『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.12 リリースのお知らせ
本日、一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.12をリリースいたしましたので、お知らせいたします。
機能アップ項目は、以下のとおりです。
機能アップ項目
建物の90度回転機能を追加しました。
- メニューバーの「ツール」 > 「入力データの回転」
- 建物全体の登録データ(柱・梁・壁・開口・小梁・フレーム外雑壁・特殊荷重など)と配置状態を保ったまま回転します。
入力データおよび各結果内の入力データの比較ができるようになりました。
- ツールバーから(入力データの比較)アイコンをクリックするか、「ファイル」メニューの[入力データの比較]を選択します。
マウス入力の立面図で階名を表示するようにしました。
[7.10.小梁配置]で、小梁選択時に小梁外周線と寸法を表示するようにしました。
荷重増分解析手法としてNewton-Raphson法を追加しました。
終局時の付着割裂破壊の検討を、梁・柱それぞれで指定できるようにしました。
[7.1.柱(柱脚)]の柱脚部において、以下の機能を追加しました。
- メーカー製柱脚の基礎柱サイズを直接入力できるようにしました。
- 露出柱脚のアンカーボルト定着の検討で用いる投影面積の直接入力をXY別に入力できるようにしました。
杭体の応力計算において、水平力のグループ化ができるようになりました。
[13.基礎計算-13.10.地盤関連]において、読み込める『SoilBase2008』のデータ数を50件に拡張しました。
「1.1.応力図(一次)」において、下記の機能を追加しました。
- 節点重力を作図できるようになりました。
- 平面図においてCMoQoを作図できるようにしました。
コトブキ技研工業のジャストベースJEⅡ型(角形)に対応しました。また、ジャストベースJEⅠ型の最新評定に対応しました。
『SABTEC機械式定着工法 RC構造設計指針(2017年)』に対応しました。
『SABTEC機械式定着工法 RCS混合構造設計指針(2018年)』において、以下の機能を追加しました。
- 既製品柱脚において、設計ハンドブックの柱せいを考慮できるようになりました。
- アンカーボルトのかぶり厚さの検定(Csa≧4da)に対応しました。
JFEテクノワイヤ株式会社の「リバーボン1275」を使用したRC柱において、Ds算定時に塑性ヒンジが発生し、軸方向応力度が0.35Fcを超える場合、注意メッセージ「C1180 高強度せん断補強筋を使用した柱において軸方向応力度が0.35Fcを超えているため、副帯筋が必要です。」を出力するようにしました。
CSVファイルから物件データを新規作成する際に、CSVファイル内の共通項目(計算条件など)で異なる指定がされている場合はメッセージを表示するようにしました。また、読み込み時のメッセージを後から確認できるようにしました。
ご不明な点がございましたら、弊社営業支店または販売代理店 までお問い合わせください。
2019年5月14日改訂
ユニオンシステム株式会社