ユニオンシステム株式会社

現在位置
トップページ > ダウンロード > SS3 > SS3 Ver.1.1.1.5

ダウンロード

Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.4 → 新Ver.1.1.1.5(VerUp対象 Ver.0.0.0.0以上)

インターネットダウンロード : 2009/11/19

このアップデートファイルは、『SS3』Ver.1.1.1.5、『SS2』Ver.2.97、『BF1』Ver.3.21、『RC診断2001 Ver2』Ver.2.14、『S耐震診断』Ver.1.30、『耐震診断』Ver.4.75、『Op.官庁施設耐震診断』Ver.1.82、『FA1』Ver.3.41、『積算』Ver.2.25、『US2-改訂版』Ver.6.33、『Op.耐震壁』Ver.2.93、『Op.柱脚』Ver.2.94、『AD1』Ver.2.40を一括でアップデートします。

◆機能アップ
柱の寄筋に対応しました。
この機能により、直交配筋(2本分)を引張鉄筋に考慮できます。
入力指定は、マウス入力の柱主筋(寄筋)、[12 断面算定-12.4 柱符号と配筋]、[断面リスト編集-柱断面]のいずれかで行います。

※『RC診断2001 Ver2』、『耐震診断』、『US2-改訂版』、『AD1』は、寄筋に対応していません。

柱の寄筋
柱のdtを個別指定できるようになりました。
これまで柱の鉄筋重心位置は階ごとの指定のみでしたが、[12 断面算定-12.1 鉄筋関連データ-12.1.1 鉄筋重心位置-12.1.1.3 柱]により部材ごとに指定できるようになりました。また、部材ごとの指定ではX方向・Y方向それぞれのdtを指定することができます。

※『US2-改訂版』は、dtの個別指定に対応していません。
※『RC診断2001 Ver2』、『耐震診断』は、dtの個別指定を考慮しますが、符号ごとで1つのdtを採用します。

鉄筋重心位置 柱
RC規準1991 17条1項(27)式を参考に、柱の付着応力度の検討に対応しました。
(ただし、RC規準1991 17条1項(28)式による付着長さの検定は行いません。)
柱付着
メーカー製品ブレースに対応し、「新日鉄アンボンドブレース-耐震タイプ(評定番号:BCJ評定-ST0125-01)*」が扱えるようになりました。
* 「制振タイプ(評定番号:BCJ評定-ST0126-01)」も扱うことができますが、地震応答のチェックは行っておりません。

※『S耐震診断』、『積算』、『US2-改訂版』は、メーカー製品ブレースに対応していないため、配置データを無視します。

メーカー製品ブレース
鉄骨ブレースの断面性能として、断面2次半径を入力できるようにしました。
マウス入力の鉄骨ブレース(断面積登録)、または[12 断面算定-12.5 壁の配筋・鉄骨ブレース-12.5.3 鉄骨ブレース]で入力することができます。

※『US2-改訂版』は、鉄骨ブレースの断面2次半径の入力に対応していないため、有効細長比λを0としてリンクします。

鉄骨ブレース断面性能
マウス入力の壁、鉄骨ブレース(断面積登録)、雑壁(袖壁・腰壁・垂壁)で、配筋および断面性能([12.5 壁の配筋・鉄骨ブレース])のデータを入力できるようにしました。
壁の改善
構造計算書などで耐震壁の符号名の出力を改善しました。従来は"EW+壁厚"としていたため、壁厚が同じで配筋が異なる耐震壁の区別ができませんでしたが、部材形状登録No.を付加して区別できるようにしました。
壁の改善
構造計算書において、出力レイアウト(配置、構成、目次)に関する変更を行いました。
構造計算書のプレビューウィンドウの[セクション指定ジャンプ]機能を[しおり]機能に変更し、目的のページを簡易に表示できるようにしました。
構造計算書 しおり
構造計算書「11.5.1 各階の層せん断力-層間変形曲線」で、「変形角」のグラフを出力できるようにしました。
構造計算書 Q-δ
構造計算書の応力図など以下の出力において、文字が重なり値の確認ができない場合があったため、文字が重ならない図(均等スパン・階高の図)を指定によって出力できるようにしました。
  • 「6.2.1 応力図<固定+積載荷重>」
  • 「6.2.2 応力図<積雪荷重>」
  • 「6.3.1 応力図<地震荷重>」
  • 「6.3.2 応力図<風荷重>
  • 「7.3 長期荷重時断面検定比図」
  • 「7.4.1 短期荷重時断面検定比図<地震荷重時>」
  • 「7.4.2 短期荷重時断面検定比図<風荷重時>」
  • 「7.4.3 短期荷重時断面検定比図<積雪荷重時>」
  • 「11.3.1 Ds 算定時の部材終局強度」
  • 「11.3.2 Ds 算定時の応力図」
  • 「11.4.1 保有水平耐力時の部材終局強度」
  • 「11.4.2 保有水平耐力時の応力図」
構造計算書 均等スパン階高画面
構造計算書 均等スパン相似則
構造計算書 均等スパン相似則
壁量・柱量の計算(RC造・SRC造のルート1およびルート2)において、Aw=0となった場合、終了時メッセージを出力するようにしました。
「WARNING No.823:採用している設計ルートで、壁量・柱量の確認におけるAwが0となっている。」
ツリーメニューのオプション機能に『Super Build/RC診断2001』、『Super Build/耐震診断』、『Super Build/S耐震診断』を追加し、『SS3』のデータと連携した耐震診断が簡単に行えるようにしました。
ツリーメニュー
『Super Build/SS3-L』ライセンスに対応しました。
『Super Build/SS3-L』は『SS3』を耐震診断の建物データ入力プログラムとして使用するためのライセンスです。
◆変更点
計算部
架構認識において、中間に節点が無い連続梁に対し部分的に梁の結合状態を指定したとき、「WARNING: No.322 ### 層,###  フレ-ム,### 軸 で,梁結合状態の配置先に節点がない。」を出力するようにしました。
Windows VistaでOfficeIME2007が設定されている状態で解析すると、荷重計算(KCON.EXE)でエラーが発生する場合がありました。
S造ルート1-1および1-2のルート判定におけるスパン長を、方向ごとの値ではなく、建物で1つの値とするようにしました。
また、採用する値を、最大となる[基準スパン長]から[最大梁部材長(平面に投影した長さ)]に変更しました。
[14.2.3.2 外力分布]において層せん断力で外力分布を直接入力する場合、以前に直接入力していた剛床の入力値が[11.3 多剛床の指定]の変更により無効(入力不可の状態)となっても、誤って以下のエラーメッセージを出力する際の判断に用 いていました。
  • 「ERROR : No.26 連続した階で同じ層せん断力を直接入力したため、水平外力が0になっている。」
  • 「ERROR : No.27 外力分布(層せん断力)の直接入力において、直接入力する階と自動計算する階が混在している。」
部材耐力計算において、[保有水平耐力-計算条件-袖・腰・垂壁の考慮]を“<1>する”とした場合で、壁の配筋を行っていないとき、エラーメッセージを出力して計算を中断しますが、耐力値に影響しない三方スリット壁や、両側スリット付壁についても、配筋していない場合にエラーメッセージを出力して計算を中断していました。
梁の終局せん断耐力(靱性指針式)の計算において、二段目主筋の割裂線長さ比を一段目の主筋径を用いて計算していました。
RC柱の終局せん断耐力の計算(靱性指針式)および限界耐力計算における付着破壊を考慮したせん断強度の計算において、X方向とY方向で鉄筋径が異なる場合、隅角部の鉄筋は径の大きい方を採用しΣφ1(一段目主筋の周長の合計)を計算すべきところ、検討方向の鉄筋で計算していました。
柱の終局せん断耐力(靱性指針式)の計算において、X方向とY方向で鉄筋径が異なる場合、隅角部の鉄筋径は大きい方を採用するようにしました。なお、bsi(割裂線長さ比)、kst(横補強筋の効果)の計算で用いる主筋径は検討方向の鉄筋径と隅角部の鉄筋径の平均とします。
ウルボン、リバーボン、KSSを用いた柱の終局せん断耐力の計算(塑性理論式)において、X方向とY方向で鉄筋径が異なる場合、隅角部の鉄筋は径の大きい方を採用し引張鉄筋の周長和(Σφ)を計算すべきところ、「Σφ=検討方向の主筋周長×本数 - 検討方向の主筋周長/10×2 + 径の大きい方の主筋周長/10×2」と計算していました。
SRC柱の部材種別の判定において、X方向とY方向で鉄筋径が異なる場合、隅角部の鉄筋は径の大きい方を採用し、かつ、断面積を検討方向の強度で換算してrMo(鉄筋コンクリート部分の曲げ耐力)を計算すべきところ、強度換算せずに計算していました。
梁の二段目の鉄筋重心位置の計算において、一段目と二段目で鉄筋径が異なる場合、一段目と二段目の鉄筋重心間距離を、以下の計算部では「あき+大きい方の径の最外径」から「あき+一段目の最外径の半分+二段目の最外径の半分」に変更しました。
  • 剛性計算、RC梁断面算定、SRC梁断面算定、RC接合部断面算定、SRC接合部の断面算定
  • RC梁の付着の検討
梁の二段目の鉄筋重心位置の計算において、一段目と二段目で鉄筋径が異なる場合、一段目と二段目の鉄筋重心間距離を、以下の計算部では「あき+大きい方の径の最外径」ではなく「あき+大きい方の径の呼び名」としていました。
  • 「あき+一段目の最外径の半分+二段目の最外径の半分」とするように変更しました。
  • 耐力計算、せん断設計、RC梁限界変位の検討(限界耐力計算)
限界耐力計算の損傷限界耐力の計算において、鉄骨ブレースの圧縮応力が許容圧縮応力度を超えていても損傷限界と認識されませんでした。
限界耐力計算のRC梁限界変位(曲げ)の検討において、二段筋の場合、圧縮側の二段目の鉄筋断面積に引張側の二段目の鉄筋断面積を用いて計算していました。
限界耐力計算のRC柱限界変位(せん断)の検討におけるbs(横補強筋の断面方向の最大間隔)の計算において、中子筋がある場合に、bc(最外縁柱主筋の幅方向の距離)を用いて計算すべきところ、be(断面の有効幅)を用いて計算していました。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、S造根巻き柱脚とS造埋込み柱脚の終局時におけるMpcと、SRC造埋込み柱脚の終局時におけるsMpcに、[2.4 断面算定条件-2.4.1 共通事項-4.材料強度に対する基準強度の割り増し率-鉄骨用]の指定を考慮していませんでした。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、SRC造埋込み柱脚を検討するとき、柱符号ごとに指定した主筋径を無視して主筋の種別を決めていました。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、SRC造埋込み柱脚を検討するとき、柱符号ごとに主筋の鉄筋種別を直接入力した場合、検討方向の鉄筋種別を採用すべきところ、検討方向にかかわらず以下のように鉄筋種別を採用していました。
  • Y方向の鉄筋種別を採用
    • ・X方向の主筋を本数と径で指定し、かつ、Y方向の主筋を本数で指定した場合
    • ・X方向の主筋を本数と径で指定し、かつ、Y方向の主筋を断面積で指定した場合
  • X方向の鉄筋種別を採用
    • 上記以外
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、SRC造埋込み柱脚を検討するとき、引張鉄筋群断面積を求める際に鉄筋強度の違いによる断面積換算を行っていませんでした。
[別途計算機能-耐震壁の自動設計]において、SRC規準25条で計算したとき、検討方向の柱主筋ft値ではなく、最大径の鉄筋による柱主筋ft値で計算を行っていました。
[別途計算機能-耐震壁の自動設計]において、SRC規準25条で計算したとき、柱の鉄筋種別がX・Y方向で異なる場合の引張鉄筋群の断面積を求めるとき、隅筋に鉄筋強度の違いによる断面積換算を行っていませんでした。
断面算定部
RC柱、RC接合部、SRC接合部の断面算定におけるRC柱Muの計算において、柱の主筋本数が2本の場合、[2.4.2 RC部材-RC部材3-Mu算定式の選択]を"<2>agより"としても、at式で計算される場合がありました。
RC柱の断面算定において、SRC規準式による芯鉄筋を考慮した許容曲げモーメントの計算で、X方向とY方向で主筋径が異なる場合、隅角部の鉄筋は径の大きい方が採用すべきところを、検討方向の鉄筋を用いて計算していました。
RC柱の断面算定において、出力形式を"<9>決定位置"とした場合、柱頭X以外について、決定位置が正しく判定されない場合がありました。
RC柱およびSRC柱の断面算定において、X方向とY方向で鉄筋強度が異なる場合、隅角部の鉄筋断面積を検討方向の強度で換算した断面積を用いて計算したPtで、Ptmax・Ptminのチェックを行っていました。
二軸曲げを考慮したSRC柱の断面算定結果出力において、鉄骨幅Bが999を超える場合、鉄骨形状が正しく出力されていませんでした(Bの値が"****"と表示されていました)。
RC接合部およびSRC接合部の終局時の検定において、X方向とY方向で鉄筋径が異なる場合、隅角部の鉄筋に径の大きい方を採用しbMu(柱崩壊の場合)を計算すべきところを、検討方向の鉄筋を用いて計算していました。
RC接合部およびSRC接合部の終局時の検定において、[2.4.2 RC部材-RC部材3-Mu算定式の選択]を"<2>agより"とした場合、RC柱のMuが正しく計算されていませんでした。
SRC接合部の断面算定において、RC柱のMuに0.8D/(D-2*dt)の割増しを行っていました。
鉄骨ブレースの断面算定結果出力において、Ab、Aeの値は小数1桁までしか出力されていませんでしたが、小数2桁まで出力するようにしました。
SRC造非埋込み柱脚の断面算定結果出力において、X方向の主筋のft値だけを出力していたところを、両方向の主筋のft値を出力するようにしました。
S造露出柱脚の断面算定において、応力状態が「断面の一部が圧縮、アンカーボルトに引張力が生じない(N>0 かつ D/6+dt/3≧ e>D/6)」場合に、中立軸Xnが0.0と出力されていました。
構造計算書
構造計算書「目次」において、「10.2 重心・剛心図」に<雑壁を考慮する場合>が出力される場合、「10.2 重心・剛心図」のページ数が、「10.2 重心・剛心図 <雑壁を考慮する場合>」のページ数になっていました。
構造計算書「1.4 断面リスト-1.4.2 柱-SRC造」において、円柱(元断面の変更で指定)のとき、Y方向の鉄筋が出力されていました。
構造計算書「1.4 断面リスト-1.4.3 壁・ブレース-鉄骨ブレース(断面積登録)」において、タイプ0(重量のみ)の鉄骨ブレースを出力するようにしました。
構造計算書「7.3 長期荷重時断面検定比図」および「7.4 短期荷重時断面検定比図」において、鉄骨ブレースの検定比の値の後ろに意味のない“L”、“S”、“W”、“K”のいずれかの文字が表示されていました。
構造計算書「11.2.5 外力分布」に、[5.7 水平外力の直接入力]の値が反映されていませんでした。
多剛床の場合、層せん断力で直接入力されたとき、水平力の分布に変換して出力するようにしました。また、水平外力で直接入力されたときは、水平力の分布で出力するようにしました。
※多剛床の場合は常に水平力の分布を出力します。
[5.7 水平外力の直接入力]が入力された場合、水平外力が直接入力されたことを識別できるように、構造計算書「4.7.2 建築物重量と地震力」に「水平外力の直接入力」の表を追加しました。
構造計算書および構造計算書(その1)の[印刷プレビュー]画面において、「Shift」キーと矢印キーを同時に押したとき、構造計算書が不正終了していました。
構造計算書(その1)「§1. 建築物の構造設計概要-(4)架構モデル化図」の「略伏図」と「略軸組図」において、タイプ0(重量のみ)の鉄骨ブレースの符号を出力するようにしました。
構造計算書(その1)「§1. 建築物の構造設計概要-(5)断面リスト-鉄骨ブレースリスト(断面積登録)」において、タイプ0(重量のみ)の鉄骨ブレースを出力するようにしました。
構造計算書(その1)「§1. 建築物の構造設計概要-(5)断面リスト-鉄骨ブレースリスト(断面積登録)」において、"Ab"の単位の出力が他の項目と異なって"(cm2)"となっていました。“[cm2]”に変更しました。
構造計算概要書
構造計算概要書「§1 建物物の概要-【8.適用する構造計算】」において、【イ.適用する構造計算の種類】が"保有水平耐力計算"または"許容応力度等計算"のとき、【ハ.平成19年国土交通省告示第593号各号の基準に適合していることの検証内容】に参照頁数を出力していましたが、"本建物の場合該当しない"と出力するようにしました。
出力部
入力データリスト「1.4 使用材料-(1)コンクリート」において、[4.2 コンクリート]に未登録の材料データを指定した場合、標準使用材料のFcの値を出力すべきところ、“0.0”を出力していました。
入力データリスト「1.12 断面算定-(5)壁の配筋・鉄骨ブレース-3)鉄骨ブレース」において、[6.4 鉄骨ブレース-6.4.1 断面積登録]で“単位重量”に32770以上の値が入力されていた場合、正しい値で出力されませんでした。
入力データDUMPおよび入力データリスト「1.12 断面算定-(5)壁の配筋・鉄骨ブレース」の各項目において、入力データに飛び番があるときや、部材形状登録と配筋データの登録数が異なっていたとき、次の出力項目との間に空行が入らずに出力されていました。
結果出力「4.7 剛性率・層間変形角」、「4.9 ルート判別表」において、層間変形角の出力値の上限を「1/32767」から「1/99999」に変更しました。
結果出力「5.24 梁配筋リスト(平面) 」、「5.26 梁配筋リスト(立面)」において、鉄筋を二段配置したとき、片方が径と本数、もう片方が本数のみの場合、本数のみで指定した方が、「本数」と出力されるべきところ、「0-D 本数」と出力されていました。
以下の終了時メッセージにおいて、参照箇所の項目番号に誤りがありました。
  • 711 多剛床として地震力の計算および応力解析をしている。
    • 誤)1.11 (5)多剛床の指定 正)1.11 (3)多剛床の指定
  • 773 剛床解除を指定している。
    • 誤)1.11 (3)剛床解除の指定 正)1.11 (2)剛床仮定の解除
  • 801 剛床の回転拘束を指定している。
    • 誤)1.11 (6)剛床部の回転拘束 正)1.11 (4)剛床部の回転拘束
  • 821 設計応力の割り増し率を入力している。
    • 誤)1.12 (9)設計用応力の割増し 正)1.12 (8)設計用応力の割増し
結果出力「7.1.3 限界変位の検討-(1)RC梁限界変位(せん断)、(2)RC梁限界変位(曲げ)」において、二段目の主筋径を出力するようにしました。
結果出力「2.2 部材剛性-(6)梁・捩り剛性表」および「2.2 部材剛性-(7)柱・捩り剛性表」において、[10.6 捩り剛性]で入力した鉛直荷重時と水平荷重時の捩り剛性の増大率が等しい場合で、入力No.に空きNo.があるとき、鉛直用・水平用で共通の捩り剛性表を出力するべきところ、別々の表を出力していました。
結果出力「2.2 部材剛性-(8)床ブレース・剛性表」において、[10 剛性-10.7 床ブレース-10.7.1 床ごと][10.7.2 節点間]で入力した鉛直荷重時と水平荷重時のブレース断面積が等しい場合で、入力No.に空きNo.があるとき、鉛直用・水平用で共通の床ブレース剛性表を出力するべきところ、別々の表を出力していました。
入力部
ツリーメニューにおいて、以下の修正を行いました。
  • [別途計算機能]と[オプション機能]においてBookのアイコンが開くようにしました。
  • [オプション機能]のプログラムアイコンを新しいイメージのものに差し替えました。
  • [官庁施設の耐震診断]を[Super Build/Op.官庁施設耐震診断]に変更しました。
  • [柱断面]、[梁断面]ともに禁止マークのとき、[断面リスト編集]のBookのアイコンが禁止マークに変わるようにしました。
[2.4 断面算定条件]において、デフォルト値を変更しました。
入力項目 デフォルト
Ver.1.1.1.4 Ver.1.1.1.5
[2.4.1 共通事項-9.断面検定方法] <1>一軸曲げ <2>二軸曲げ
[2.4.2 RC部材-2.梁-付着の検討-
付着応力度,必要延長長さの検討(RC規準1991)]
<2>しない <1>する
[2.4.4 S部材-2.柱-柱座屈長さ係数の自動計算] <1>しない <2>する
[2.4.7 接合部-短期許容応力度設計(RC部材)-
1.短期時の検定]
<1>しない <2>する
[12.3梁符号と配筋]、[12.4柱符号と配筋]において、以下の修正を行いました。
  • [配筋入力]の「入力個所」を「入力箇所」に修正しました。
  • [編集-配筋のコピー]で、Fc、鉄筋種別をコピーするようにしました。
  • [配筋入力-初期化]で、芯鉄筋本数、Fc、鉄筋種別も初期化するようにしました。
以下の画面に説明や単位を記載しました。
  • [1.基本事項-10.各層梁天から部材心までの距離]
  • [1.基本事項-12.部材の寄り]
  • [1.基本事項-15.GLから1層梁天までの高さ]
  • [1.基本事項-16.パラペットの高さ]
  • [2.計算条件-2.荷重計算条件-6.建物外周部床の考慮]
  • [2.計算条件-4.断面算定条件-3.SRC部材-SRC部材2]
  • [2.計算条件-4.断面算定条件-4.S部材-S部材1]
  • [2.計算条件-4.断面算定条件-5.SRC造鋼材選定]
  • [2.計算条件-4.断面算定条件-6.S造鋼材選定]
  • [2.計算条件-5.耐力計算条件-3.降伏の認識-支点の考慮]
  • [3.建物特殊形状-2.隅切り]
  • [4.使用材料-1.標準使用材料-6.鉄筋の強度入力]
  • [4.使用材料-1.標準使用材料-7.鉄骨の強度入力]
  • [4.使用材料-1.標準使用材料-10.冷間角形の強度入力]
  • [5.荷重-3.積雪荷重]
  • [5.荷重-10.多剛床の水平外力の作用位置-1.主剛床]
  • [5.荷重-10.多剛床の水平外力の作用位置-2.副1剛床]
  • [5.荷重-10.多剛床の水平外力の作用位置-3.副2剛床]
  • [6.部材形状登録-5.開口]
  • [12.断面算定-2.鉄骨関連データ(S部材,SRC部材)-1.ジョイント位置-1.層ごと]
  • [12.断面算定-2.鉄骨関連データ(S部材,SRC部材)-1.ジョイント位置-2.ゾーン指定]
  • [12.断面算定-3.梁符号と配筋-配筋入力、一括指定]
  • [12.断面算定-4.柱符号と配筋-配筋入力、一括指定]
  • [12.断面算定-5.壁の配筋・鉄骨ブレース-1.壁-配筋一括入力]
  • [12.断面算定-5.壁の配筋・鉄骨ブレース-2.垂・腰・袖壁-配筋一括入力]
  • [12.断面算定-7.部材の条件等(個別指定)-3.端部断面算定位置-1.梁]
  • [12.断面算定-7.部材の条件等(個別指定)-3.端部断面算定位置-2.柱]
  • [14.限界耐力計算&保有水平耐力関連データ-1.限界耐力計算-2.安全限界条件-3.降伏の認識-支点の考慮]
  • [14.限界耐力計算&保有水平耐力関連データ-2.保有水平耐力-1.計算条件-4.荷重増分]
  • [14.限界耐力計算&保有水平耐力関連データ-2.保有水平耐力-1.計算条件-5.Ds算定時-支点の考慮]
  • [14.限界耐力計算&保有水平耐力関連データ-2.保有水平耐力-1.計算条件-6.保有水平耐力時-支点の考慮]
  • [15.部材耐力直接入力関連-3.限界変形関連-1.梁限界変形]
  • [15.部材耐力直接入力関連-3.限界変形関連-2.柱限界変形]
  • [15.部材耐力直接入力関連-3.限界変形関連-3.耐震壁限界変形]
  • [15.部材耐力直接入力関連-3.限界変形関連-4.ブレース限界変形]
  • [15.部材耐力直接入力関連-6.靱性指針用部材変形角-1.梁]
  • [15.部材耐力直接入力関連-6.靱性指針用部材変形角-2.柱]
  • [15.部材耐力直接入力関連-6.靱性指針用部材変形角-3.耐震壁]
  • 『マウス入力』[特殊形状-隅切り]
  • 『マウス入力』[部材形状配置-開口]
  • 『マウス入力』[部材形状配置-梁-主筋]
  • 保有計算条件
  • [14.限界耐力計算&保有水平耐力関連データ-2.保有水平耐力-1.計算条件-4.荷重増分]の説明
マウス入力
マウス入力で、3D図を実寸描画すると片持ち梁の作図位置にずれが生じていました。
作図部
作図の立面図で、ハンチ付き大梁の端部がダミー柱であった場合、ハンチ部分の作図が正しくありませんでした。
CSVファイル入出力
柱符号配筋のRC部材の元断面変更で、円柱(Dxが負値)を指定したCSVファイルを読み込むと、データが範囲外というメッセージが表示されて、CSVデータが読み込めていませんでした。
「安全限界時-RC靱性確保」の梁において、二段目の主筋径「db2」を出力するようにしました。また、一段目の主筋径を「db」から「db1」に変更しました。
以下の画面を大きくして、ウィンドウサイズを変更できるようにしました。
  • [SS3データ→CSVファイル]
  • [CSVファイル→SS3データ]
その他
バージョン情報の表示で、緊急ライセンス時に有効期限が赤字で表示されていたのを黒字にし、ツールチップの「緊急ライセンス有効期限」の表示を無くしました。
解説書
機能アップ内容を説明した『SS3 Ver.1.1.1.5 機能アップ説明書』を作成しました。
Ver.1.1.1.5のプログラムをご使用になる前にひと通りお読みください。
また、以下の解説書において追記および修正を行いました。 詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 マウス入力 解説書』
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSV ファイル入出力』
  • 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計 解説書』
  • 『SS3 3D作図 解説書』
  • 『SS3 限界耐力 入力編』
  • 『SS3 限界耐力 計算編』

---[END]---


注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build 総合メンテナンス』ご契約者様です。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
今すぐダウンロード

2009/11/19

SS3 Ver.1.1.1.5(一括アップデート)

ss3_1115.exe[195MB]

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左のバナーをクリックしてダウンロード(無償)してからご覧ください。

ページの先頭へ