『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.17 リリースのお知らせ
一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.17をリリースしましたので、お知らせいたします。
機能アップ項目は、以下のとおりです。
機能アップ項目
『Super Build®/SS7 Op.免震部材』の機能を追加しました。
- 『SS7』に免震部材(支承材または減衰材)を配置し、免震層と免震層上部の建物に対して静的な検証を行うことができます。
- 支承材では、圧縮時の剛性と引張時の剛性を考慮した解析が行えます。
- 配置された免震部材に生じる付加曲げモーメントを考慮した解析が行えます。
- 支承材軸力の変動による付加曲げモーメントやせん断力の変動を自動で収束するまで計算します。
- 検証対象とする免震層の変位を指定できます。レベル1、レベル2 や余裕度の検討に対する免震層の変位を指定することで、それらの設計クライテリアに対する免震層や上部構造の検証を静的に行えます。
『Super Build®/SS7 Op.平面立面図出力』*において、JWW(*.jww)形式の出力に対応しました。
*ライセンス名を『Op.平面立面図DXF出力』から『Op.平面立面図出力』に変更しました。
解析結果メッセージの該当箇所を平面図や立面図に表示できるようにしました。
- メッセージウィンドウで特定の部材に対するメッセージを選択すると、平面図や立面図に該当箇所を矢印で示すようにしました。
3D図において、ゾーン形式入力の参照表示、参照貼り付けに対応しました。
- ゾーン形式の入力において、節点や部材の範囲指定を3D図でも可視化できるようにしました。
- 3D図で選択した範囲から、ゾーン形式の入力データを生成できるようにしました。
梁の2段筋、3段筋の位置を個別指定できるようにしました。
- [7.2.大梁-断面-主筋]で、“あき1”、“あき2”を指定できるようにしました。
杭頭モーメントを正加力、負加力それぞれで直接入力できるようにしました。
- [13.11.杭頭モーメント]の入力で、正加力、負加力それぞれでモーメントとせん断力を入力できるようにしました。
- 構造計算書「12.1.6.8.基礎梁への曲げ戻し応力表」、結果出力、添付資料 「7.7.8.基礎梁への曲げ戻し応力表」を新しく出力するようにしました。
高力ボルトF8Tのすべり係数を、0.45と0.4から選択できるようにしました。
仕口の保有耐力接合の検討において、鋼構造接合部設計指針に対応しました。
- 梁と柱で強度が異なる場合は、小さい方のσuで検討するようにしました。
岡部株式会社・旭化成建材株式会社のセレクトベースに対応しました。
川田工業株式会社のハイパー・ブレースに対応しました。
東京製鐵株式会社のTuned-Hにおいて、TH-BシリーズにSM規格を追加しました。
高強度せん断補強筋パワーリング785を使用した柱において、配筋方法が135°フック付きの場合にのみ、A1190(軸方向応力度が0.35Fcを超えているため、副帯筋が必要です。)のメッセージを出力するように変更しました。
高強度せん断補強筋において、「SABTEC高強度せん断補強筋 設計施工指針(2021年)」による、中段筋基礎梁の検討に対応しました。
機械式定着の検討において、「SABTEC機械式定着工法 RC構造設計指針(2021年)」に対応しました。
- EG定着板の改定に対応しました。
- 梁割増し幅方式を選択できるようにしました。
- 中子筋の入力に対応しました。
- 基礎梁上端主筋の必要定着長さの検討に対応しました。
ご不明な点がございましたら、弊社営業支店または販売代理店 までお問い合わせください。
2022年2月1日改訂
ユニオンシステム株式会社