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Super Build/SS3アップデートファイル

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旧Ver.1.1.1.25 → 新Ver.1.1.1.26(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2013/07/30

◆機能アップ
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S造およびCFT造柱の座屈長さ係数の自動計算において、一本部材の指定([12.7 部材の条件等-12.7.2 一本部材の指定])を考慮するようにしました。
以下の終了時メッセージを出力するようにしました。
  • 「ERROR No.742 設計応力が許容耐力を超えているCFT柱がある。」
  • CFT柱の断面算定で、設計用曲げモーメントおよびせん断力が許容耐力を超える場合、出力します。
  • 「WARNING No.826 短期の設計軸力が限界軸力を超えているCFT柱がある。」
  • CFT柱の断面算定で、短期時の軸力が制限値を超える場合、出力します。
  • 「WARNING No.827 剛性低下率・形状係数を直接入力している。」
  • [10.1 剛性低下率・形状係数]を入力した場合、出力します。
  • 「WARNING No.828 接合部の形状を直接指定している。」
  • [12.7 部材の条件等(個別指定)-12.7.6 接合部の形状係数]を入力した場合、出力します。
  • 「WARNING No.829 設計用層せん断力Qudを直接入力している。」
  • [14.2 保有水平耐力-14.2.3 水平力・せん断力分布-14.2.3.1 設計用層せん断力]で0以外の値を入力した場合、出力します(0は自動計算)。
  • 「WARNING No.830 外力分布を直接入力している。」
  • [14.2 保有水平耐力-14.2.3 水平力・せん断力分布-14.2.3.2 外力分布]で0以外の値を入力した場合、出力します(0は自動計算)。
  • 「WARNING No.831 部材終局耐力を直接入力している。」
  • [15 部材耐力直接入力関連-15.1 終局耐力関連]([15.1.8 支点耐力]を除く)を入力した場合、出力します。
  • 「WARNING No.832 部材ひび割れ耐力を直接入力している。」
  • [15 部材耐力直接入力関連-15.2 ひび割れ耐力関連]([15.2.9 支点ひび割れ耐力]を除く)を入力した場合、出力します。
  • 「WARNING No.833 部材種別を直接入力している。」
  • [15 部材耐力直接入力関連-15.5 部材種別関連]を入力した場合、出力します。
  • 「WARNING No.834 靭性指針用部材変形角を直接入力している。」
  • [15 部材耐力直接入力関連-15.6 靭性指針用部材変形角]を入力した場合、出力します。
計算中に以下のメッセージを出力するようにしました。
  • 「WARNING No.477 ### 階で、面内雑壁のn値が0になっている。」
  • 面内雑壁がある階に対して[2.1 剛性計算条件-面内雑壁のn値]を0と入力した場合、ルート判定計算中にメッセージを出力します。
  • 「WARNING No.5 スラブ筋が1部材も入力されていない。」
  • [スラブ筋の考慮]([2.5 耐力計算条件-終局耐力1][14.1.2 安全限界条件-終局耐力1][14.2.1 保有水平耐力計算条件-終局耐力1])または[スラブの考慮-αy 算定式への考慮]([2.5 耐力計算条件-ひび割れ][14.1.2 安全限界条件-ひび割れ][14.2.1 保有水平耐力計算条件-ひび割れ])を“する”とした場合で、[12.1 鉄筋関連データ-12.1.2 スラブ筋]が未入力のとき、部材耐力計算中にメッセージを出力します。
  • 「WARNING No.6 支点耐力が1 箇所も入力されていない。」
  • [支点の考慮]([2.5 耐力計算条件-降伏の認識][14.1.2 安全限界条件-降伏の認識][14.2.1 保有水平耐力計算条件-Ds算定時、保有水平耐力時])をするとした場合で、[15.1 終局耐力関連-15.1.8 支点耐力]が未入力のとき、部材耐力計算中にメッセージを出力します。
旭化成建材 株式会社、岡部 株式会社製の「ベースパック」の新ラインナップ「P3シリーズ」(35-16P3、35-19P3、40-16P3、40-19P3、45-16P3、45-19P3、50-22P3、55-19P3、55-22P3)に対応しました。
詳しくは、http://www.b-pack.net/ を参照してください。
◆変更点
計算部
【地震力】
多剛床で最上階が副剛床のみのデータにおいて、[5.5 地震力計算用データ-多剛床の地震力計算方法]を“<1>全体をまとめて外力分布を求める”としたとき、[5.5 地震力計算用データ-一次固有周期T]を直接入力しても、内部計算した固有周期でAiを計算していました。
【応力解析】
弾塑性解析において、[12.6 柱脚形状]で柱脚を配置した柱の降伏判定で、[14.2.1 計算条件-3.終局耐力2-柱脚曲げ耐力用軸力]を“<2>ブレース付加軸力を考慮する”と指定しても、隅切り移動によって取り付くブレースの軸力が考慮されていませんでした。
弾塑性解析において、[5.7 水平外力の直接入力]および[5.9 多剛床の水平外力の直接入力]で水平外力を0としたとき、[14.2.3.2 外力分布]で入力した層せん断力または水平外力の直接入力値が考慮されませんでした。
【ルート判定】
壁量の計算において、柱が取り付かない袖壁(側柱がない場合またはダミー柱の場合)はAw’に算入するべきところ、Awに算入していました。
雑壁を考慮した偏心率・剛性率の計算における雑壁の剛性について、柱が取り付かない袖壁(側柱がない場合またはダミー柱の場合)がAw’に算入されていませんでした。
【断面算定】
RC柱およびSRC柱の断面算定において、主筋の入力方法が、一方向が断面積で、直交方向が本数と径の場合、隅角部の鉄筋断面積が正しく計算できていませんでした。
二軸曲げを考慮したRC柱の断面算定において、[2.4 断面算定条件-2.4.1 共通事項-共通事項2-耐震壁周りの部材の算定]を“しない”としたとき、耐震壁が取り付く方向の軸力に短期荷重時の軸力が考慮されていませんでした。
付着の検討(1999)の断面算定結果出力において、端部側1/4L(3/4L)位置と中央側1/4L(3/4L)位置でαtの値が異なる場合、応力度比(αt/ft)が大きい方の値を出力するようにしました。(以前は、1/4Lは中央側、3/4Lは端部側の値を出力していました)
付着の検討(1999)の断面算定結果出力において、端部配筋よりも中央配筋の方が多い場合、1/4L(3/4L)位置の決定ケースが正しく出力されない場合がありました。
【部材耐力計算】
RC柱の終局曲げ耐力の計算において、[14.2 保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-RC柱Muの算定式]を“構造規定ag式”とした場合、X方向とY方向の主筋強度が異なるとき、主筋断面積を強度換算せずにMuを計算していました。
【必要保有耐力】
SRC柱の部材種別判定(N/No)の最大圧縮耐力、終了時メッセージ「WARNING No.806 柱の軸方向力が引張耐力の0.75または圧縮耐力の0.55を超えている部材がある。」の引張耐力および圧縮耐力、クライテリアのチェック(N/Nu)、3D作図のNuの表示において、採用する軸耐力を柱脚の値から、柱頭・柱脚で絶対値が小さい方の値に変更しました。
【せん断設計】
スーパーフープで靭性指針式を採用した場合、解析方向にヒンジが発生した柱について軸力制限を確認しますが、解析方向に耐震壁が取り付き、直交方向にヒンジが発生した場合も軸力制限を確認していました。
構造計算書
構造計算書「1.3.1 略軸組図」および作図「立面図」において、隅切り先の柱に同じ符号が2つ表示されることがありました。
構造計算書「1.4 断面リスト-1.4.2 柱 CFT造」において、柱符号毎でFcを入力した場合、コンクリートの種類は常に“普通”と表示すべきところ、[4.1 標準使用材料-1.コンクリート-RC・SRC]および[4.2 コンクリート]で指定したコンクリートの種類を表示していました。
構造計算書「1.4 断面リスト-1.4.2 柱-柱脚」および、構造計算書(その1)「§1 (5)断面リスト-柱脚リスト」において、鉄骨タイプが“<6>├”または“<7>┤”のSRC柱で、鉄骨形状rが片方向のみ0の場合、鉄骨の“BH-”と“H-”がX・Y方向で逆に出力されていました。
構造計算書「1.4 断面リスト 1.4.3 壁・ブレース-鉄骨ブレース(断面積登録)」および、構造計算書(その1)「§1.建築物の構造設計概要(5)断面リスト-鉄骨ブレースリスト(断面積登録)」において、重量のみの鉄骨に対してλおよびiの値を出力していました。
構造計算書「3.1 メッセージ一覧」および、結果出力「終了時メッセージ」において、以下のワーニングメッセージは、解析した加力方向に対してNGの場合のみ出力すべきところ、解析していない方向(解析した後、解析しない指定に変更した場合)に対してもNGであればメッセージを出力していました。
  • No.824 スーパーフープに荒川式を採用した柱において引張軸力が発生している。
  • No.825 スーパーフープに靱性指針式を採用した柱において軸力制限を超えている。
構造計算書「7.11 柱はり耐力比図」において、すべての柱の全塑性曲げモーメントが3276.8[KNm]以上のとき、「該当するデータはありません。」と出力され、柱はり耐力比図が出力されませんでした。
構造計算書「11.6.1 必要保有水平耐力と保有水平耐力比較表」の出力において、Qud、Qun、Quの値が実際より0.1小さい値で出力される場合がありました。
構造計算書「11.6.5 柱はり接合部の検定」において、RC接合部の検討とSRC接合部の検討の両方を出力した場合に、正しく改ページが行われず、RC接合部の検討結果と同じページ内にSRC接合部の計算条件・記号説明を出力していました。
構造計算書(その1)「§11.プログラムの運用状況 エラーおよびワーニング一覧」において、以下のメッセージはワーニングメッセージとして出力すべきところ、エラーメッセージとして出力していました。また、以下のメッセージは解析した加力方向に対してNGの場合のみ出力すべきところ、解析していない方向(解析した後、解析しない指定に変更した場合)に対してもNGであればメッセージを出力していました。
  • No.824 スーパーフープに荒川式を採用した柱において引張軸力が発生している。
出力部
入力データDump「12 断面算定(6)柱脚形状」、入力データリスト「1.12 断面算定(6)柱脚形状」において、スーパーハイベース(BSタイプ)の偏心方向を出力するようにしました。
入力データList「1.4 使用材料-(1)コンクリート」および構造計算書のエコーデータ「1.4 使用材料-(1)コンクリート」において、最上層のコンクリートデータが出力されない場合がありました。
結果出力「[4]応力解析のまとめ-4.1 応力の割増率-(2)耐力壁水平力負担率による応力割増率」において、長期軸力が微小なとき、応力割増率が1.000を超える柱の結果が出力されない場合がありました。
RC接合部(終局強度設計)の断面算定結果出力において、柱降伏形式の場合、接合部に接続する左右の梁のスパン長さhc、hc’(梁が傾斜している場合は、梁の部材長を柱の主軸方向へ投影した長さ)の小数第2位を切り捨てていたのを、四捨五入するようにしました。
マウス入力
マウス入力の[屋根面風力係数の自動配置]で、入力データを変更後、[上書き保存]を行っても、メニューおよびツールバーのアイコンが淡色表示に変わっていませんでした。(データは保存されています)
入力部
入力項目[支点の考慮]のデフォルト値を“<1>する”から“<2>しない”に変更しました。
  • [2.5 耐力計算条件-支点の考慮-浮き上がり・圧壊]
  • [14.1.2 安全限界条件-降伏の認識-支点の考慮-浮き上がり・圧壊]
  • [14.2.1 保有水平耐力計算条件-Ds算定時-支点の考慮-浮き上がり・圧壊]
  • [14.2.1 保有水平耐力計算条件-保有水平耐力時-支点の考慮-浮き上がり・圧壊]
入力項目[RC梁・柱Qu算定式]のデフォルト値を“<1>構造規定(0.053)”から“<26>構造規定(0.068)”に変更しました。
  • [2.5 耐力計算条件-終局耐力1-RC梁・柱Qu算定式]
  • [14.1.2 安全限界条件-終局耐力1-RC梁・柱Qu算定式]
  • [14.2.1 保有水平耐力計算条件-終局耐力1-RC梁・柱Qu算定式]
入力項目[RC耐震壁Qu算定式]のデフォルト値を“<1>構造規定(0.053)”から“<2>構造規定(0.068)”に変更しました。
  • [2.5 耐力計算条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式]
  • [14.1.2 安全限界条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式]
  • [14.2.1 保有水平耐力計算条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式]
入力項目[RC耐震壁Qu算定式-M/(QD)の算定]のデフォルト値を“<1>仮定値”から“<2>精算”に変更しました。
  • [2.5 耐力計算条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式-M/(QD)の算定]
  • [14.1.2 安全限界条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式-M/(QD)の算定]
  • [14.2.1 保有水平耐力計算条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式-M/(QD)の算定]
[14.2.1 保有水平耐力計算条件-部材種別の判定-横補剛検討NG部材の取り扱い]のデフォルト値を“<1>部材群種別判定を考慮しない”から“<2>部材群種別をDとする”に変更しました。
[6.3 壁][6.4 鉄骨ブレース][6.6 雑壁(袖壁・腰壁・垂壁)]において、ボタン([消去][挿入][コピー][整理])を押してデータを編集した場合、それぞれ[12.5.1 壁][12.5.3 鉄骨ブレース][12.5.2 垂・腰・袖壁]のデータと連動するようにしました。
[12.1.1 鉄筋重心位置]の[12.1.1.1層ごと][12.1.1.2梁][12.1.1.3柱]において、鉄筋重心位置の入力下限値を0.0から0.1に変更しました。
[12.6 柱脚形状]のスーパーハイベースの指定画面において、型式にかかわらず“配置方向”が指定可能だったところを、「BS」シリーズに対してのみ“偏心方向”(X方向、Y方向)を指定できるようにしました。
[1 基本事項-19.計算ルート-構造計算手法]を“許容応力度等計算”(“保有水平耐力”はチェックしない)としたデータにおいて、[2.3 応力計算条件-短期地震荷重時の解析方法]を“<2>弾塑性解析”とした場合、設計応力まで解析した後、[1 基本事項-19.計算ルート-計算ルート]を変更したとき、[解析と結果出力]で[8.ルート判定]以降を再計算にすべきところ、[6.部材耐力計算]も再計算になっていました。
[高強度せん断補強筋Qu算定式]で<2>以外を選択している状態で、[4.1標準使用材料-高強度せん断補強筋]を“<7>SPR785”に変更したとき、[高強度せん断補強筋Qu算定式]を“<2>塑性理論式”に変更する旨のメッセージボックスが出力されますが、そのメッセージに表示される入力項目名に“終局耐力1”を付加しました。
作図部
3D作図の「特殊荷重リスト」において、メニュー[表示-表示設定]の[図・値-特殊荷重リスト-荷重図スケール]で指定した値を基準(最大)に描画しますが、誤って指定した値の10倍の値を基準にしていました。
CSVファイル入出力
[CSVファイル入出力]において、[13 基礎関連データ-13.1 計算条件]を“<1>独立杭基礎”または“<2>独立フーチング基礎”としているデータを『Op.F1』のライセンスを取得しないで開いたとき、解析結果[基礎関連-基礎梁応力の計算結果]を指定すると、「基礎梁応力の計算結果」が出力されるべきところ「基礎応力の計算結果」が出力されていました。
CSVファイルの読み込みにおいて、[部材耐力関連]の[柱軸ひび割れ耐力]および[耐震壁軸ひび割れ耐力]の耐力値(Ncmin)が負値の場合、データが読み込めませんでした。
CSV結果出力の[基礎梁応力の計算結果]において、基礎梁以外の梁も出力される場合がありました。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 マウス入力』
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3限界耐力 計算編』
  • 『SS3限界耐力 出力編』

---[END]---


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