Super Build/SS3アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.27 → 新Ver.1.1.1.28(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2013/09/17
- ◆機能アップ
- せん断設計の必要Pwおよび終局せん断耐力の再計算において、スーパーフープを使用した柱に引張軸力が発生した場合で、荒川式を採用しているとき、Qu=pw・σwy・b・j で計算するようにしました。また、せん断設計計算中のメッセージ 「No.46 スーパーフープに荒川式を採用した柱において引張軸力が発生しています。」、および終了時メッセージ 「No.824 スーパーフープに荒川式を採用した柱において引張軸力が発生している。」を出力しないようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 【断面算定】
- S造およびCFT造柱の座屈長さ係数の自動計算において、節点に取り付く梁に一本部材の指定をした場合、指定した範囲内に多スパンにわたる梁(中間節点が無い梁)が存在するとき、座屈長さ係数が正しく計算できていませんでした(正解値よりも大きくなっていました)。
- 構造計算書
- 構造計算書の入力画面[1 一般事項]において、[GLの高さ]を[GLから1層梁天までの高さ]に変更しました。
- 構造計算書「1.1建築物の構造設計概要」において、「GLの高さ」を「GLから1層梁天までの高さ」に変更しました。
- 構造計算書「3.1メッセージ一覧」および、結果出力「終了時メッセージ」において、以下のメッセージは、ルート2-3におけるRC・SRC柱の断面算定で中間階に柱崩壊形により設計用せん断力を計算する柱が存在するとき、出力すべきところ、[断面算定計算条件-RC部材(SRC部材)-QM(Qy)算定時の梁Muの考慮]を“<5>柱頭・柱脚共に考慮する”以外にしたとき、常に出力されませんでした。
- 「799 ルート2-3において中間階で柱降伏によりQMを計算している柱がある。 5.8 RC柱」
- 「800 ルート2-3において中間階で柱降伏によりQyを計算している柱がある。 5.9 SRC柱」
- 構造計算書「6.4支点反力図」の凡例について、べた基礎の場合の説明を変更しました。
- 変更前)
- ※基礎形式がべた基礎の場合、鉛直荷重は最下層のみの出力となり、固定+積載荷重の接地圧を表示します。
- 変更後)
- ※基礎形式がべた基礎の場合、鉛直荷重は最下層のみの出力となり、固定+積載荷重の接地圧を表示します(多雪区域でも積雪荷重は考慮しません)。
- 出力部
- 入力データDumpおよび結果出力において、ヘッダーにユーザーIDを出力するようにしました。また、略称の最大表示文字数を全角19文字から20文字に変更しました。
- 結果出力「[4]応力解析のまとめ-4.7剛性率・層間変形角」の“Q/δs”において、[5.5地震力計算用データ-多剛床の地震力計算方法]を““<1>全体をまとめて外力分布を求める”とした場合、“Q/δs”を計算する際のQは全剛床の合計とすべきところ、主剛床のQとしていました。
- CSVファイル入出力
- [CSVファイル入出力]の[断面算定-鉄筋重心位置(層ごと)]の読み込みにおいて、CSVデータに範囲外の値が存在した場合、読み込み時に出力されるメッセージ内容を以下のように変更しました。
- 変更前)
- #####が指定された範囲(0.1~99.9)を超えました。
- 変更後)
- #####が指定された範囲(0.1~99.9)を超えました。6.0(デフォルト値)とします。
- ※#####は、“梁X上dt”、“梁X下dt”、“梁Y上dt”、“梁Y下dt”、“柱dt” のいずれかが表示されます。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『SS3 入力編』
- 『SS3 計算編』
- 『SS3 出力編』
- 『SS3 CSVファイル入出力』
- 『SS3限界耐力 入力編』
- 『SS3限界耐力 計算編』
- 『SS3限界耐力 出力編』
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注意事項
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- 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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