ユニオンシステム株式会社

現在位置
トップページ > ダウンロード > SS3 > SS3 Ver.1.1.1.3

ダウンロード

Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.2 → 新Ver.1.1.1.3(VerUp対象 Ver.1.1.1.2以上)

インターネットダウンロード : 2009/06/30

* マウス入力を含む

◆機能アップ
アイエスケー株式会社製 ISベースにおいて、BCJ評定 ST0112-03 に基づきBOP方式による規定値と摩擦によるせん断耐力のうち大きい方を採用する方法に対応しました。
Ver.1.1.1.2では暫定対応(一部の検討には未対応です)とご案内していましたが、このバージョンで正式対応となります。詳細についてはアイエスケー株式会社にお問い合わせください。なお、[12.6 柱脚形状-形状指定]の選択でRシリーズおよび“平成18年仕様”の型式を選択したときは、Ver1.1.1.1と同じ BCJ評定 ST0112-02 による検討を行います。
『Op.F2』の計算内容をSI単位化しました。
◆変更点
【入力部】
[柱脚の自動設計]の[露出柱脚ベースプレート・リブプレート]の入力画面で、リブプレート枚数の単位が“本”になっていました。
[8.2  梁]で、未登録かつ飛び番の梁No.を配置したとき、[断面リスト編集-梁断面]を開くと実行時エラーが発生していました。
[1 基本事項-5. 建物概要]で、32,767節点以下の制限を確認する際に
(X方向スパン数+1)×(Y方法スパン数+1)×(全階数+2)で節点数を計算すべきところ、
(X方向スパン数+1)×(Y方法スパン数+1)×(全階数+1)で計算していました。
[オプション機能-杭本数の選定]、[オプション機能-杭の断面算定]で、ヘルプを表示できませんでした。
【マウス入力】
柱・梁配置で、「データ保存→元に戻す→データ保存」と操作してもデータが元に戻っていませんでした。
形状登録画面で、ウィンドウサイズを小さい状態で入力を進めると最後まで入力しても未入力状態の色のままになっていました。
平面図、立面図で、基礎層の片持ち梁の表示を誤って赤く表示することがありました。
3D図で、片持ち梁の配置状態が正しくない場合は、平面図、立面図と同様に赤色で表示するようにしました。
応力計算用特殊荷重で、タイプ0の図を加力方向によって切り替えるようにしました。
【計算部】
終局せん断耐力の再計算において、高強度せん断補強筋(KSS、ウルボン、リバーボン)を用いた柱の付着割裂強度τb(塑性理論式)の計算に、コーナースプリットモードが考慮されていませんでした。
[13 基礎関連データ-13.5 フレーム外基礎の配置]において、登録No.に空きNo.が存在する場合、基礎による応力解析の途中でエラー終了することがありました。
[14.2.4 冷間角形鋼管の耐力低減]で、「耐力低減の対象となる層の梁の塑性化」を“<2>しない”と指定しても、最上層および最下層の梁には指定が無視されていました。
[14.2.3.2 外力分布]で“<2>層せん断力で直接入力”とした場合、不整合が生じる以下の入力データのとき、エラーメッセージを出力して解析を中断するようにしました。
  • 連続した階で同じ層せん断力を入力したとき、「ERROR : No.26 連続した階で同じ層せん断力を直接入力したため、水平外力が0になっている。」
  • 層せん断力を直接入力する階と自動計算する階(“0.00”を入力)を混在させたとき、「ERROR : No. 27 外力分布(層せん断力)の直接入力において、直接入力する階と自動計算する階が混在している。」
各階の地震用重量が負値の場合、地震力の計算中にメッセージを出力するようにしました。「WARNING : No.406 ### 階で,地震用重量が負値になっている。水平外力を0にします。」
有開口の壁の付帯柱がダミー柱で、通り心と構造心にずれがある場合、架構認識における開口位置の判断、剛域の計算、および、壁自重の計算において、入力した開口位置までの距離を通り心からの距離とすべきところ、構造心からの距離としていました。
梁自重の計算において、梁に取り付くダミー柱の通り心と構造心にずれがある場合、ずれがないものとして計算していました。
1階がCFT造または混合CFT造の建物において、露出柱脚が保有耐力接合を満足しないとき1階のDsを0.05割増ししていませんでした。
以下の部材耐力計算において、[2.4.1 共通事項-4. 材料強度に対する基準強度の割り増し率-鉄骨用]の入力値が考慮されていませんでした。
  • S梁、S柱 終局せん断耐力
  • SRC梁、SRC柱 終局せん断耐力のsQu1
  • SRC耐震壁 終局せん断耐力 内蔵ブレースの強度
部材耐力計算において、鉄骨用の基準強度の割り増し率がX方向とY方向で異なる場合、以下の不備がありました。
  • H形鋼を用いたSRC柱およびS柱の終局曲げ耐力において、強軸配置した鉄骨だけに強軸方向の割り増し率を考慮していました。
  • 角形鋼管を用いたS柱の終局曲げ耐力において、Y方向の軸耐力にX方向の割り増し率を考慮していました。
  • 円形鋼管を用いたS柱の終局曲げ耐力において、Y方向の終局曲げ耐力にX方向の割り増し率を考慮していました。
該当入力箇所:[2.4.1 共通事項-4. 材料強度に対する基準強度の割り増し率-鉄骨用]
SRC耐震壁の終局せん断耐力を計算する際、内蔵ブレースがSS400、SN400A、SN400C以外のとき、内蔵ブレースの基準強度として以下の不正な値を採用していました。
(単位:[N/mm2])
鉄骨種別 正しい値 採用された値
SS490 275 215
SM400 235 255
SM490 325 255
SM490Y 325 235
SM520 355 215
SN400B 235 215
SN490B 325 215
SN490C 325 235
No.7(SS,SM) 入力値 325
No.8(SS,SM) 入力値 295
No.9(SS,SM) 入力値 295
No.7(SN) 入力値 325
No.8(SN) 入力値 295
No.9(SN) 入力値 325
以下のせん断設計において、[2.4.1 共通事項-4. 材料強度に対する基準強度の割り増し率-鉄骨用]の割り増し率が考慮されていませんでした。
  • SRC柱 部材種別判定のsMo
  • SRC梁、SRC柱 終局せん断耐力のsQu1
【断面算定部】
S柱の断面算定において、幅厚比が規定値を超えた場合は、規定値を超える部分を無効としますが、柱の中央部は無効としていませんでした。
RC造円柱の断面算定において、全断面引張となったときの許容曲げモーメントが0となっていました。また、許容引張軸力を超える軸力での許容曲げモーメントが0となっていませんでした。
S梁の断面算定において、ハンチ付部材で端部が相持ち形状になっている場合で、かつ相持ち側端部のハンチ長さを0cmとしたとき、ハンチ位置での応力度は検討しませんが、誤ってハンチ端を検討し、不正な結果となっていました。
ウルボンを使用したRC梁を「残留ひび割れに基づく式」で検討したとき、Pwの上限を1.2%とすべきところ0.8%にしていました。
RC接合部の短期許容応力度設計において、隅切りによって耐震壁が取り付く接合部を検討すると、X、Y両方向に耐震壁が取り付くため検討を省略すべき箇所であっても省略していませんでした。
RC接合部の短期許容応力度設計において、隅切りによって耐震壁が取り付く接合部を検討すると、不要なメッセージ「WARNING : No.650 設計用せん断力が強度を超えている。」を出力していました。
柱がすべてSRC柱の場合、1階の柱を柱脚RCと指定しても、1層のRC接合部は検討されていませんでした。
RC接合部の断面算定において、[断面算定条件-接合部-6. 終局時の検定]を“<2>する(終局強度を用いる)”とした場合、梁符号を配置していないとき、または[解析と結果出力-断面計算と出力指定-RC梁]の符号の使用を“<2>しない”としたとき、「ERROR : No.230 配筋されていないため計算できません。」を出力すべきところ、誤った結果を出力していました。
[12.4 柱符号と配筋-配筋入力]でSRC柱の元断面を変更したとき、SRC柱の断面算定計算中に不正終了する場合がありました。
柱脚の断面算定において、円形鋼管の表記を他の断面算定の書式に合わせて
「o-####.#*##.#」から「O-####.#*##.#」に変更しました。
RC梁の断面算定で“<9>決定位置”として出力した場合、同じ符号をX,Y両方向に配置していると、不正な軸名を出力していました。
【出力部】
解析結果出力の「必要Pw再計算」において、計算条件[14.2.1 保有水平耐力-計算条件-2. 終局耐力-SRC耐力式]を“<1>SRC規準”と指定したとき、SRC耐震壁のひび割れ前wQu1が“9999.9”を超えると不正な書式で出力していました。
入力データリストにおいて、[4.6.1 コンクリート]でγを直接入力かつEとGを“0”とした場合、出力中に不正終了するか、「1.4 使用材料」の“E”と“G”を自動計算した値でなく“0”と出力していました。
[4.2 コンクリート]で許容応力度を直接指定した『SS2』の物件データを変換した場合、必ず終了時メッセージに「WARNING No.760 コンクリートの許容応力度を直接指定している。」を出力していました。
[4.6.1  コンクリート]で登録したデータを、層ごとや部材ごとで入力したとき、以下の終了時メッセージが出力されていませんでした。
「WARNING No.760 コンクリートの許容応力度を直接指定している。」
必要保有水平耐力の検討において、層間変位が負値のとき、「WARNING No.35 ### 階で,保有水平耐力時の層間変位がDs算定時の層間変位を超えています。」を出力していました。
解析結果出力の「2.2 部材剛性-(6)梁・捩り剛性表」において、[10.6 捩り剛性-10.6.1 梁]の指定にかかわらず、捩り剛性を考慮しない梁の右隣に位置する梁を出力していませんでした。
『Op.F1』の結果出力「4.15 杭の応力表-杭体の応力表」において、フレーム外杭だけが層ごとに集計されず、[13 基礎関連データ-13.5 フレーム外基礎の配置]の入力No.順に出力されていました。
[2.2 荷重計算条件-5. 柱軸力の低減]を“<2>する”としたとき、入力データリストに積載荷重の和に乗じる倍率を出力していませんでした。
解析結果出力の「終局せん断耐力の再計算」において、梁と柱に高強度せん断補強筋(KSS、ウルボン、リバーボン)を使用し、せん断耐力式に“塑性理論式”を選択した場合、biを1/10倍、τbを10倍して出力していました。
解析結果出力の「終局せん断耐力の再計算」において、梁と柱に高強度せん断補強筋(UHY)を使用し、せん断耐力式に“塑性理論式”を選択した場合、biを1/10倍、τbを100/g倍して出力していました。(g:重力加速度)
【構造計算書】
構造計算書を出力する直前に、[解析結果の出力]で[必要保有水平耐力-部材種別パラメータ]と[せん断設計-終局せん断耐力の再計算]を出力した状態でないと、「§11.保有水平耐力」における「部材種別パラメータ」と「終局せん断耐力の再計算」を出力しませんでした。
「§2.(2).3 計算ルート」において、以下の不具合がありました。
  • 計算ルートを自動判定としルート1-2のみ満足するとき、「指定ルート」が
    “ルート1-2(自動判定)”でなく“ルート1-1(自動判定)”と出力していました。
    各層主体構造を“RC・CFT造”、“SRC・CFT造”、“RC・SRC・CFT造”としたとき、
    「ルート判別表」を“ルート1-1”と“ルート1-2”に分けて表記すべきところ
    “ルート1”のみにしていました。
「伏図」を分割したとき、壁厚0のフレーム外雑壁が分割されると、伏図全体をフレーム外雑壁の背景色で塗り潰していました。
「§2.(2).3 計算ルート」において、各層主体構造に“混合CFT”を指定し、CFT柱を配置しなかった場合、「適用の可否(ルート1-1、1-2)」に“-”を出力していませんでした。
「§4.8 その他の荷重 応力計算用特殊荷重配置図」において、[荷重ケース毎に出力]とした場合、荷重ケースが変わっても改ページされていませんでした。
「§1.(4) 断面リスト - 壁リスト」において、
「※径および鉄筋種別は[§3. 設計方針と使用材料]を参照」と出力すべきところ、
「※径および鉄筋種別は[§2. 設計方針と使用材料]を参照」と出力していました。
[一連出力]を行ったとき、「§3 プログラムの使用状況-メッセージ一覧」に断面算定時に出力すべきメッセージを、出力しない場合がありました。
※[一連計算出力]を行ったときは、正しく出力します。
【構造計算概要書】
「§7 層間変位、剛性率、偏心率等」の【4. 令第82条の6第3号の基準に適合していることの検証内容】」において、 “幅厚比”が“幅圧比”となっていました。
「§7 層間変位、剛性率、偏心率等」の【1. 層間変形角・剛性率】において、雑壁を考慮する場合であっても “階”、“最大の層間変位”,“最大の層間変形角”に値を出力していたところを「-」と出力するようにしました。
【3D作図】
解析結果の表示において、“常時”および“積雪”の柱のMuを表示した際に、[荷重ケースの指定]で“初期応力を含める”にチェックが付いていると、初期応力の軸力も加算したMuを表示していました。
【作図部】
「立面図」において、床No.を表示させた場合、床No.が床から離れた位置に表示されていました。
「立面図」および構造計算書「略軸組図」において、セットバックしている柱に長さを負値入力した外部袖壁が取り付いたとき、外部袖壁を不正な形で描画していました。
【CSVファイル入出力】
CSVデータから[断面算定-柱脚形状]を読み込んだとき、露出柱脚の回転バネ定数が本来の値より僅かに大きな値になっていました。
[詳細設定項目-断面算定]の[鉄筋重心位置(梁個別)][スラブ筋(標準)][スラブ筋(梁個別)]の登録数が、常に0になっていました。
[安全限界条件(Qu/Qm(梁ごと))]および[保有水平耐力計算条件(Qu/Qm(梁ごと))]で、読み込み時の値のチェックを層で行うべきところ、階で行っていました。そのため最上層のデータを読み込んでいませんでした。
[詳細項目設定-限界耐力と保有水平耐力]画面において地盤条件の登録数に、[詳細項目設定-応力]の剛床仮定の解除の登録数を表示していました。
入力データの出力項目において、[使用材料-コンクリート材料(層ごと)]を削除し、 [コンクリート材料(VH分離)]を [コンクリート材料(部位ごと)]に変更しました。
【その他】
Windows Vistaにおいて、起動時にライセンスマネージャを起動すると、メインウィンドウが他のウィンドウの下に隠れる場合がありました。
柱脚を配置可能な柱が10階以上に存在するとき、[柱脚の自動設計]を起動するとエラー終了していました。
指定データフォルダの中に9文字(半角)以上のフォルダ名があると、旧バージョンの物件データをコピーしてデータ変換する際に、同名の物件データ名の指定が可能になっていました。この状態で上書きコピーを選択すると、物件データを削除していました。
【解説書】
以下の解説書において追記および修正を行いました。
詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 限界耐力 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSV ファイル入出力』
  • 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計 解説書』
  • 『Op.F1,Op.F2 解説書』

---[END]---


注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build 総合メンテナンス』ご契約者様です。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
今すぐダウンロード

2009/06/30

SS3 Ver.1.1.1.3

ss3_1113.exe[38.8MB]

  • 対象バージョンは、Ver.1.1.1.2以上です。ご使用の『SS3』のバージョンを よくお確かめの上、ダウンロードしてください。
  • pdfファイル告示対応ガイド(Ver.1.1.1.2版)[172KB]も併せてご覧ください。
Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左のバナーをクリックしてダウンロード(無償)してからご覧ください。

ページの先頭へ