Super Build/SS2アップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.51 → 新Ver.2.52(VerUp対象Ver.2.50以上)
インターネットダウンロード : 2007/02/08
- ◆変更点
- 【入力部】
- [7.鉄骨鋼材登録-7.2角形鋼管]において“<6>SHC”を追加しました。
- [14.2.1計算条件-5.弾性・設計限界-層間変形角の考慮]で、X、Y方向どちらか一方を“<3>しない”にすると層間変形角が入力できませんでした。
- 軸及び層の追加・削除に以下の項目が連動していませんでした。
([12.8.1.3 接合部]、[12.8.1.4 耐震壁]、[12.8.1.5 鉄骨ブレース]、[12.8.1.6 柱脚]) - マウス入力において、3D図の実寸描画で鉄骨の片持ち梁のHとBとを取り違えた寸法で描画されていました。
- マウス入力のツリーメニューバーで、[屋根面風力係数の自動配置]が[屋根面風圧係数の自動配置]と表示されていました。
- 【計算部】
- 荷重計算において、片持ち床の右側に片持ち梁がない、かつ、先端リブありの場合、片持ち小梁による荷重伝達が正しく計算されていませんでした。
- 荷重計算において、エラーメッセージ「ERROR No.53 小梁特殊荷重No.#### のパラメータが不正である。」の”No”に[9.1 梁・小梁特殊荷重登録]の登録Noを出力するようにしました。
- 接合部のFcにおいて、『SS2.5』または『SS2 Op.1』を使用した場合、下に柱が無いとき上の柱のFcを採用していました。下に柱が無いときは梁のFcを採用するようにしました。
- S造の幅厚比において、強度入力した鋼材を使用する場合は材料強度による換算を行うようにしました(冷間角形除く)。
- SRC梁の断面算定において、許容せん断力QAおよび必要Pwを計算する際、ハンチが有る場合は中央のコンクリート断面を用いて計算していました。
断面算定位置のB、D を用いるようにしました。 - 柱脚の断面算定において、S造根巻き、S造埋込み、SRC造埋込みのルート3の結果出力で、解析していない加力方向での計算結果の判定も行っていました。また、簡略書式で出力すると、解析していない加力方向も出力されていました。
- 部材種別において、[12.7.3.2 符号なし配筋(RC部材、SRC部材)-鉄骨-柱]でX方向(柱脚)とY方向(柱頭)で異なる形状を指定すると、[7.7(1)部材種別パラーメータ-2)柱]のsMo/Moの値に誤りがありました。
- せん断設計において、[14.2.2 崩壊形の為のクライテリア]で柱のα値を個別指定していないと、SRC柱のQDがゼロになっていました。(Ver2.51のみ)
- 【出力部】
- テキストブラウザのジャンプ項目が“アイエスベースの設計”となっていたため、出力の“ISベース”にジャンプできませんでした。ジャンプ項目を“ISベース”に変更しました。
- 入力データリストにおいて、梁柱の符号毎で指定した鉄筋種別や鋼材種別の強度が出力されていませんでした。
- 入力データリストにおいて、ハイパービームのスペルが間違っていました。
- 入力データリストにおいて、[14.2保有水平耐力-3.水平力・せん断力分布-2.水平外力の直接入力]で負値入力しても絶対値で出力されていました。
- 入力データリストにおいて、壁の配筋で単位重量が出力されていませんでした。
- 入力データリストにおいて、入隅でX方向、Y方向ともに床組No.を指定しているとエラー終了する場合がありました。
- 入力データリストにおいて、[2.水平外力直接入力(保有用)]で、水平外力がゼロより大きく1より小さいときに「自動」と出力されていました。
- 結果出力において、[7.7必要保有水平耐力-(4)構造特性係数-(5)必要保有水平耐力比較表]のQud、Ds値、Fes値で、次の考慮がわかるようにしました。(直接入力、0.05割増、ランクIV、柱脚による割増)
- 構造計算書(その1)において、中間層にX方向またはY方向の梁が全く存在しない場合、[§8ルート判別表]の柱はり耐力比が正しく出力されませんでした。
- 【作図部】
- 平面図において、片持ち床のリブを負値入力すると、小梁番号を作図していませんでした。また、片持ち床のリブが負値でLi,Ljに値を入力すると、リブを正しく作図していませんでした。
- 平面図において、フレーム外雑壁を隣の軸に節点がないフレームに配置すると、斜めに作図することがありました。
- 平面図において、入隅Y方向の床に配置した床組を逆方向に作図していました。
- 立面図において、隅切り部分の壁にスリットを配置すると、隅切りの移動先の軸にスリットが描画されない場合がありました。
- 立面図において、袖壁・腰壁・垂壁が1階に配置され、かつ、1層部分に梁のレベル調整が指定されている場合、開口部分に不正な線が描画されていました。
- 応力図において、規模の大きい物件で、梁のM値が梁端から離れた位置に描画され、左端と右端が逆に見える場合があったため、規模の大小にかかわらず一定の位置に描画するように改善しました。
- 【別途計算機能】
- 柱脚の自動設計において、ベースプレート・リブプレートの検討で柱符号に全角文字があり、かつ、符号名が(半角)6文字より少ない文字数のとき、計算・出力されない符号がありました。
- 柱脚の自動設計において、ベースプレート・リブプレートの検討で円形鋼管の柱符号が選択できるようになっていました。
- 柱脚の自動設計において、ベースプレート・リブプレートの検討で2次設計が選択できるようになっていました。
- 耐震壁の自動設計において、psの算定に縦筋が考慮されていませんでした。
- 【CSV入出力】
- CSVファイルの読み込みにおいて、[12.6 柱脚形状]が未入力の状態で、[断面算定−柱脚形状]をCSVデータから読み込むと、実行時エラーが発生して正しく読み込むことができませんでした。
- CSVファイルの読み込みにおいて、「Microsoft(R) Excel」で編集したときに生じる不要な","(カンマ)により保護エラーが発生する場合がありました。
- CSVファイルの結果出力において、[SS2→CSV(解析結果)]の[応力解析のまとめ-水平力分担]でX方向負加力とY方向正加力の値が入れ替わっていました。
- 【その他】
- プログラムバージョンよりも古いデータを開く場合は、再計算が必要になるように変更しました。
- セットバックにより傾斜した柱に柱の回転を指定すると、Dyo(Dynamicオリジナルコマンド)ファイルに出力する曲げ剛性が正しく計算できていませんでした。
- 解析と結果出力で出力先設定をプリンタにすると、エラーが発生したり「該当する出力はありませんでした。」のメッセージが表示されていました。
- 【解説書】
- 入力編、出力編、計算編の解説書において修正及び追記を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を確認してください。
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