置は、壁柱から水平方向に最も近い開口の端部としますが、上下同じ位置に複数開口がある場合は包絡した1つの開口として計算すべきところ、最後に配置した開口の端部をフェイス位置としていました。)
- 基礎梁の断面検定において、転倒時の設計用せん断力と許容せん断力を比較する際、設計用せん断力を絶対値としていなかったため、設計用せん断力が負値の場合に誤った判定結果となることがありました。
- 基礎梁の断面検定において、転倒時の許容せん断力QASを計算する際、α(=4/{M/(Q・d)+1})に用いるせん断力Qを絶対値としていなかったため、Qが負値となる場合にQASが正しく計算できていませんでした。
- [計算条件-各種計算条件-基礎計算]の[接地圧-直交部分の考慮]で、“<1>する”を選択した場合、演算誤差により当該フレームの支配面積に含まれる直交フレームの範囲が正しく判定できず、接地圧が小さい値になることがありました。
- 床による梁剛性増大率の計算において、軸振れなどにより梁に取り付く床が整形でない場合、床対辺(床の各辺のうち当該梁と最も平行に近い辺)の端点の近い方の距離を協力幅ba計算におけるaとすべきところ、床対辺にある部材(壁梁または壁)の両側の節点の近い方の距離をaとして採用していました。
- 壁梁断面検定の付着の検討において、下端引張時における許容付着応力に上端筋の値を用いて検定を行っていました。また、常に上端引張時の結果を出力していました。
- 出力部
- 壁梁の断面検定結果出力において、短期せん断設計の“αj・η・nQE”は正負加力で検定比(Q/Qa)が大きい方の加力時の値を出力すべきところ、正負加力で“αj・η・nQE”の絶対値が大きい方を出力していました。
- [計算結果CSV出力-増分解析-Q-δ結果]の出力において、以下のように、指定した加方向の結果が出力されていませんでした。
- "X正"を指定したとき、"X負"の結果を出力していました。
- "X負"を指定したとき、"Y正"の結果を出力していました。
- "Y正"を指定したとき、"Y負"の結果を出力していました。
- "Y負"を指定したとき、何も出力されませんでした。
- 結果出力の項目名で以下のように“表”が抜けていました。
- 誤)
「応力解析-鉛直荷重時-軸力表-常時荷重時-支点反力」 - 「応力解析-鉛直荷重時-軸力表-積雪荷重時-支点反力」
- 正)
「応力解析-鉛直荷重時-軸力表-常時荷重時-支点反力表」 - 「応力解析-鉛直荷重時-軸力表-積雪荷重時-支点反力表」
- 誤)
- 以下の結果出力において、片持ち梁配置No.および片持ち床配置No.を出力しないようにしました。
- ・[建築物の構造設計概要-階・フレーム・節点情報-節点移動(伏図)]
- ・[荷重・外力の条件-固定荷重-固定荷重配置-仕上配置]
- ・[荷重・外力の条件-積載荷重-積載荷重配置]
- ・[荷重・外力の条件-積雪荷重-積雪荷重配置(増減率)]
- ・[荷重・外力の条件-特殊荷重-特殊荷重配置]
- 結果出力[建築物の構造設計概要-部材配置-部材配置図(軸組図)]において、[部材配置図(伏図)]を出力した後に[部材配置図(軸組図)]を出力したとき(または同時に出力したとき)、誤って片持ち梁配置No.が出力されていました。
- 入力部
- [支点配置]において、最下層以外で水平剛性を固定とした支点を配置しようとしたときのメッセージを、以下のように変更しました。
- (変更前)
「この支点は最下層以外には配置できません」 - (変更後)
「水平剛性を固定とした支点は最下層以外には配置できません」
- (変更前)
- 作図部
- 平面図において、床面積が0.5[m2]以下の小さな片持ち床の符号を表示できるようにしました。
- 平面図において、演算誤差により、配置した片持ち床が描画されないことがありました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『Super Build/WRC 機能解説書』
- 『Super Build/WRC 計算内容解説書』
- 『Super Build/WRC 出力内容解説書』
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