Super Build/BF1アップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.27 → 新Ver.3.28(VerUp対象3.10以上)
インターネットダウンロード : 2013/01/28
- ◆機能アップ
- 場所打ち杭において、[杭登録-支持力計算-設計支持力]に入力を追加し、設計用短期許容支持力、設計用終局時許容支持力を指定できるようにしました。これまでは、常に短期は長期の2倍、終局時は長期の3倍としていました。
- 既製杭において、[杭登録-支持力計算-設計支持力]に入力を追加し、設計用短期許容支持力、設計用終局時許容支持力、設計用短期許容引き抜き力、設計用終局時引き抜き耐力を指定できるようにしました。これまでは、常に短期は長期の2倍、終局時は長期の3倍としていました。
- ◆変更点
- 計算部
- CPRC杭の許容せん断耐力の計算において、「既製コンクリート杭-基礎構造設計マニュアル-建築編(2009年5月)」を参考に軸力負担分、らせん筋負担分、シアスパン比の上限を考慮するようにしました。
- 部分地下のある物件で、[基本事項-本プログラムの使用方法-SS3データの採用方法-水平力]を“地震力の合計を採用”とし、かつ“最下層以外の基礎部分の地震用重量を考慮する”にチェックを付けて『SS3』データを読み込んだ場合、[杭の水平力-直上階の水平力]が、最下層以外の層の地盤に流れる水平力分だけ小さい値となっていました。
- ベタ基礎の断面算定において、基礎床の鉄筋を交互配筋にした場合で、かつ強度が異なる鉄筋を使用したとき、許容曲げモーメントが正しく計算できていませんでした。引張鉄筋断面積atは強度換算した値を用いるべきところ、強度換算せずに計算していました。
- ベタ基礎接地圧の検討において、浮き上がりが発生している床は要素分割して、有効な要素のみ考慮しますが、分割する床が平行四辺形(正方形、長方形を含む)以外の床になっていると、要素分割した際に床の一部分を重複して考慮し、有効な基礎面積が大きくなっていました。
- 圧密沈下量の計算において、圧密降伏応力における間隙比ei,σ=Pcの計算が以下のように間違っていたため、σ
'1z<Pc<σ'2zとなる場合、沈下量が正しく計算できていませんでした。
(正解値に比べて大きい値となっていました)
誤) ei,σ=Pc = eoi - Cr・log(Pc-σ'1zi)
正) ei,σ=Pc = eoi - Cr・log(Pc/σ'1zi) - 出力部
- 入力データ【伏図データ】の出力において、節点に軸振れを指定していても、項目の説明“・軸振れ(mm)”が表示されていませんでした。
- 作図「土質柱状図と基礎姿図」および出力「地盤データ(土質柱状図)」において、基礎形式が直接基礎のとき、『SS21/SoilBase2008』で入力した変形係数Eoが出力されませんでした。
- 【杭の水平時応力図】において、拡底杭の拡底部の傾斜が描画されないことがありました。
- 場所打ち杭のフープにウルボンを使用したとき、「場所打ち杭の断面算定結果」「杭の保有耐力計算結果」の出力における注意文を以下の内容に変更しました。
(注)ウルボンを用いた設計では、杭頭から5Dの範囲をウルボンでピッチ150mm以下、かつ、補強筋比0.1%以上で補強する必要があります。 - 入力部
- [基礎形式]が“杭基礎”の場合、[地盤登録-基礎自重]タブが表示されるべきですが、[本プログラムの使用目的]の"杭の水平抵抗"が選択された状態で、[基礎形式]を一旦“直接基礎”、[基礎の種類]を“ベタ”としてから、[基礎形式]を“杭基礎”に戻したとき[地盤登録-基礎自重]タブが表示されませんでした。
- [SS3データ内容の更新]画面において、ヘルプボタンをクリックすると「SS3データの更新」が表示されるべきところ「プログラム概要」が表示されていました。
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