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Super Build/SS2アップデートファイル

更新内容

旧Ver.2.50 → 新Ver.2.51(VerUp対象Ver.2.50)

インターネットダウンロード : 2006/11/27

* SS2.5、SS2Op.1、マウス入力、SS2限界耐力、Op.F1、Op.F2を含む

◆変更点
【マウス入力】
[屋根面風力係数の自動配置]で、θが10度未満の場合、正の係数によるCfは0で自動配置されるべきところ、-999.000が配置されていました。また、θが45度を超える場合、負の係数によるCfも0が999.000となっていました。
【入力】
重力単位入力のとき、[8 部材形状配置]で三方スリットの指定ができませんでした。
[5.4 風荷重]で速度圧を直接入力しているとき、地表面粗度区分が入力できなくなっていました。また、入力データ出力・入力データリスト・風荷重の出力でも、地表面粗度区分の表記がありませんでした。
【入力データ出力】
入力データ出力と入力データリストにおいて、「崩壊形保証の為のクライテリア」の“ΣCMu/ΣGMu”を“ΣCMu/ΣGMm”と表記していました。
入力データリストで、S造露出柱脚の入力内容の説明文に誤りがありました。
誤) ボルト孔=自動:ボルト径と同値
正) ボルト孔=自動:アンカーボルト径+5[mm]
【架構認識】
[2.3 応力計算条件−1.応力解析方法]が“<2>立体解析”の場合、架構認識で「ERROR : No.45 ###  フレーム で,支点の指定により,第1層水平方向がすべて自由になっている。」を出力しないようにしました。
【荷重計算】
床組の小梁と小梁の交点が大梁上にある場合、荷重計算で保護エラーが発生する場合がありました。
隅切りによって移動する部材(ダミー部材を除く)が下階のみに存在し、上階の隅切り部分の直交方向にダミー梁を配置していると、風荷重の見付け面積が正しく計算できない場合がありました。
多剛床において、水平外力の作用位置を算定するとき、フレーム外雑壁による影響を主剛床に対してのみ考慮していました。
【ルート判定】
1つの壁の中に、左の通り心からの距離と右の通り心からの距離が同じ開口が2つあり、さらに、それらより左の通り心からの距離は大きく、右の通り心からの距離は小さい(または同じ)開口が1つあると、壁量が正しく計算できな場合がありました。
冷間成形角形鋼管を使用したとき、ルート2における柱はり耐力比の検証で、最上層の節点のみ検証の対象外としていたのを、建物形状を考慮して対象外となる節点を判別するようにしました。
【断面算定】
RC梁の断面算定で、以下のメッセージの出力は、上端、下端のPtを各々計算して判定すべきところ、Ptmaxについてはatの大きい方のPt、Ptminについてはatの小さい方のPtで判定していました。
「WARNING No.556 Ptが#.##%を超えている。」
「WARNING No.557 Ptが#.##%未満になっている。」
SRC梁の断面算定において、出力形式を詳細にしていると直交加力時の結果に“直交加力時”と出力されませんでした。
CFT柱の断面算定において、角形鋼管のFB相当の変形性能より限界軸力を算定(計算編:P.12-75、(12.139)式)するとき、√325/σy を√σy/325 としていました。
耐震壁の断面算定において、出力の記号説明にせん断力の割増し率を追加しました。
RC接合部の断面算定において、短期許容応力度設計のときQaj/QDj の上限値を 999.99 としました。
RC接合部の断面算定において、終局強度設計のとき取り付く梁の内法スパンが0以下でも、「ERROR No 232 梁の内法スパンが0以下のため計算できません。」が出力されず、微少な内法スパンで検討している場合がありました。
RC接合部の断面算定において、保有耐力結果を用いたとき、正負両方の加力方向を解析していないときでも「WARNING No 656正負両加力の計算が指定されていません。」を出力していました。
RC接合部の断面算定において、[2.4.7 接合部−短期時の検定]を“<2>する”、[2.4.7 接合部−終局時の検討]を“<3>する(保有耐力結果を用いる)”とし、[RC接合部断面算定−終局強度設計]の出力でERRORやWARNINGが出る状態で、[せん断設計]の解析を4回程度繰り返すと、実行時エラーが発生する場合がありました。
S造露出柱脚の断面算定において、鋼管構造設計施工指針によるアンカーボルトの検証を行う際のせん断力Qが、引張り力が生じているアンカーボルトに作用しているせん断力であるべきところ、柱脚全体に作用しているせん断力となっていました。
S造露出柱脚の断面算定において、許容応力度の検討で、N<0 かつ dt>Xn>0 のとき、σc と T の算定において、計算式で at を用いるところを ag を用いていました。
柱脚の断面算定において、WARNING No.6,15の“保有耐力接合”を“保有水平耐力接合”と表記していました。また、WARNING No.28 の“Fc”を“fc”と表記していました。
柱脚の断面算定において、終局時の検討のとき直交フレーム上のブレース軸力が考慮されていませんでした。
柱脚の断面算定において、柱の柱脚と柱脚部の耐力を合成したとき、X,Y方向の軸耐力が異なっていると、柱脚部の耐力と柱脚の断面算定における設計応力とで不整合が生じ、断面算定結果が M≦Mu になるところ、M>Muとなる場合がありました。
【必要保有水平耐力】
梁柱の組み合わせによる柱の部材種別を決定するとき、脆性破壊して架構から取り除かれた梁も考慮していました。
【せん断設計】
[14.2.2.2]〜[14.2.2.4]のQu/Qmの個別指定でαを1.0とした入力が無視されていました。[14.2.2.1 Qu/Qm(RC部材)]と[14.2.2.4 Qu/Qm 壁ごと]の入力内容が重複するとき、どちらか大きい方のα値を採用していました。
【結果出力】
[5.3 積雪荷重−積雪荷重の考慮]を“<3>考慮する(多雪区域)”とした場合、「節点ごとの地震用重量」に積雪荷重を考慮するようにしました。
【限界耐力計算】
「構造計算書(その1)」において、階名・層名・X軸軸名・Y軸軸名・符号名に“,”(カンマ)が含まれていると、[§9.地震時安全限界の検証−(4)変形能力の確認]が正しく出力されない場合がありました。
[14.1.3 地盤条件]でGsの計算方法を第一号とした場合、『SS21/表層地盤アンプリファイア』の結果データファイルが存在しないと、構造計算書(その1)の§8、§9の「表層地盤の増幅率」が出力されませんでした。 また、卓越周期と増幅率の値を常に『SS21/表層地盤アンプリファイア』の結果データから読み込んでいたため、出力結果が『SS2』の入力内容と整合性が取れていない場合がありました。
【作図】
平面図において、片持ち梁に柱の回転が考慮されない場合がありました。
平面図において、片持ち床のデッキプレートの作図パターンが正しくありませんでした。
平面図において、片持ち床の先端小梁を負値入力すると小梁を間違った位置に描画していました。
平面図において、片持ち床の配置方向により誤った位置に小梁を描画していました。
平面図において、表示項目の「開口」を指定すると雑壁の位置に直前に描画した開口Noが表示されていました。
作図において、ワイド画面を使用している場合、正方形の図形が長方形に見えるくらいに水平方向のサイズが大きくなっていました。また、モニタの最大解像度以外で作図をした場合、図形の大きさがDPIと一致しなくなっていました。
【CSV入出力】
[CSVファイル入出力]で、以下の場合、当該項目が読み込めないことがありました。
[断面算定−鉄骨ブレース登録]で、「Ae」が327.67[cm2]を超えた場合
[限界耐力と保有水平耐力−地盤条件]で、「地盤から基礎底面までの深さ」または「工学的基盤までの深さ」が32.767[m]を超えた場合
旧バージョンのデータを開くとき、データ変換の確認ダイアログで「いいえ」を選んでから、CSV変換を行おうとするとエラーが発生し終了していました。
【別途計算機能】
柱脚の自動設計において、H形鋼におけるベースプレートの検定は強軸方向のみ行うところ、出力結果では弱軸方向の検定結果の欄に空白ではなく誤った数値が出力されていました。
柱脚の自動設計において、L+S(短期)時のアンカーボルトfs、コンクリートfcが、長期時の値で検定していました。
柱脚の自動設計において、ベースプレートの片持ち梁による検討方法を不等辺分布荷重が作用するときの計算に変更しました。
柱脚の自動設計において、ベースプレートの検討のとき、アンカーボルト位置dtx, dty([12.6]柱脚形状の入力内容)が柱内部に達する寸法だった場合、エラーが発生し終了していました。
柱脚の自動設計において、ベースプレート・リブプレートの検討のとき、ベースプレートのF値をゼロと入力していた場合、[12.6柱脚形状]で指定したベースプレートF値か柱のF値のどちらかを採用するところ、[12.6柱脚形状]で指定したF値が無視され、常に柱のF値を採用していました。
柱脚の自動設計において、リブプレートの溶接作業法の入力値が保存されず、次回起動時に初期値に戻っていました。また、ベースプレートの検討でY方向のL1値がX方向の値になっていました。
耐震壁の自動設計において、[12.5.1 壁]で、壁No.が階数を超えている耐震壁に鉄筋本数のみを入力していると、壁筋径がゼロになっていました。
【その他】
市場にない断面サイズを間違って使われる場合があるということから、物件データの新規作成画面に、以下の注意書きを追加しました。
“※登録済み鋼材ファイルのご利用に際しては、断面サイズが当該建物で使用できることを確認してください。”
鋼材種別により、登録されている断面サイズが異なります。なお、適合していない場合は、[7 鉄骨鋼材登録]で訂正してください。
鋼材ファイルについては、PDF解説書「登録済み鋼材リスト」を参照してください。
[解析と結果出力]で[32.解析・出力後に出力画面表示]にチェックを付けて解析を行うと、テキストブラウザがメインウィンドウの背面に表示される場合がありました。極力、前面に表示するようにしました。
[基礎関連データ−BF1の利用方法−常にSS2データの中に置く]にチェックを付けていても、BF1データの作成後にデータを移動して[基礎関連データ−BF1の利用方法]を開くことなく計算を行うと、BF1データのパスの整合が取れなくなり、[基礎による応力]の計算でBF1の結果を読み込むことができませんでした。
一次設計で弾塑性解析を行う物件データを[データの転送と消去]で重力単位入力に変換すると、[短期地震荷重時の解析方法]が“弾塑性解析”のまま変更できなくなっていました。
解説書(入力編)を更新しました。全体的に使用に際しての注意を追記しました。

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2006/11/27

SS2 Ver.2.51

wss2_251.exe[29.4MB]

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