Super Build/BF1アップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.32 → 新Ver.3.33(VerUp対象3.10以上)
インターネットダウンロード : 2017/11/16
- ◆機能アップ
- CPRC杭のせん断耐力の計算において、一般社団法人 コンクリートパイル建設技術協会からのお知らせ「CPRCパイルのせん断耐力式・短期許容せん断力式の評定上の取り扱いについて(H29.4)」を参考にσBは85N/mm2を上限とするようにしました。
- メッセージの種類として新たにワーニングメッセージを追加しました。また、ワーニングメッセージの追加に伴い、エラーチェックボタン、エラーメッセージウィンドウの表示名を変更しました。
エラーチェックボタン
(旧)エラーチェック (新)メッセージ
エラーメッセージウィンドウ
(旧)エラーメッセージ (新)メッセージ - 布基礎の認識において、平面で見て支点の上下左右の各方向で隅切りにより複数の布基礎が配置されていた場合、各方向で1つだけ考慮するため、無視した布基礎について、以下のワーニングメッセージを出力するようにしました。
「隅切りにより取り付く以下の布基礎は計算には考慮しません
支点位置 ###-###軸
###フレーム,###軸-###軸の布基礎」
- ◆変更点
- 計算部
- 直接基礎の即時沈下量の計算において、基礎梁剛性を考慮して収束計算が発生したとき、かつ、隣接する基礎への影響を考慮したとき、基礎中心位置の沈下量に隣接支点の影響を二重に加算していました。
- ベタ基礎の接地圧の検討において、床組を分割する際に微小な断面があると正しく計算できない場合がありました。
- ベタ基礎の接地圧の検討において、基礎面の床が平面的に不整形(長方形以外)の場合、接地圧検討における基礎面の断面二次モーメントが正しく計算できていませんでした。
- 杭のkh分布において、N値を入力した深度と土質の境界が一致するとき、液状化判定結果が直上の層に考慮されるべきところ、考慮されなかったり、直下の層に考慮されたりする場合がありました。
- CPRC杭の終局せん断耐力の計算において、軸力負担分(=0.102(σe+σo'))、らせん筋負担分(=0.657×pw×wσy)、シアスパン比(=M/(Qd))の上限を考慮していませんでした。
- [杭登録]において、[杭頭-種類]を“TB”とし、[中間-フープ-径]に負値入力すると実行時エラーが発生していました。
- [伏図データ配置-基礎-基礎No]で最も基礎Noが大きい位置に対して、[伏図データ配置-支点位置-地盤No]で“0”(=支点なし)を入力すると、「実行時エラー 9 インデックスが有効範囲にありません。」が出力される場合がありました。
- 出力部
- 結果出力[負の摩擦力(地盤情報)]において、表内のタイトルに誤字がありました。
(誤)摩擦力土τ
(正)摩擦力度τ - 独立基礎で長方形と円形の基礎が混在しているとき、[計算結果の出力]で[支持力検定比]を選択し、出力すると実行時エラーが発生する場合がありました。円形基礎は支持力検定を行わないため、“---”と出力するようにしました。
---[END]---
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