更新内容

旧Ver.1.1.1.56 → 新Ver.1.1.1.57（VerUp対象：Ver.1.1.1.5以上）
インターネットダウンロード ： 2025/12/10

◆機能アップ

耐震壁が異なる剛床間に配置されている場合、その壁が水平力分担に含まれないため、以下の計算中メッセージを出力するようにしました。

• 「WARNING: No.338 ### 階，### ﾌﾚｰﾑ，### 軸 で，耐震壁が異なる剛床間に配置されている。」

入力データList「1.15 保有水平耐力関連データ」および構造計算書「11.2.6 復元力特性」の「冷間角形鋼管の耐力低減率」において、［4.1 標準使用材料－標準使用材料 2－9. 冷間角形の強度入力］で入力した種別名を出力するようにしました。

◆変更点

計算

RC梁の付着の検討において、RC規準2018による使用性確保および損傷制御のための検討（カットオフ筋の場合の検討式）だけが満足しないとき、以下の計算中メッセージが出力されませんでした。

• 「WARNING: No.673 使用性確保および損傷制御のための付着の検討を満足していない。」

出力

［9.13片持ち梁MQ直接入力］において、0層に対して片持梁が配置されてない箇所を指定したとき、以下の計算中メッセージが出力されませんでした。

• 「WARNING: No.377 0 層，### ﾌﾚｰﾑ，### 軸 で，片持ち梁が配置されていない箇所に，片持ち梁M,Q直接入力をした。」

［14.2.4 冷間角形鋼管の耐力低減－計算条件－局部崩壊メカニズムと判定された場合の耐力低減の考慮］を“<1>する”として、［入力データの出力］において“15 保有水平耐力関連データ”と“16 部材耐力直接入力関連”を同時に指定すると、「16 部材耐力直接入力関連」が出力されませんでした。

マウス入力

平面図において、出隅および入隅の荷重伝達方向の矢印を表示するようにしました。

入力

［14.3 剛性低下率の転送］の画面を開き、操作にかかわらず閉じると、『SS3』本体が操作できなくなっていました（Windows11 24H2以降で発生する現象です）。

以下を起動して、操作にかかわらず終了すると、『SS3』本体が操作できなくなっていました（Windows11 24H2以降で発生する現象です）。

• ［DP1(計算書出力ツール)］
• ［別途計算機能－床・小梁の自動設計－RC2次部材データ作成］

以下の画面おいて、［アンカーボルト－軸部径－負値］の記号説明を［cm2/本］から［cm2］に変更しました。

• ［12.6 柱脚形状－露出型の登録］
• ［12.6 柱脚形状－非埋め込み型の登録］
• ［別途計算機能－柱脚の自動設計－S造 ベースプレート・アンカーボルト］
• ［別途計算機能－柱脚の自動設計－SRC造 ベースプレート・アンカーボルト］

作図

作図「部材種別・せん断設計結果」において、印刷時のヘッダーに“固定＋積載荷重”が余分に出力される場合がありました。

作図の［印刷設定］において、一部の余白の値を変更して印刷した場合、［印刷設定］を再度開くと、変更していない余白の値が誤って“-2”になる場合がありました。

作図の以下の図において、寸法（スパン長、階高）の単位をcmからmmに変更しました。

• 平面図
• 立面図
• 応力図・変位図（一次設計用）
• 応力図（断面算定用）
• 重心・剛心図
• 応力図（保有水平耐力用）
• 部材種別・せん断設計結果

その他

『DP1（計算書出力ツール）』において、『MC1』で作成した出力ファイルを利用するとき、計算書の項目名を「S耐力比」から「S柱はり耐力比」に変更しました。

解説書

以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。

• 『SS3』 入力編
• 『SS3』 計算編
• 『SS3』 出力編

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対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.16以上です。
ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。