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SS21/3D・DynamicPRO 過去の更新内容
更新内容
旧Ver.1.1.9.1 → 新Ver.1.1.10.1
インターネットダウンロード : 2022/11/09
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしている場合は、Ver.1.1.10.1へのアップデートになります。
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしていない場合は、Ver.1.1.10.1のセットアップになります。
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.18のデータに対応しました。
- 日鉄エンジニアリングの「アンボンドブレース」に対応しました。
- JFEシビルの「間柱型粘弾性ダンパー」について、販売休止の表記に変更しました。
- 計算部
- [3.4.応答解析条件]において、減衰タイプに“各次減衰定数指定”を追加しました。
- [3.4.応答解析条件]において、“一律減衰-免震層質量の減衰行列への扱い”の項目を追加しました。
- [1.2.9.すべり支承諸元-1.2.9.1.日鉄エンジニアリング]において、“水平性能-付加軸力の考慮-切片荷重・二次剛性”を“水平性能-付加軸力の考慮(Qd,K2)”に、“水平性能-付加軸力の考慮-面圧依存式”を“水平性能-面圧依存性”に変更しました。また、“水平性能-面圧依存性”の指定項目を「σo+σi」、「σo一定」、「考慮しない」に変更し、面圧依存性の計算方法を指定できるようにしました。
- 入力部
- [結果の一覧]から入力データを復元する際に、一貫計算のデータについても復元できるようにしました。
- [3.7.時刻歴保存の個別指定-3.7.時刻歴保存の個別指定]の各入力ダイアログにおいて、「エネルギー」の指定項目を追加しました。
- 作図部
- 結果作図-時刻歴応答において、以下の項目を追加しました。
- 層の応答変位・応答速度・応答絶対加速度の方向にθz方向
- 層-層間変形角
- 柱-エネルギー
- 梁-エネルギー
- 耐震壁-エネルギー
- 鉛直ブレース-エネルギー
- 鉛直ブレース(任意配置)-エネルギー
- 水平ブレース-エネルギー
- 水平ブレース(任意配置)-エネルギー
- 接合部パネル-エネルギー
- 床版-軸力・せん断力・せん断応力度・エネルギー
- 支点-エネルギー
- 出力部
- CSV出力において、「応答解析(時刻歴)」に以下の項目を追加しました。
- Q-δにX方向・Y方向それぞれV、A、R、Qpd
- 柱時刻歴エネルギー
- 梁時刻歴エネルギー
- 耐震壁時刻歴エネルギー
- 鉛直ブレース時刻歴エネルギー
- 鉛直ブレース(任意配置)時刻歴エネルギー
- 水平ブレース時刻歴エネルギー
- 水平ブレース(任意配置)時刻歴エネルギー
- 接合部パネル時刻歴エネルギー
- 床版応答履歴
- 床版時刻歴エネルギー
- 支点時刻歴エネルギー
- アニメーション
- 各時刻における節点変位値の表示に対応しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 鉛直方向に同一化した節点に免震支承材を配置していたとき、データを開いた直後に不正終了することがありました。
- 壁タイプのダンパーを配置した周囲の梁に、節点同一化した節点が含まれていたとき、準備計算で不正終了することがありました。
- 中間層免震として免震支承材を配置し、免震支承材が取り付く節点に支点も取り付いた場合、その支点の水平バネ剛性は入力値によらず必ず大きな値になっていました。
- 準備計算において、一貫計算での計算結果が何らかの理由で不足していた場合には、X2008を出すようにしていますが、荷重計算結果が原因の場合にエラーが出ていませんでした。
- 接合部パネル変形を考慮する場合で、かつ、パネル面の合計が梁または柱の部材長を超えているとき、メッセージX0413を出力して解析を中断するようにしました。
- 応答解析において、[3.2.固有値解析・応答解析共通条件-柱梁接合部のせん断変形]で“する”が選択されていて、かつ、柱または梁の危険断面位置が他端パネル端位置を超えている場合、メッセージX0412を出力して解析を中断するようにしました。
- 速度依存型ダンパーを水平全方向で配置していたときに、認識計算でメッセージX0183を出していましたが、固有値解析でのエラーX0784として出すように変更しました。
- 骨格曲線の作成において、以下の対応を行いました。
- 梁(曲げ)において、終局耐力=ひび割れ耐力となる場合、ひび割れ耐力<降伏耐力となるようにひび割れ耐力を調整しました。
- 耐震壁(曲げ)において、終局耐力<ひび割れ耐力 となり、かつ、ひび割れ後接線剛性K2<降伏後接線剛性K3となるときは、K3<K2となる降伏点を設定するようにしました。
- 各次の減衰定数の計算において、剛床仮定の解除が指定されている場合、剛床の重量慣性モーメントは剛床解除した分を除きますが、二重で取り除いていました(応答解析に影響はありません)。
- 中間層免震で、質量比例減衰での減衰マトリクスの作成方法を“免震上下分離”としていたときに、免震上部の一番下となる層の判断が間違っていました。
- 中間層免震で、全節点剛床仮定解除を指定した場合に、計算中に不正終了することがありました。
- [3.3.固有値解析条件]で“上部下部分離”としていても下部・免震層の固有周期が使われていませんでした。
- 入力部
- [3.8.減衰定数と周期の個別指定]において、[3.4.応答解析条件]の減衰タイプで一律減衰-初期剛性比例型または瞬間剛性比例型としたとき、または減衰タイプで各部別減衰としたときは入力が有効になるようにしました。
- [3.7.時刻歴保存の個別指定-3.7.13.支点ばね]において、時刻歴保存の項目を、水平・鉛直・回転に分けました。
- 作図部
- 結果作図において、矢印キーを押したときに移動する方向が、入力時の作図画面で矢印キーを押したときと反対方向になっていました。
- 結果作図-固有モード図(層レベル)において、中間層免震の物件で免震上部、免震下部の結果に分かれているとき、免震上部のグラフ座標の表示ができませんでした。
- 結果作図-入力地震波において、[グラフ座標の表示]ボタンをクリックすると表示までに非常に時間がかかることがありました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、多剛床で、かつ[3.10.1.設計基準値の設定]で設計基準値を指定していた場合に、グラフを表示する際に不正終了することがありました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、[グラフ座標の表示]を行った際に必ず設計基準値を表示していたのを、[設計基準値]の指定に応じて表示を切り替えるようにしました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)の詳細設定において、外乱のタブの1項目にフォーカスがある状態で、外乱タブを切り替えた場合、[TAB]キーを押してもフォーカスが動かなくなっていました。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、エネルギー負担率の分母の値に、粘弾性ダンパーの分が含まれていませんでした(Ver.1.1.9.1からの現象です)。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、エネルギーを表示したときの凡例の単位が%となるところ%%になっていました。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)で、柱・支点・支承材・免震用ダンパーで右クリックしてポップアップメニューからの応答履歴ループまたは時刻歴グラフを表示した際に、立面図のY方向フレームを指定した場合は“Y方向”が選択されるようにしました。
- 結果作図の印刷で“指定したスケールで印刷する”を選択した場合、剛域の線が細くなり見えなくなっていました。
- 出力部
- 計算結果-「5.6.部材-エネルギー・累積塑性変形倍率」の柱・梁のエネルギーについて、接合部パネルのせん断変形を考慮していた場合に、柱・梁のエネルギーにパネルのせん断変形による影響分が含まれていました。
- シート出力の「行列名もコピー」において、行のヘッダーが空の場合、先頭に余分な空白がコピーされていました。
- 『SS7』で入力していた座屈拘束ブレースについて、[3.5.4.履歴・疲労特性の個別指定-3.5.4.4.鉛直ブレース]で塑性化部長さを指定していた場合、計算結果「2.解析モデル-2.7.履歴系ダンパー製品諸元-2.7.1.鉛直ブレース」、「2.7.2.鉛直ブレース(任意配置)」では塑性化部長さに基づくKdとKbをそれぞれ出力するべきですが、塑性化部長さ=材長のときのKd,Kbを出力していました。
- [3.9.1.重量慣性モーメント]において、入力できる最大値9999999999を入力したとき、計算結果「2.1.1.剛床重量」で値が空欄になっていました。
- CSV出力において、CSV項目名(name=xxxx)や出力項目名に出てくる以下のアルファベットが一部全角だったのを半角に統一しました。
- X、Y、K、Q、N、m
- アニメーション
- 結果の読み込み中に、不正終了する場合がありました。
- 3D図の作図詳細設定における“免震取付材”の設定箇所を、入力画面での3D図の設定箇所と合わせました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『振動アニメーション編』
- 『登録済み製品リスト』
旧Ver.1.1.8.1 → 新Ver.1.1.9.1
インターネットダウンロード : 2022/04/25
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしている場合は、Ver.1.1.9.1へのアップデートになります。
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしていない場合は、Ver.1.1.9.1のセットアップになります。
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.17のデータに対応しました。
- 『SS7 Op.免震部材』で登録・配置した部材に対応しました。
- 免制震ディバイスの「免震用減衰こま」に対応しました。
- 計算部
- [3.4.応答解析条件]において、“解析タイプ”を“主架構の履歴特性の標準設定”に変更しました。これまでの“弾性応答”は“すべて線形”となり、以下の動作に変更します。
- 主架構の部材(柱・梁・壁・ブレース・支点)の履歴特性は線形として扱います。ただし、[3.5.4.履歴・疲労特性の個別指定]で指定した履歴特性は有効になります。
- 免震・制振部材については、常に弾塑性で扱います。そのため、メッセージX0720、X0752を廃止しました。
※仕様変更により、既存のバージョンから計算結果が変わる場合があります。
- ダンパー扱いとなる構造部材(柱・ブレース)の変動倍率を指定できるようにしました。
- 入力部
- 免震支承の寄りを指定できるようにしました。
- 作図部
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、部材を右クリックしたときのポップアップメニューから、結果作図-応答履歴ループ、時刻歴応答にジャンプできるようにしました。
- 結果作図-応答履歴ループにおいて、ダンパーの応力-速度のグラフを追加しました。
- 結果作図-時刻歴応答において、免震・制振部材を対象に、エネルギーのグラフを追加しました。
- 以下の結果作図において、縦軸に階高を考慮した目盛りで表示できるようにしました。
- 各層重量分布
- 固有モード図(層レベル)
- 最大応答図(層レベル)
- 出力部
- 付加曲げ(Pδ、Qh、偏心曲げ)の出力を追加しました。
- 計算結果「5.応答解析-5.5.部材-最大応力・塑性率-5.5.16.免震支承材(付加曲げ)」
- 計算結果「5.応答解析-5.5.部材-最大応力・塑性率-5.5.40.免震用ダンパー(付加曲げ)」
- ◆変更点
- 計算部
- トグル制震ブレースにおいて、配置したフレームに平面的な傾きがあるとき、負担せん断力Qおよび節点変位uの角度が正しく計算できていない場合がありました。
- 応答解析において、床版ブレースによる置換ブレースの初期軸力に対して、[3.動的解析条件の指定-3.1.初期条件]の倍率を考慮すべきところ、考慮できていませんでした。
- 平面的に傾斜したフレームに間柱タイプのダンパーを配置したとき、ダンパーの作用角度は通り心で計算していましたが、構造心で計算するようにしました。
- 免震用ダンパーの付加曲げモーメントQhにおいて、[3.2.固有値解析・応答解析共通条件]の“建物下部の免震層の階高”が0、かつ[1.5.4.免震用ダンパー]の“Qh付加曲げ-h”を負値入力したとき、付加曲げモーメントは無視すべきところ、“h”で負値入力した値を高さとした、微小な付加曲げモーメントを誤って考慮していました。
- 同一層で免震上部と免震下部が剛床を分けて分離されている場合で、節点同一化があると「X0190 免震層を正しく認識できません。」が出力されることがありました。
- 免震支承材の降伏荷重の設定に用いる初期軸力が負値となった場合は、メッセージNo.476を出力し計算を中断するようにしました。
- 履歴系ダンパー(メーカー)のU型鋼製ダンパーにおいて、[1.4.2.免震用ダンパー]の“作用方向”を「水平X方向」または「水平Y方向」としていたとき、メッセージX0761は符号ごとで出力していましたが、配置位置ごとで出力するようにしました。
- 作図部
- 平面図において、平面的に傾斜したフレームに間柱タイプのダンパーを配置したとき、傾斜角度に合わせてダンパーを作図すべきところ、作図できていませんでした。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、[表示設定]のタブ“値”で、床版ブレースのせん断応力度τの表示桁数を変更する「応力度(N/mm²)」を設けました。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、平面図で応力を表示した際に、負側の柱軸力に表示する記号(C・T)は、圧縮側のときに「C」、引張側のときに「T」を表示すべきところ、必ず「T」で表示していました。
- 結果作図-応答履歴ループにおいて、結果比較の表示を行った際、当該結果に取付ばねがあったときは、比較結果側には取付ばねがない場合でも、その取付ばねを用いてダンパー部の変位を計算して比較表示していました。
- 立面図において、免震用ダンパーを中間層(上部梁-下部節点)に配置していたとき、そのフレームを表示しようとすると不正終了することがありました。
- 出力部
- 計算結果「5.応答解析-5.5.部材-最大応力・塑性率-5.5.14.免震支承材」において、応力と変形の時刻を分けて出すようにしました。
- CSV出力において、軸名や符号名などの名称にカンマ(,)が含まれている場合は、項目の区切りと区別がつかなくなるため、ダブルクォーテーション(")で囲んで出力するようにしました。
- アニメーション
- 立面図(応力)において、一本部材を指定した梁の場合に、梁ごとで応力を表示すべきところ、一部梁の応力が表示されていませんでした。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『登録済み製品リスト』
旧Ver.1.1.7.1 → 新Ver.1.1.8.1
インターネットダウンロード : 2021/11/30
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしている場合は、Ver.1.1.8.1へのアップデートになります。
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしていない場合は、Ver.1.1.8.1のセットアップになります。
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.16のデータに対応しました。
- 中間層免震に対応しました。
- 日鉄エンジニアリングの「U型鋼製ダンパー」に対応しました。
- 日鉄エンジニアリングの「ダンパー一体型積層ゴム」に対応しました。
- 球面すべり支承(日鉄エンジニアリング)において、鉛直性能での初期軸力の採用方法を指定できるようにしました。
- 計算部
- 剛性比例型減衰に関して、減衰定数と周期を部材ごとに個別指定できるようにしました。
- 速度依存型ダンパーのエネルギーの計算において、粘性系ダンパー・複合ダンパー・粘弾性ダンパーは「速度依存型ダンパー」としてまとめていましたが、「速度依存型ダンパー(粘性系+複合)」と「速度依存型ダンパー(粘弾性)」の2つに分けるようにしました。
- 作図部
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、以下の内容に対応しました。
- 表示する外乱について、一括選択・解除をできるようにしました。
- 計算を中断したケースの場合、凡例の地震波名に“(中断)”を付けるようにしました。
- 免震層の層間変形角の表示-非表示を切り替えられるようにしました。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、[表示設定]のタブ“図と値”に「平面図(応答最大応力など)の値”の指定を追加し、平面図で表示する値を鉛直部材または梁のどちらかで切り替えられるようにしました。
- 結果作図-応答履歴ループにおいて、変位の時刻歴を平面的に表示できる以下の項目を追加しました。
- 層:δx-δy(層間変位)
- 層:ux-uy(応答変位)
- 免震支承:δx-δy
- 以下の結果作図において、グラフ中の目盛り線の線を変更できるようにしました。
- 各層重量分布
- 入力地震波
- 最大応答図(層レベル)
- 全体エネルギーの時刻歴
- 応答履歴ループ
- 時刻歴応答
- ひずみ頻度分布
- 出力部
- CSV出力において、「応答解析(最大応答)」に、「最大応答値(複数波包絡値)」を追加しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 免震支承材において、付加曲げP・δを考慮したとき、X方向フレームに作用させるモーメントの向きが逆になっていました。
- 免震用ダンパーにおいて、配置位置が絶対座標X(またはY)で100mを超えたとき、配置位置が0mになっていました。
- 柱(柱脚側)の最大せん断変形において、柱脚部が存在する場合、最大応力の出力では柱脚のみのせん断変形を出力すべきところ、柱脚部のせん断変形を加算して出力していました。
- 応答解析において、ツリーメニュー「3.2.固有値解析・応答解析共通条件」の“動的自由度”を「鉛直のみ」とした場合、かつツリーメニュー「4.1.外乱設定」の“作用方向”を「X方向」または「Y方向」としたとき、メッセージX0645を出力するようにしました。
- 柱の曲げの骨格曲線作成時に、不要なメッセージC0502、C0503、C0504が出る場合がありました。
- 柱脚と柱脚部の骨格曲線を合成する場合、柱脚部の値を採用する場合は、柱脚がトリリニアであれば柱脚のひび割れ耐力がそのまま採用されていましたが、ひび割れ耐力は降伏耐力の0.999としてトリリニアの状態に合わせるようにしました。
- 柱(曲げ)の骨格曲線と履歴曲線の組み合わせにおいて、SRC柱で柱脚部が存在する場合、応答解析で不要なメッセージX0620を出力し、解析エラーとなっていました。
- 固有値解析において、重量慣性モーメントが微小値となった場合、固有値解析が収束しない場合があったため、微小値は考慮しないようにしました。
- 応答解析において、節点または剛床の回転変位が360度を超えたときは、メッセージC0644を出力するようにしました。
- 柱の回転により支点が回転していた場合、ひずみエネルギーが正しく計算できていないことがありました。
- 層重心位置の層間加速度において、相対加速度と絶対加速度を一部取り違えていたため、正しくありませんでした。部材最大の層間加速度は問題ありません。
- 入力部
- [1.2.部材特性(メーカー)-1.2.9.すべり支承諸元-1.2.9.1.日鉄エンジニアリング]において、「設定温度-標準時、下限時、上限時」の下限値を“0”から“-10”に変更しました。
- [1.4.部材配置-1.4.2.免震用ダンパー]で、作用方向が“水平全方向”のときは、「取付ばねKB」が入力不可となるべきところ、入力可になっていました。
- [4.1.外乱設定]において、「地震波同時作用数」の下限値は1とすべきところ、0になっていました。
- 作図部
- 結果作図-固有モード図(部材レベル)において、指定変位時の固有値解析結果を平面図(見上げ)で表示したとき、免震用ダンパーの位置は地盤からダンパーの取り付く直上層までの中間位置に描画していましたが、直上層に描画するようにしました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、免震と非免震の結果比較を行ったとき、免震層の結果は非表示にしていましたが、表示できるようにしました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)の設計基準値において、設計基準値を層せん断力の直接入力としたとき、転倒モーメントの設計基準値が正しく計算できていませんでした。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、平面図で躯体図を表示したとき、間柱型ダンパーはダンパー部と取付部材を描画すべきところ、取付部材が描画されていませんでした。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、床版ブレース置換を有する結果で平面図を表示すると不正終了する場合がありました。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、塑性率(軸方向)の添え字は圧縮側を「C」、引張側を「T」と表示すべきところ、正側を「C」、負側を「T」で表示していました。
- 結果作図-応答履歴ループにおいて、錫プラグ挿入型積層ゴムの「N-δ」表示時に、ツールバー下段の「骨格曲線」をオンにしても描画されていませんでした。
- 出力部
- 計算結果「5.応答解析-5.5.部材-最大応力・塑性率-5.5.2.柱(y方向)」において、最大せん断変位にはy方向変位を出力すべきところ、x方向変位を出力していました。
- CSV出力の柱最大応力(せん断)において、δ(Y-)、時刻(Y+)に出力される値が逆になっていました。
- アニメーション
- メニュー[操作-指定時刻へジャンプ]ダイアログにおいて、[OK]や[適用]等のボタンは、矢印キーでループしませんでしたが、ループするようにしました。
- 3D躯体図において、メニュー[ファイル-比較ケース選択]で間柱型ダンパーが配置されている結果を選択したとき、ダンパー部が最初から変形したような形で描画されていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『振動アニメーション編』
- 『登録済み製品リスト』
旧Ver.1.1.6.1 → 新Ver.1.1.7.1
インターネットダウンロード : 2021/03/01
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしている場合は、Ver.1.1.7.1へのアップデートになります。
・『3D・DynamicPRO』をセットアップしていない場合は、Ver.1.1.7.1のセットアップになります。
- ◆機能アップ
- 全般
- 日鉄エンジニアリングの「球面すべり支承」に対応しました。
- 作図部
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、同時に表示できる地震波数を10から20に拡張しました。
- 出力部
- CSV出力の以下の項目について、並び順を上階から下階の順となるように変更しました。
- 解析モデル
・剛床重量 - 固有値解析
・固有ベクトル(層)
・指定変位1_固有ベクトル(層)
・指定変位2_固有ベクトル(層)
・指定変位3_固有ベクトル(層)
・指定変位4_固有ベクトル(層)
・指定変位5_固有ベクトル(層) - 応答解析(最大応答)
・複数波包絡値(階ごとX)
・複数波包絡値(階ごとY)
・最大Q―δ(X方向)
・最大Q―δ(Y方向)
・最大Q―δ(フレームごと)
・複数波包絡値(層ごとX)
・複数波包絡値(層ごとY)
・複数波包絡値(層ごとθz)
・最大変位(層ごと)
・最大速度(層ごと)
・最大加速度(層ごと)
・剛床支点最大応力
- 解析モデル
- ◆変更点
- 計算部
- 固有値解析において、ハウスホルダー法を用いたとき、収束しなかった場合にはエラーメッセージX0460を出力すべきところ、出力していませんでした。
- 作図部
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、応答解析グループの解析済みの外乱数が同時表示数の制限数を超えたとき、各層の最大値を決定する外乱を正しく選べていませんでした。
- 出力部
- 計算結果「2.解析モデル-2.10.錫プラグ挿入型積層ゴム製品諸元-2.10.2.鉛直ばね」において、以下を修正しました。
- α1とα2で表示する値は小数点以下6桁まで表示すべきところ、小数点以下4桁までしか表示できていませんでした。
- 入力時に鉛直ばねを「あり(メーカー)」としていたとき、内部で自動設定した圧縮側のNyとα2の値を出すように変更しました。(CSV出力のときは出していましたが、合わせるようにしました)
- 結果出力「1.入力データ-1.1.2.部材特性(メーカー)-1.1.2.5.粘弾性ダンパー諸元-1.1.2.5.1.住友ゴム工業」において、以下を修正しました。
- KBの単位を[kN/mm]とし、小数点以下1桁までの出力にしました。(Ver.1.1.6.1のみの現象です)
- 「減衰の変動倍率」とすべきところ、「耐力の変動倍率」と出力していました。
- 結果出力「1.入力データ-1.1.3.部材特性-1.1.3.10.履歴系ダンパー(折線型)」において、変動倍率をK1のみに適用することを示す*は履歴タイプが標準型のときのみ表示されるべきところ、それ以外の場合でも表示されていました。
- 結果出力「2.解析モデル」の以下の項目において、2段組の行の途中で改ページが行われ、正しく表が出力されないことがありました。
- 2.9.粘弾性ダンパー製品諸元
<TRCダンパー(ブレースタイプ)>
<TRCダンパー(間柱タイプ)>
<TRCダンパー(柱タイプ)>
<TRCダンパー(節点間配置)>
<JFEの間柱型粘弾性ダンパー(間柱タイプ)>
<JFEの間柱型粘弾性ダンパー(柱タイプ)>
<JFEの間柱型粘弾性ダンパー(節点間配置)>
- 2.10.錫プラグ挿入型積層ゴム製品諸元
<免制震ディバイス・住友金属鉱山シポレックス>
<鉛直ばね>
- 2.9.粘弾性ダンパー製品諸元
- CSV出力「入力データ-免震・制振部材-粘弾性ダンパー(住友ゴム工業)」において、列タイトルで「減衰の変動倍率」とすべきところ、「耐力の変動倍率」と出力していました。
- CSV出力「免震層指定変位_固有周期・刺激係数」のcase=の後に続く文字列が、ケース名ではなく免震層指定変位のケース番号になっていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『登録済み製品リスト』
旧Ver.1.1.5.1 → 新Ver.1.1.6.1
インターネットダウンロード : 2020/11/10
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.15のデータに対応しました。
- 『Op.床版ブレース置換』を用いた床版も解析モデルに含めます。ただし、以下の制限があります。
- 応答解析では常に弾性として扱います。
- 時刻歴応答グラフ、応答履歴ループは表示できません。
- 住友理工の「TRCダンパー」に対応しました。
- JFEシビルの「JFEの間柱型粘弾性ダンパー」に対応しました。
- 免制震ディバイス・住友金属鉱山シポレックス・昭和電線ケーブルシステムの「錫プラグ挿入型積層ゴム」に対応しました。
- 住友ゴム工業製粘弾性ダンパーについて、設定温度を標準時・下限時・上限時それぞれで指定できるようにしました。
- 計算部
- 剛床の慣性モーメントを直接入力できるようにしました。
- [3.1.初期条件]で、初期応力に、基礎梁モデルによる基礎偏心応力を考慮するかどうかを指定できるようにしました。
- 入力部
- [1.3.部材特性-1.3.10.履歴系ダンパー(折線型)]に、“剛性の変動倍率(適用範囲)”を追加しました。
- [1.4.部材配置-1.4.4.制振用ダンパー(柱)]の“剛域”のデフォルトを「剛域なし」から「剛域付」に変更しました。
- [3.4.応答解析条件]で、“免震・制振部材の特性値ばらつき”での表記を「標準」「上限」「下限」から「標準時」「上限時」「下限時」に変更しました。それに伴い、関連する入力データにおける表記も併せて変更しました。
- 作図部
- 結果作図-応答履歴ループと時刻歴応答で、同時に2つの結果をプロットできるようにしました。ツールバーの「比較結果の設定」ボタンで、比較結果の選択、結果の名称、描画方法などを設定します。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、層間変位・層間速度・層間加速度の表示に対応しました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、最大変位・最大速度・最大加速度は全体座標の値としていましたが、外乱グループの指定角度に応じた値に変更しました。
- 結果作図-時刻歴応答において、以下の項目を追加しました。
- 層間速度
- 層間加速度
- ダンパー部速度(速度依存型ダンパーの場合)
- 結果作図-固有モード図(部材レベル)と最大応答図(部材レベル)において、主架構の線材の色を変更できるようにしました。
- 以下の結果作図において、印刷設定で範囲指定できる項目を追加しました。
- 固有モード図(層レベル):免震層指定変位・方向
- 固有モード図(部材レベル):免震層指定変位
- 最大応答値(層レベル):図の種類・方向
- 出力部
- 計算書出力や作図の印刷に関して、以下の機能を追加しました。
- ヘッダーに表示する時間を、出力日時から計算日時に変更しました。
- “MSゴシック”または“MS明朝”を指定できるようにしました。
- フッターに表示するページに、接頭文字と接尾文字を指定できるようにしました。
- 計算結果「2.解析モデル-2.1.重量-2.1.1.剛床重量」に剛床重心位置の座標を追加しました。
- 最大応答値(複数波包絡値)において、最大変位・最大速度・最大加速度は必ず全体座標での値としていましたが、外乱グループの指定角度に応じた値に変更しました。
- CSV出力「応答解析(最大応答)-複数波包絡値(階ごとX)、複数波包絡値(階ごとY)」において、最大層間変位、最大層間速度、最大層間加速度の結果を追加しました。
- CSV出力「応答解析(時刻歴)-ダンパー応答履歴」において、ダンパー部速度を追加しました。
- アニメーション
- 応力図(立面図)のアニメーションを追加しました。
ただし、時刻歴結果を残した部材に限ります。 - 印刷機能を追加しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 柱や梁などの構造部材が接続しない節点に対して免震支承材を配置していた場合、応答解析で正しく計算できないことがありました。
- ブレースタイプ、間柱タイプ、柱タイプで配置した履歴系ダンパーと粘弾性ダンパーにおいて、応答解析中にθz方向への不要な不釣合力が発生してしまうことがありました。なお、粘性系ダンパー、複合ダンパーは関係しません。
- レーリー型減衰において、質量マトリクスまたは剛性マトリクスに対する係数が負値あるいは係数を求める際に0割が発生した場合、エラーメッセージ(X0643)を出力するようにしました。
- 免震用ダンパーを全方向で配置していたときに、偏心率の計算(Y方向)に免震用ダンパーの水平剛性が考慮できていませんでした。
- 免震部材を配置しているにもかかわらず、[3.2.固有値解析・応答解析共通条件]の“免震層の階高”が0となっている場合、メッセージ(C0458)を出力するようにしました。
- 入力部
- 一貫計算データの再読み込み先を指定する画面において、物件データをダブルクリックで選択できるようにしました。
- 環境設定、新規作成、データの転送の画面において、[参照...]ボタンで表示されるフォルダ指定ダイアログで、新しいフォルダを作成できるようにしました。
- 物件データを開く画面において、「一貫計算データを再読み込みする」にチェックを付けて開いた場合、「引数が正しくありません」とメッセージが出て再読み込みができないことがありました。
- 新規作成で「他物件データのコピー利用」をしたとき、[3.6.時刻歴保存の指定]がコピーされず、本来コピーされない[3.7.1.剛床]がコピーされていました。
- [3.5.4.履歴・疲労特性の個別指定-3.5.4.2.大梁]で、“疲労特性パラメータ”で右クリックして「参照先にジャンプ」で移動した先が、[3.5.3.2.疲労特性パラメータ(大梁)]ではなく、[3.5.3.1.疲労特性パラメータ(履歴系ダンパー)]になっていました。
- 高DPIのときに、新規作成、開く、データの転送の各ダイアログでレイアウトが崩れてしまうことがありました。
- 作図部
- 保存時間間隔が、解析時間刻みの整数倍ではなかった場合、結果作図の時刻歴応答、全体エネルギーの時刻歴、アニメーションでの時間が、実際の時間と対応できていませんでした。
- 3D図の表示設定で、「スパン長」のチェックは、「軸」のチェックをオフにすると入力不可となりますが、この状態で画面を一度閉じ、再度開くと入力指定が可能となっていました。
- 3D図の表示設定-詳細タブで、[平面図・立面図と同じ表示色にする]を押しても、複合ダンパーの色が変わらず、[平面図・立面図と同じサイズにする]を押すと変わっていました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、作図を開いたときに、図が中央に収まる状態で表示されないことがありました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、免震があるときに、詳細設定のグラフ枠の最大値選択方法で「全ケース最大値」を選ぶと、最大せん断力などが描画されないことがありました。
- 結果作図-応答履歴ループにおいて、履歴系ダンパー(折線型)で登録したダンパーの骨格曲線について、「標準型」で対称性が「非対称」のとき、負側の降伏後の剛性が、正側の降伏後の剛性と同じにならなければならないところ、正しく表示されていませんでした。
- 出力部
- 計算結果「2.解析モデル-2.7.履歴系ダンパー製品諸元~2.9.粘弾性ダンパー製品諸元」において、応答解析終了時に出力していましたが、固有値解析終了時に出力するようにしました。
- CSV出力「応答解析(時刻歴)-ダンパー応答履歴(免震用)」において、列タイトル「折点」を削除しました。
- CSV出力「応答解析(時刻歴)-免震支承材応答履歴」において、positionに記載される位置情報が、正しくない場合がありました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『振動アニメーション編』
- 『登録済み製品リスト』
旧Ver.1.1.4.1 → 新Ver.1.1.5.1
インターネットダウンロード : 2020/05/25
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.14のデータに対応しました。
- JFEシビルの以下の製品について、疲労損傷度の計算に対応しました。
- 二重鋼管座屈補剛ブレース(制振)
- 二重鋼管座屈補剛ブレース(耐震)
- JFEの制振間柱
- 計算部
- 時刻歴保存間隔と解析時間間隔について以下のように変更しました。
- 時刻歴保存の指定箇所について、[3.4.応答解析条件]から[3.6.時刻歴保存の指定]に移動しました。
- 時刻歴保存間隔の指定について、[3.6.時刻歴保存の指定]に共通指定を設けました。また、[4.1.外乱設定]から[4.2.解析時間間隔・保存間隔個別指定]に移動し、応答解析グループの地震波ごとに個別指定する方法に変更しました。
- 解析時間間隔について、[3.4.応答解析条件]で応答解析条件ごとに指定しますが、[4.2.解析時間間隔・保存間隔個別指定]で応答解析グループの地震波ごとに個別指定もできるようにしました。
- 作図部
- 3D図について、以下の機能を追加しました。
- 階高およびスパン長を作図するようにしました。
- 寸法線、軸などの色の設定を詳細設定で変更できるようにしました。
- [Ctrl]キーを押しながら、マウスホイールで文字サイズを変更できるようにしました。
- 出力部
- 結果出力の項目の構成を変更しました。
解説書出力編を参照してください。 - 結果出力に、以下の作図を含めることができるようにしました。
- 固有モード図(層レベル)
- 最大応答図(層レベル)
- 全体エネルギーの時刻歴
- アニメーション
- アニメーション画面の起動中は他の操作が一切行えませんでしたが、計算中や出力中と同様に他の操作をできるようにしました。
- 最大応答の生起時刻にジャンプできる機能を追加しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 固有値解析時の有効質量の計算で、各方向におけるすべての次数の有効質量比の合計が1.0になっていませんでした(有効質量が過小に評価されていました)。
- ダンパー扱いと指定した鉛直ブレースにおいて、塑性化部長さを入力することでダンパー部(塑性化部)と取付けばねとをそれぞれ考慮するようにしていますが、このとき以下のように計算内容を変更しました。
- 疲労損傷度の計算で用いるひずみに全体変形を用いていましたが、塑性化部の変形を用いるようにしました。
- 剛性低下率を全体剛性に対して考慮していましたが、塑性化部の剛性に対してのみ考慮するようにしました。
- 制振部材の剛性マトリクスの計算で、制振部材の取り付く先の節点に柱の回転の指定があったとき、座標変換が正しく行えていませんでした(減衰マトリクスについても同様です)。
- 履歴系ダンパー(折線型)において、履歴ループの折れ点位置の計算で、前のステップ位置から折れるとして計算していましたが、速度が0となる位置で折れるように変更しました。
- 粘弾性ダンパー(住友ゴム工業)において、取付ばねが小さいときの計算誤差を改善しました。
- 各部別減衰における各次の減衰定数の計算で、接合部パネルの変形を考慮しているとき、接合部パネルの変形成分γx、γyの固有モードを考慮していませんでした(応答解析結果には影響ありません)。
- 鉛直ブレースの履歴特性において、座屈拘束ブレースに「柴田・若林モデル」を指定したとき、計算を中断するようにしました。
- 動的自由度に鉛直方向を含まない指定としているにもかかわらず、外乱をZ方向にのみ作用させていた場合には、計算を中断するようにしました。
- トグル制震ブレースとほかの速度依存型ダンパー(粘性系ダンパー、複合ダンパー、粘弾性ダンパー(メーカー))を同時に配置しているときで、かつ免震層の指定変位の指定があるとき、固有値解析で不正終了することがありました。
- 『SS7』で層の追加削除を行っていた場合に、準備計算で不正終了することがありました。
- 耐震壁の左右で通常階数が異なっている耐震壁が配置されていた場合に、準備計算で不正終了することがありました。
- 作図部
- 3D図において、トグル制震ブレースの符号を常にX方向に表示していました。
- 時刻歴保存間隔が解析時間間隔よりも粗いときに、履歴ループを作図すると折れ点が欠けてしまう場合がありました。
- 出力部
- 計算結果「5.応答解析-5.2.層-最大応答値-5.2.1.層せん断力・層間変形角」「5.応答解析-5.2.層-5.2.5.層間変位・速度・加速度」において、部材毎最大の値と共に柱の位置を表示していますが、柱の位置を誤っている場合がありました。
- 結果出力において、「層間変位・速度・加速度」の出力が、未解析のケースについても出力されていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『振動アニメーション編』
旧Ver.1.1.3.2 → 新Ver.1.1.4.1
インターネットダウンロード : 2019/10/30
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.13のデータに対応しました。
- E&CSのトグル制震ブレースに対応しました。
- 住友ゴム工業の粘弾性ダンパーに対応しました。
- 履歴タイプに柴田・若林モデルを追加しました。引張・圧縮に有効なブレースに対して指定できます。
- シート出力や作図などのウィンドウからプリンターに出力する機能において、ウィンドウを閉じるまで印刷設定を保持するようにしました。また、印刷設定の[余白・ページ]タブの設定を既定値として保存できるようにしました。
- メインフレーム以外の以下の節点について、時刻歴結果を保存できるようにしました。
- 腰折れ柱の折れ点
- 梁の平行移動による接続点
- K形ブレースの梁接続点
- 制振用ダンパーの梁接続点
- 免震用ダンパーの梁接続点
- 計算結果を誤って上書きしないようにロックする機能を追加しました。
- バージョン変換時およびデータを開く間に、処理中であることを示すメッセージウィンドウを表示するようにしました。
- 計算部
- [3.4.応答解析条件]-内部粘性減衰の固有周期の評価方法において、“3:外乱方向別評価”を追加し、内部粘性減衰で用いる固有周期に、地震波の作用方向と対応する方向の、有効質量比の最も大きな次数における固有周期を採用できるようにしました。また、“1:自動計算”を“1:一律評価”に表現を変更しました。
- 作図部
- 3D図での軸名の表示方法を変更しました。
- 結果作図-最大応答図(層レベル)において、以下の機能を追加しました。
- 転倒モーメントの設計基準値表示に対応しました。
- 最大層間変形角(重心位置)に対応しました。
- 同時に2つの結果をプロットできるようにしました。ツールバーの「比較結果の設定」ボタンで、比較結果の選択、結果の名称、描画方法などを設定します。
- 結果作図-最大応答図(部材レベル)において、以下の機能を追加しました。
- 標準階高・基準スパン、構造階高のずれ、階名を作図できるようにしました。
- 一本部材の指定範囲を矢印で作図できるようにしました。
- 出力部
- 計算結果において、以下の項目を追加しました。
- 3.固有値解析-3.4.各次の減衰定数
- 4.応答解析-4.1.層-最大応答値(複数波包絡値)-4.1.7.最大層間変形角(重心位置X方向)
- 4.応答解析-4.1.層-最大応答値(複数波包絡値)-4.1.8.最大層間変形角(重心位置Y方向)
- 4.応答解析-4.3.層-最大応答値-4.3.7.層間変位・速度・加速度(X方向)
- 4.応答解析-4.3.層-最大応答値-4.3.8.層間変位・速度・加速度(Y方向)
- 計算結果「4.応答解析-4.3.層-最大応答値」において、最大層間変形角となる部材の位置を出力するようにしました。
- CSV出力において、時刻歴結果の出力の進捗状況を表示するようにしました。また、CSV出力中、[中止]ボタンで出力を中断することができるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 鉛プラグ挿入型積層ゴムおよび高減衰ゴム系積層ゴムの特性係数において、未登録の内容がある場合はメッセージを出して計算を中断するようにしました。
- “JFEの制振間柱”を、免震用ダンパーとして配置すると、メッセージNo.702が出て計算が中断すべきところ、不正終了していました。
- 入力部
- [4.1.外乱設定]において、外乱名が未入力のとき、外乱名に1番目の地震波名をデフォルトで設定するようにしました。
- 作図部
- 作図設定において、[Tab]キーによるフォーカスの移動ができないものがありました。
- 最大応答図(部材レベル)、固有モード図(部材レベル)において、作図を印刷したときにモデル図の線が細く、プリンター機種によってはほとんど見えない状態になっていました。線の太さを調整しました。
- 最大応答図(部材レベル)、固有モード図(部材レベル)において、平面図のときに印刷プレビューを表示し、印刷設定ダイアログ-[詳細設定]で“指定したスケールで印刷する”を選択すると、本来“スパン・階高調整”が選択不可になるところ、選択できていました。
- 最大応答図(部材レベル)において、表示設定ダイアログを表示して[OK]または[適用]ボタンを押すだけで、ツールバーにある支点反力値のボタンの状態が変わってしまい、支点反力値の表示・非表示が切り替わることがありました。
- 出力部
- 結果出力「1.3.5.3.疲労特性パラメータ」において、入力がない場合でもタイトルだけ出ていました。
- アニメーション
- 立面図において、全方向に作用する免震ダンパーが描画されていませんでした。
- AVIファイルに保存する際のフレーム数のデフォルト値について、(1/保存間隔)となっていたため、保存間隔が細かい場合に現実的ではないフレーム数となり、AVIファイルのファイルサイズが必要以上に大きくなることがありました。デフォルトはフレーム数が100を超える場合には100としました。
- 高DPIのとき、平面または立面表示時にツールバーに表示される、層またはフレームを指定するコンボボックスの幅が狭くなっていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『CSV出力編』
- 『振動アニメーション編』
- 『登録済み製品リスト』
※「解析指定」「結果の一覧」画面において指定できます。ロックすると上書きでの
計算ができませんが、結果表示、復元、計算書出力、メモの編集はできます。
旧Ver.1.1.3.1 → 新Ver.1.1.3.2
インターネットダウンロード : 2019/07/03
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.12のデータに対応しました。
- 作図部
- 平面図・立面図・3D図において、通常の表示とグリッド表示とを切り替えられるようにしました。
- 3D図において、免震・制振部材のみを表示し、そのほかの部材を半透明で表示できるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 指定変位による固有値解析を行ったときに、鉛プラグ挿入型積層ゴムがある場合の結果が正しくありませんでした。
- 粘性系ダンパーまたは複合ダンパーを配置していない物件で、変動軸力によるP-Δ効果を考慮していたとき、全体剛性マトリクスの更新が正しく行えずメッセージX0640が出力される場合がありました。なお、このメッセージの有無にかかわらず、計算が正しく行われていませんでした。
- 接合部パネルを考慮しているとき、応答解析中の柱梁の不釣合力を危険断面位置から節点位置に座標変換する際に、パネル変形によるせん断変形角γを考慮できていませんでした。
- 免震部材による付加曲げ(Q・h)を考慮していたとき、応答解析の解析速度が大幅に遅くなる場合がありました。
- 荷重増分解析結果から骨格曲線を作成する際、柱のひび割れ耐力が正しく計算できず、0になることがありました。
- 重量慣性モーメントの計算において、剛床仮定の解除がある場合、剛床解除節点を除いた剛床部の重心位置をそのまま用いるべきところ、剛床解除した節点を含めて重み付け平均した重心位置を用いていました。
- 一貫計算でメーカー製品ブレースをK形で配置していた場合に、「C0699 メーカー製品ブレースをX形で配置しています。」を出力していました。
- 入力部
- 『SS7』で層の追加または削除を行った場合、免震用ダンパーの配置位置が不正になることがありました。
- 壁タイプで配置済みのダンパーの符号を、免震支承材の符号に変更すると、3D図で不正終了していました。
- 特性係数の入力で「区分」に1~5の数字以外の文字が入力できていました。
- 作図部
- 最大応答図(部材レベル)で、短スパンにダンパーを配置して、印刷設定で「スパン・階高調整」にチェックを入れてもダンパーの配置したスパンが正しく広がりませんでした。(ダンパーがスパンの外に伸びた形になっていました。)
- 出力部
- 結果出力 1.1.4.部材配置-1.1.4.1.免震支承(基礎免震用)において、章タイトルと表との間で改ページされる場合がありました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
旧Ver.1.1.2.2 → 新Ver.1.1.3.1
インターネットダウンロード : 2019/03/27
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.11のデータに対応しました。
- 基礎免震機能に対応しました。
- 免震支承材は、支点位置に対して配置します。
免震支承材は以下の種類に対応しています。水平方向はMSSモデル、鉛直方向は非線形ばねを扱います。
・鉛プラグ挿入型積層ゴム
・高減衰ゴム系積層ゴム
・天然ゴム系積層ゴム
・すべり支承
・転がり支承 - 免震用ダンパーは、任意の床位置に対して配置します。
免震用ダンパーは粘性系、履歴系、複合ダンパーを扱います。履歴系ダンパーはMSSモデルとすることもできます。 - 免震部材による付加曲げ(Q・h、P・δ)を考慮することができます。
- 免震層に指定変位を与えたときの等価剛性を用いた固有値解析、偏心率の計算ができます。
- 免震支承材は、支点位置に対して配置します。
- 鉄骨梁端部、鋼材ダンパーの疲労損傷度の計算に対応しました。
- 地震波の位相差を考慮した計算に対応しました。
- 結果CSV出力に対応しました。
- 計算部
- 計算終了時に音で知らせる機能を追加しました。
- 入力部
- 地震波変換で地震波の間隔を1/100000まで指定できるようにしました。
- 作図部
- 平面図・立面図・3D図において、部材符号の表示を切り替えられるようにしました。
- 平面図・立面図において、表示設定を追加しました。
- 3D図において、軸名・符号の文字のサイズを拡大・縮小できるようにしました。
- 刺激関数図において、刺激係数と固有ベクトルの組み合わせを指定できるようにしました。
- 作図のマウスホイールによる拡大・縮小で、カーソル位置がずれないようにしました。
- 出力部
- 計算結果「2.解析モデル」に重量を追加しました。
- 計算結果「3.固有値解析結果-3.1.固有周期・刺激係数」において、有効質量比を追加しました。また、刺激係数のz方向を出すようにしました。
- アニメーション
- 比較用ケースを表示した状態でケース変更を行ったとき、比較元のケースと比較用ケースを同時に変更できるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 質量が負値となったときは、メッセージを出して計算を中断するようにしました。
- 多剛床があり一貫計算で地震力を全体でまとめるとしていたとき、層の最大応答値が、全体でまとめたときの最大値ではなくそれぞれの剛床での最大値となることがありました。
- P-Δ効果において、大梁の水平面内に幾何剛性を考慮していましたが、考慮しないようにしました。
- 『SS3』データを利用して新規作成していたとき、隅切りの指定があると、重量慣性モーメントをその部分で二重評価していました。
※既存の物件で計算結果を改善するためには、一貫計算データの再読み込みを行ってください。 - 梁の危険断面位置が節点位置の場合、初期応力による危険断面位置せん断力の採用において、左端は端部と1/4位置の大きい方、右端は端部と3/4位置の大きい方を採用するようにしました。
- 出力部
- 出力項目「1.1.2.部材特性(メーカー)」において、入力ツリーメニューが入力不可のときでも指定可となっていました。
- 外乱設定の番号を飛ばして登録すると、結果出力が途中終了し、出力できませんでした。
- 剛床の回転を拘束したとき、計算結果「3.固有値解析結果-3.1.固有周期・刺激係数」において、刺激係数βθzの出力が省略されるべきところ、省略されていませんでした。
- 最大応答図(層レベル)で、複数ケースを同時に印刷したとき、表示方向の結果が無いケースの作図が空白で出力されていました。
- アニメーション
- ハンチを有する部材が塑性化を片側だけ生じたとき、ハンチの傾斜が無くなった状態で描画されていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『振動アニメーション編』
- 『CSV出力編』
旧Ver.1.1.2.1 → 新Ver.1.1.2.2
インターネットダウンロード : 2018/10/11
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.10のデータに対応しました。
- JFEシビルの以下の製品について、『3D・DynamicPRO』で製品リストから配置できるようにしました。
- 二重鋼管座屈補剛ブレース(制振)
- 二重鋼管座屈補剛ブレース(耐震)
- JFEの制振間柱
- “JFEの制振間柱”について、取付ばねの自動計算に対応しました。
- 『SS7』『SS3』でJFEシビルの二重鋼管座屈補剛ブレースを配置していた場合、
『3D・DynamicPRO』ではメーカー指定の以下の履歴モデル・履歴パラメータを用いるようにしました。- 制振タイプ:山田・辻モデル(β=0.6、降伏後の剛性=0.013)
- 耐震タイプ:標準型(降伏後の剛性=0.02)
- 履歴系ダンパー(メーカー)で入力した製品の解析諸元の出力を追加しました。
- 作図部
- 立体図のときに、空(背景)の画像に実写を追加しました。また空も印刷できるようにしました。
※設定の変更はできません。 - 平面図、立面図の印刷プレビューで、複数ページの印刷ができるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 移動等方硬化モデルで、ダンパーに取付けバネがあるとき、第2,第4象限の降伏判定曲線に誤りがありました。
- 移動等方硬化モデルで、累積塑性変形倍率が正しくない場合がありました。
- 柱頭(または右端)の危険断面位置が節点位置のとき、演算誤差によって、危険断面位置が部材から外れた位置と判断する場合がありました。そのとき、危険断面位置のせん断力が0.0となっていました。
- 入力部
- ダンパーと部材入替する指定があって、ダンパーの配置先に該当する部材がないときにメッセージを出力するようにしました。
- 3.1.初期条件-初期応力のケースにおいて、“L”→“G+P”に変更しました。
- フローティングしたツリーメニューでAlt+F4を押すとツリーメニューが消えていました。
- タスクバーが上側にあるときに、作図などのウィンドウのタイトルバーが、タスクバーに隠れてしまうことがありました。
- 作図部
- 応答履歴ループの作図において、山田・辻モデル、移動等方硬化モデルの骨格曲線を、履歴パラメータで設定した剛性低下率“K2/K1”または“β”による降伏後の剛性で描画できていませんでした。
- 出力部
- 出力ファイル名に半角カンマが含まれる場合、出力ファイルの削除および名称変更が正しくできませんでした。
- アニメーション
- AVIファイルの作成において、解析時刻を越えた時刻で、静止画として表示されるはずの経験した降伏状態などが表示されていませんでした。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。また、『登録済み製品リスト』 を追加しました。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『振動アニメーション編』
- 『登録済み製品リスト』
旧Ver.1.1.1.4 → 新Ver.1.1.2.1
インターネットダウンロード : 2018/07/02
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.9のデータに対応しました。
- P-Δ効果を考慮できるようにしました。
- ブレース、柱(間柱タイプダンパーを等価断面として入力することを想定)について、ダンパー扱いの指定ができるようにしました。
ダンパー扱いとしたブレース、柱は、以下の動作となります。- 内部粘性減衰の設定は、制振部材として扱います。
- ひずみエネルギー、水平方向負担せん断力の集計は、変位依存型ダンパーに含めます。
- ※『SS7』『SS3』で入力したメーカー製品ブレースは、Ver.1.1.2.1よりデフォルトでダンパー扱いとなります。そのため、以前のバージョンとは計算結果が変わります。
- 履歴タイプに以下の2つのタイプを追加しました。
- 山田・辻モデル
- 移動等方硬化モデル
- ※ 履歴系ダンパー(折線型)、柱せん断(ダンパー扱いとした場合)、鉛直ブレース(引張のみ有効なブレースを除く)で扱えます。
- 『SS7』『SS3』で入力したメーカー製品ブレースについて、塑性化部長さを指定できるようにしました。塑性化部長さを指定した場合には、指定の塑性化部長さで塑性率・累積塑性変形倍率を計算します。
- 計算部
- 応答解析時の計算速度の改善を行いました。
- 入力部
- 『SS7』『SS3』で配置した部材を、『3D・DynamicPRO』で制振部材に置換できるようにしました。
- 制振用ダンパーの配置において、階を範囲指定できるようにしました。
- 1.3.1.制振用ダンパー(壁・間柱・ブレース)
- 1.3.2.制振用ダンパー(柱)
- 取付ばねKBを部材特性の登録のときだけでなく、配置のときにも指定できるようにしました。
- 1.3.1.制振用ダンパー(壁・間柱・ブレース)
- 1.3.2.制振用ダンパー(柱)
- 1.3.3.制振用ダンパー(節点間)
- 作図部
- 最大応答図(部材レベル)において、履歴系ダンパー(折線型)の耐力・塑性率・累積塑性変形倍率を表示できるようにしました。
- 応答履歴ループにおいて、以下の機能を追加しました。
- 簡易的なアニメーションを実行できるようにしました。
- ダンパー部のみの変位(取付ばねの変位を除いた変位)で描画できるようにしました。
- 骨格曲線を描画できるようにしました。
- 任意の時刻の値をツールチップで確認できるようにしました。
- 出力部
- 骨格曲線の出力を追加しました。
- 『SS7』『SS3』で入力したメーカー製品ブレースについて、解析諸元の出力を追加しました。
- 層せん断力の内訳の出力を追加しました。
- ◆変更点
- 計算部
- [解析指定]の「計算項目の選択」で、応答解析の一番上にのみチェックを付けてケースをチェックなしで計算実行したときに、結果作図の最大応答図(部材レベル)において、耐力図が表示されなくなっていました。
- 柱脚を配置した『SS7』データで物件データを作成した場合、骨格曲線の作成時に柱脚と柱脚部とを合成して柱脚だけにしていますが、このときに柱脚の履歴タイプが線形になることがありました。また、柱脚部の耐力で決まった場合に、正しく骨格曲線が合成できませんでした。
- 柱-せん断の時刻歴応答解析結果において、柱脚を配置した『SS7』データで物件データを作成した場合、変形の時刻歴応答解析結果に柱脚の結果を含めていました。
- 粘性系ダンパー、複合ダンパーのエネルギーの結果について、最大のエネルギーを出力していましたが、最終時刻のエネルギーを出力するように変更しました。
- 外乱名の入力がないために応答解析の子項目(ケース)が一つもない状態で計算を実行すると、計算中に不正終了していました。
- 柱曲げ(4ケースで決定時)の骨格曲線の作成において、正負加力時の応力の符号が同じで、かつ一方は降伏が生じていた場合に、骨格曲線の符号が正しくないことがありました。その場合、正しく履歴ループを追えませんでした。
- 入力部
- 3.5.履歴特性 を設け、関連するメニューをまとめました。
- メニュー「応答解析条件1」を「TAKEDAモデル」に名称変更し、メニューの場所を移動しました。
- メニュー「応答解析条件2」を「応答解析条件」に名称変更しました。
- 1.2.部材特性-1.2.5.履歴系ダンパー(折線型)において、K3/K1-の入力欄を無くしました。
- 作図部
- [3.9.1.設計基準値の設定]で「層せん断力」を「直接入力」として、[3.9.2.設計用層せん断力]が未入力の場合、最大応答図(層レベル)で、「最大層せん断力」または「最大層せん断力係数」を表示すると不正終了することがありました。
- 応答履歴ループ、時刻歴応答の作図において、『SS7』『SS3』で地震力の計算条件を“多剛床の地震力を全体で計算する”としている多剛床の物件のとき、層せん断力や層間変位などを表示すると作図のタイトルに剛床名も表示されていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『入力編』
- 『出力編』
- 『計算編』
- 『振動アニメーション編』
旧Ver.1.1.1.3 → 新Ver.1.1.1.4
インターネットダウンロード : 2018/03/01
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.8のデータに対応しました。
- ◆変更点
- 出力部
- 「出力指定」および「印刷プレビュー」の印刷設定において、同時に印刷するケースの範囲設定ダイアログの表示幅を横に広げることができるようにしました。
旧Ver.1.1.1.2 → 新Ver.1.1.1.3
インターネットダウンロード : 2017/12/13
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.7のデータに対応しました。
- 計算部
- 応答解析の最大同時計算数を4から10に変更しました。
- 出力部
- 「出力指定」ダイアログにおいて、出力項目の一番上に“結果出力”という全項目を束ねる項目を追加しました。
- 「出力指定」ダイアログにおいて、ページの初期値を設定できるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 応答解析中に、計算ダイアログの上段のプログレスバーが止まる場合がありました。
- 応答解析中に、解析時間刻みが細かい等の理由で計算ダイアログが常に更新される場合、操作ができない状態に陥ることがありました。
- 応答解析の結果において、応答解析結果ケースのいずれかひとつでもエラーが発生すると、最大応答値(複数波包絡値)の計算を行っていませんでした。
- 応答解析中に不正終了した場合、同時に計算を行ったケースの中で計算終了していたケースを未解析状態としていましたが、解析済みとなるようにしました。
- 腰折れ柱の柱頭の危険断面位置が正しく求められていませんでした。
- SRC柱の角形充填または円形充填タイプに対して、CFT柱の条件が適用されていました。
- 入力部
- メニュー[ファイル]-[開く]で、開くダイアログを表示した直後「最近使ったデータ」タブ内でフォルダの編集が可能となっていましたが、編集不可としました。また、このとき参照ボタンが表示されていましたが非表示にしました。
- 作図部
- 結果作図のグラフ枠の最大値設定ダイアログにおいて、ダイアログを開いたとき、チェックボックスにチェックが無い状態にしました。
- 結果作図のグラフ枠の最大値設定ダイアログにおいて、「初期値に戻す」ボタンを押したとき、チェックボックスは無関係にしました。
- 結果作図のグラフ枠の最大値設定ダイアログにおいて、設定項目とチェックボックスの間にセパレータを設けました。
- アニメーション
- 応答解析がエラーで中断したケースをアニメーション表示した場合、不正終了することがありました。
- 耐震壁の色の初期値を淡いピンクから濃い灰色に変更しました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『出力編』
旧Ver.1.1.1.1 → 新Ver.1.1.1.2
インターネットダウンロード : 2017/09/28
- ◆機能アップ
- 全般
- 『SS7』Ver.1.1.1.6のデータに対応しました。
- 作図部
- 結果作図のグラフにおいて、グラフの外枠を目盛り間隔に揃えることができるようにしました。
- 結果作図のグラフにおいて、グラフの枠の最大値を設定できるようにしました。
- アニメーション
- 比較表示したときに表示される比較ケース名について、[表示-表示設定-表示対象]の「3D図 比較ケース名」で入力した名称を再現できるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 解析ステップ数(解析時間÷解析時間刻み)については上限を設けていませんでしたが、上限を9,999,999ステップとし、上限を超える場合には、応答解析でエラーメッセージ(X0479)を出すようにしました。
- [2.3.応答解析グループ]の入力が行われていない、あるいは、入力が正しくない場合には、応答解析でエラーメッセージ(X0478)を出すようにしました。
- [4.1.外乱設定]の入力が行われていない、あるいは、入力が正しくない場合には、応答解析でエラーメッセージ(X0477)を出すようにしました。
- 応答解析中に応答値が発散したなど解析が続行不能となった場合には、応答解析でエラーメッセージ(X0641)を出すようにしました。
- 応答解析終了時に入力エネルギーが0であった場合には、応答解析でエラーメッセージ(X0640)を出すようにしました。
- 解析指定ダイアログにおいて、[2.3.応答解析グループ]が入力不可となっている場合、応答解析グループが非表示となるべきところ、表示され、指定できてしまう場合がありました。
- 複数の応答解析グループがあるときに、マルチスレッドを有効にしていない状態で応答解析をすると、不正終了することがありました。
- 応答解析中に不正終了してしまった場合に、解析実行前は計算済みだった応答解析ケースが未解析に戻っていました。
- 認識計算のメッセージに、『SS7』のメッセージが出る場合がありましたが、『3D・DynamicPRO』では出さないようにしました。
- 支点ばねの時刻歴結果において、『SS3』で支点耐力が未入力の場合、かつ支点ばねの履歴タイプが線形となっているとき、支点ばねの時刻歴変位を計算すべきところ、計算していなかったため、変位の結果がすべて0となっていました。
- 入力部
- [結果の一覧]ダイアログにおいて、ボタン配置のレイアウトを変更しました。また、結果1~結果5のいずれも未選択の場合は、ボタンが選択不可となるようにしました。
- [編集-元に戻す]において、複数の結果が存在する状態で入力データの復元を行い、入力データを編集したのち、[元に戻す]を実行すると、本来であれば入力データを編集する前の状態に戻るべきところ、復元前の入力データの状態にまで戻ってしまっていました。
- 作図部
- 結果作図のグラフにおいて、カラープリンターで印刷すると、補助線の目盛の点線が見えなくなっていました。
- 結果作図において、[印刷プレビュー]ダイアログの[ファイル-印刷設定-詳細設定]で割り付けを3分割とした場合、3分割となるべきところ、3分割されていませんでした。
- 結果作図において、ケース選択のコンボボックスで、ケース名が長い場合にケース名をすべて表示できていませんでした。
- 結果作図[1.2.固有モード図(層レベル)]において、グラフの横軸の目盛間隔と補助線の数を増やしました。
- アニメーション
- 3D躯体図において、鉛直ブレース(任意配置)の配置数が、任意配置ではない通常の鉛直ブレースの配置数よりも多かったとき、3D躯体図を表示すると不正終了する場合がありました。
- [表示設定]において、「3D図 比較ケース配置」を「表示条件」タブに、「3D図 比較ケース名」を「表示対象」タブに、場所を入れ替えました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。
- 『導入・基本操作編』
- 『計算編』
- 『出力編』
- 『振動アニメーション編』
新Ver.1.1.1.1
インターネットダウンロード : 2017/06/15
- ◆全体機能
- 初期リリース