Super Build/MC1アップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.73 → 新Ver.2.74(VerUp対象Ver.2.11 & Web3.11)
インターネットダウンロード : 2017/10/10
- ◆変更点
- S梁継手の計算
- ウェブ添板の検討の sZwe(ウェブ添板の有効断面係数) において、ボルト穴の控除に当たる計算のうち “断面積×長さ^2” を片側1枚分しか減算していませんでした。
- 入出力単位を重力単位としたとき、〔部材耐力計算〕部分に出力されるjMuとjQuの単位が、[kNm][kN]となっていました。[tm][t]に修正しました。
- S梁・非充腹材の計算、S柱・非充腹材の計算
- 接合部のボルト径に“0”を指定した場合、Adiの入力となりますが、P1の計算に考慮されていませんでした。ボルト径を “0” としたとき、ボルトを使用しないで溶接等で接合すると仮定します。したがって、P1の計算において “Ae = A - Adi” とし、P2とP3の計算を省略します。P4におけるボルト穴寸法doも“0”とします。
- 部材軸部の破断耐力P1の出力において、偏心の影響を考慮しない場合に出力されるAeの単位が、間違っていました。
SI単位:誤 [cm2] → 正 [mm2]
重力単位:誤 [mm2] → 正 [cm2] - ガセットプレート t を0入力した場合、gP3 は計算対象外となりますが、gP3 = 0 として出力されていました。また、P3 = min(bP3, gP3) = 0.00 と出力されていました。
- 出力時の単位系がSI単位の場合において、Adiの記号説明における単位を入力時の単位に合わせて[cm2]としました。実際のAdiの出力も[cm2]で出力しています。
- S梁の断面算定
- NLの入力において、0以外の“-0.499…”から“0.4999”の値を指定した場合、NEの入力が可能になり、NEの値を指定すると実行時エラー340が発生していました。
- 入力時に有効な小数部を超えた数値を入力した場合、有効な小数位置の1つ下の桁位置で四捨五入するようにしていますが、負値の場合の四捨五入が正しくできていませんでした。
例) 有効な小数桁が1の場合
誤: “-1.56” → “-1.4”
正: “-1.56” → “-1.6” - 負の数値を入力する場合において、有効桁未満で四捨五入して“0”となる場合、画面上で“-0”という表現になってました。(データ保存時には 0 となります)先頭の“-”が付かないようにしました。
- S片持梁の断面算定
- メニュー [設定-計算条件] において、項目名“片持梁自重の自動計算”とすべきところ、“小梁自重の自動計算”となっていました。
- 結果出力の【計算条件】 において、項目名“片持梁自重の自動計算”とすべきところ、“小梁自重の自動計算”となっていました。
- S間柱の設計
- 集中荷重の[位置]を部材長と同じ値にした場合、計算と出力時において、計算中にエラーが発生して「処理が正しく終了しませんでした」というメッセージが表示され、結果出力が正常に動作しませんでした。
集中荷重の[位置]において部材長と同じ値を入力した場合、部材長を超えた位置に配置した場合と同じく、データを無視するようにしました。 - 集中荷重の[P] に“0”を指定した場合で、[位置] に値が存在していても無効としました。
- [MQを直接入力する]を指定している場合、集中荷重の[位置]で入力した値を無視するようにしました。
- S胴縁の設計
- メニュー [設定-計算条件] において、“軸力を考慮する”という選択項目を「S胴縁」では未使用のため削除しました。
- メニュー [設定-風圧力]において、“地表面粗度区分”の右側の枠線が切れていました。
- S梁の断面算定(FA1リンク)
- メニュー [設定-計算条件] において“軸力の考慮”を変更した場合、個別データに戻っても即座に [応力] タブ内の入力データ項目に反映されていませんでした。計算結果は即座に反映されています。また、一旦データを閉じて再度開くことにより反映されていました。
- Windows10®の場合、個別データ入力時の画面右端と下端がWindows®の枠にかぶっていました。
サイズを広げました。 - S柱の断面算定(FA1リンク)
- Windows10®の場合、個別データ入力時の画面右端と下端が Windows®の枠にかぶっていました。
サイズを広げました。 - 鉄骨の断面性能
- 部材種別で“H形鋼(柱)”を選択し、使用材料に“SN材”を選択した場合において、部材ランクを計算する場合に技術基準解説書の(付1.2-5)式を採用しますが、その時の判定に誤って“角形鋼管(□)”で指定している使用材料で判定していました。
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