「S&Uセミナー2024 『SS7』の実例紹介」アンケート集計結果

2024年7月24日に「S&Uセミナー2024 『SS7』の実例紹介」をオンラインで開催しました。当日は580名以上の方にご参加いただきました。セミナー終了後にアンケートをお願いしたところ、315名の参加者からご回答をいただきました。
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。 いただきました貴重なご意見・ご要望は、今後の構造設計者向けセミナーの品質向上に活かし、スタッフ一同努力してまいります。

登壇者

  • 最上階に大浴場を設けた13階建ての複合施設(荒井 亮太郎 氏)
  • 扁平柱とFR板を採用した災害時にも『居続ける』ことができる病院(三原 早紀 氏)
  • S造2階建て耐震建物の構造設計と外力分布の検証(河合 諒 氏)
  • 多剛床を用いた独立屋根とPC梁を採用した児童福祉施設(棚木 達郎 氏)
  • コの字平面形状のPRC梁を用いたRC造、一部鉄骨造の平面混構造(佐久間 譲 氏)

アンケート集計結果

セミナーの満足度

90%のお客様が満足またはやや満足と回答

【Q】印象に残った理由(登壇者ごと)

最上階に大浴場を設けた13階建ての複合施設(荒井 亮太郎 氏)

  • 設計する上で気を付けていること や SS7上で役立つ機能 を紹介して頂き、直ぐに業務に生かせることを学べたと思うからです。部材種別図など視覚的に見て分かりやすい機能を知れて良かったです。
  • 当方が対応する業務がS造であるため、最上階に荷重がかかる大規模S造設計計画は大変勉強になった。
  • 設計過程で困ったことと、どう対処したかなど、社外の方からはなかなか聞けない貴重なお話しが印象的でした。感謝いたします。
  • 計画途中ですが、大型浴場の案件があって参考になりました。ダミー階等。
  • 大浴場という複雑な荷重配置になりやすい部屋について、丸ごとダミー層として入力するという発想が新鮮だと感じたため。

扁平柱とFR板を採用した災害時にも『居続ける』ことができる病院(三原 早紀 氏)

  • 以前設計した物件で、扁平柱の設計を行い、苦労した問題点が同じように発生していたので、対策としては間違っていなかったのだと再確認しました。
  • 用途にあわせて扁平柱を採用し、耐震性のみならず付加価値の高い建築物を設計されており、大変参考になりました。
  • 三原氏の病院では、フラットスラブと扁平柱で設備配管のスペースを確保している設計に感心しました。
  • RC壁にスリットを設けない思い切った計画で印象的でした。また自社構法を使用している建物を一般的なソフトで解析しているところが印象に残りました。
  • 精神病棟のフレキシブルな空間の創出の為、SKIT工法を用いデザイン的、構造的にアプローチされていたのが印象に残りました。
  • 扁平柱の納まりや、FR板の端部固定度の考え方、応力処理方法などが参考になりました。

S造2階建て耐震建物の構造設計と外力分布の検証(河合 諒 氏)

  • SS7 Premium の新機能である固有周期・Ai分布の精算機能に興味があったので。
  • 河合様の外力分布の検証は、Aiを精査することでVEできることに感心しました。ユニオンさんのソフトを駆使すると様々なことができる事に気づけました。
  • S造をメインに構造設計業務を行っており、その際のSS7を利用する上での注意点など分かりやすかった。Aiの告示式と精算法の比較検証結果。
  • 河合様の講演で特に興味深かったのは告示波と精算式の比較です。告示式と時刻歴応答解析しか使用したことがなかったので、Aiの差が実際どの程度か知れて参考になりました。
  • 普段携わる規模の物件なのですが、弊社がやらないような解析方法を取り入れられていて、勉強になりました。

多剛床を用いた独立屋根とPC梁を採用した児童福祉施設(棚木 達郎 氏)

  • おまけではありましたが能登地震で地盤が下がって基礎が露出していたり杭がちぎれていたりなどの現状を知ることができたので印象に残りました。また現場緊張梁について追加で荷重を入れたりする必要があったり、CADに変換できることなど知らなかったのでとても勉強になりました。
  • 複雑な建物形状により生じる構造的な問題を、どのように解決したのかひとつひとつ分かりやすく紹介いただき参考になりました。
  • 高さ及び建物形状が複雑であり、入力だけで大変だろうしエラー処理も相当な時間が掛かっているだろうと想像できました。また、エキスパンションジョイントを採用せず、ゾーニングも検討されているのだとは思いますが、複雑な形状を一貫計算で入力されていることがすごいと感じました。
  • 比較的不整形な建物に対して、エキスパンションを用いずに解析する方法や、短柱へのせん断耐力の検討と剛床仮定といった内容がとても役に立ったため。
  • 多剛床での設計を行う機会がほとんどなく、自身で設計する際に参考となる案件が自社にはなかったため、吹抜周囲の剛床の考え方など大変勉強になりました。

コの字平面形状のPRC梁を用いたRC造、一部鉄骨造の平面混構造(佐久間 譲 氏)

  • コの字平面形状の建物はSS7極短柱のの処理方法、片持ちスラブの解析方法スラブ伝達のブレース置換での方法。図面化の方法など今後の使用方法に幅があることを知りました。ありがとうございました。
  • 佐久間様の講演はSS7を実際に操作してくれて、参考になった。(スラブをブレース置換できる、部材配置等) 柱脚商品を柱頭にも使った例は初耳だったのでインパクトがあった。画面上、iPadペンシルで説明していて逐一画面が動くので説明と一緒に理解しやすかった。
  • 佐久間氏の設計プロセスの共有とソフトの実演が非常に良かった。佐久間氏のように、設計プロセスをどのように考え、どのようにソフトに反映をしたのかわかりやすく説明頂けると製品の購入、ウェビナーへの参加をしたいと思えます。
  • 既製品柱脚を上向きに使用するという例は初めてでしたので、非常に参考になりました。今後使える機会があればメーカーと相談して使用してみようと思いました。
  • 具体的なケースを用いて、FEM解析と有グリット解析の使い分けの理由や手法が知れて良かったです。床面内せん断伝達をブレース置換オプションで検討するのは省力化を図れるので、今後やってみようと思います。

【Q】印象に残った理由(全体)

  • 固有値解析、多剛床やPC梁、極短柱の対処法など、SS7を用いての対応などが大変参考になりました。
  • SS7の活用方法という表題に沿った内容だったと思う。
    最初の方はプログラムを使う上での構造設計者としての留意点も話されていてよかった。
  • SS7の応用範囲の広さ、内容共有各プロジェクトより得ることができました。モデリングは可能な限り可能、但し設計者の工学的判断の重要性、検討姿勢は参考となるものが多かったと思います。
  • SS7の上手な使い方、処理方法など、なかなか人からは情報入手しにくいところまで聞けて、かなり情報濃い講習会でした。
  • 普段構造的要因にて意匠側への制約を与える部分も皆様、工夫で提案されており参考になりました。ソフトウェアの有用性のみならず設計者の考えなどが聞けて良かったです。

【Q】ご意見・ご感想

  • 今年新卒でSS7を使ってまだ1か月くらいなのですが全体を通してとても勉強になり有難いセミナーでした。5つとも違う特徴の発表だったので有意義な時間が過ごせました。ありがとうございます。
  • 個人的にSS7を使用し始めて日が浅いため、どのような設計が可能なのか、どのようにSS7を使っているのか、参考になる点が多くあり大変有意義なセミナーでした。ありがとうございました。実例を見ながら設計上の問題点などを知ることができたのは、今後の設計に活かせると考えています。
  • 構造計算プログラムの使用方法ももちろんですが、設計方針や考え方、また講師の皆様のお話の仕方も大変勉強になりました。今後も期待したいセミナーです。
  • 私は学生なのですが、普段の座学では聞けない実務的なお話をされていて、とても参考になりました。私がSS7を使う際はまだまだ整形な形しか、扱っていないので今回のお話をさっそく実践してみてスキルアップしようと思える良い機会となりました。
  • 他社にはない貴重なセミナーなので、今後もぜひ続けていただきたいです。

【Q】年齢

年代別グラフ

【Q】所属

所属グラフ

弊社は、これからもお客様の声に耳を傾け、ソフトウェア開発やサービス向上に取り組んでまいります。今後とも末永くご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

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2024年8月30日

ユニオンシステム株式会社
営業部 部長 池田 智昭

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