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Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.36 → 新Ver.1.1.1.37(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2015/09/29

◆機能アップ
[4.1 標準使用材料-9.冷間角形の強度入力]に[UBCR365の登録]ボタンを追加し、「UBCR365」(日鐵住金建材株式会社製)に適した設定を一括登録できるようにしました。
検定と結果出力
アイエスケー株式会社ISベースに角形鋼管柱用の「GGシリーズ」「GEシリーズ」を追加しました。
柱脚形状
[解析結果の出力]において、一次設計時の地震荷重時応力を弾塑性解析により計算した場合、「[5]応力解析結果」で[塑性率]を出力できるようにしました。
柱脚形状
◆変更点
計算部
【荷重計算】
フレーム外雑壁は、通り心からの距離で入力しますが、重量の考慮方法を“<2> 節点重量には考慮しない。自立壁とし地盤に伝達する。”を選択している場合、地震力の作用位置を計算する際、“構造心からの距離”として計算していました。
荷重計算において、構造心が外部袖壁の外にある場合、外部袖壁による重量が正しく計算できていませんでした。
【断面算定】
RC梁の選定計算において、全荷重ケースで設計用曲げが“0”となる場合、不正な出力となっていました。なおこの場合、決定ケースは空白となるように修正しました。
SRC梁の断面算定において、端部の断面算定位置がジョイント位置を超えている場合、詳細出力のsMuが0になっていました。
SRC柱の断面算定において、[2.4.1 共通事項-9.断面検定方法]を“<2>二軸曲げ”とした場合、RC部分の許容軸耐力rNcには長期許容軸耐力を出力していましたが、短期許容軸耐力を出力するように変更しました。
SRC接合部断面算定において、耐震壁が取り付く方向は検討を省略すべきところ、隅切りによって耐震壁が取り付く場合、省略していませんでした。
ISベースの長期の検討において、常に短期の耐力を用いて検討していました。
継手の塑性化領域の判定において、L/10のLを構造心間距離から柱面間距離に変更しました。また、塑性化領域の基準を構造心から柱面に変更しました。
【部材耐力計算】
SRC柱の部材耐力計算(曲げ・せん断)において、鉄骨断面の入力で柱脚Y(0:X方向に同じ)とした場合、本来、柱脚Yの鉄骨断面は柱脚Xの鉄骨断面を採用するべきところ、柱頭Xの鉄骨断面を採用していました。また、柱頭X(断面直接入力)、柱頭Y(0:X方向に同じ)、柱脚X(断面直接入力)、柱脚Y(断面直接入力)とした場合、本来、柱脚Yは直接入力した鉄骨断面を採用するべきところ、柱脚Xの鉄骨断面を採用していました。
高強度せん断補強筋にウルボンを使用したときの柱の終局せん断耐力(塑性理論式または靭性指針式)の計算において、柱のせん断補強筋が2本で135度フックのとき、σwy=1275[N/mm2]とすべきところσwy=785[N/mm2]としていました。
【別途計算機能】
S造根巻き柱脚・S造埋込み柱脚の終局時の検討において、反曲点高さを計算する際の曲げモーメントは、梁面位置の値を用いるべきところ、危険断面位置の値を用いて計算していました。
柱脚の自動設計において、ベースプレート曲げ応力度の検討の短期fb’を変更しました。
  • 変更前:fb’=F
  • 変更後:fb’=F/1.3×1.5
構造計算書
構造計算書「7.11柱はり耐力比図(冷間成形角形鋼管)」において、主体構造に“<4>CFT造”を含み、"<2>S造"は含まない場合、[4.1標準使用材料-6.冷間成形角形鋼管の使用]を“<2>する”としたとき、図を出力すべきところを、「該当するデータはありません。」と出力していました。
構造計算書出力の「11.6 各層の保有水平耐力の検討」の表記を「11.6 各階の保有水平耐力の検討」に変更しました。
出力部
[2.計算条件-2.1剛性計算条件]において“<2>耐震壁周りの応力を整理する”としている場合、耐震壁周りの梁の塑性率は出力しませんが、最上階に耐震壁を配置し、なおかつ、その下の階に耐震壁が配置されていない場合、最上階の耐震壁下に取り付く梁の塑性率が出力されていました。
「[7]保有水平耐力結果-7.1 Ds算定時-7.1.5 塑性率」、「[7]保有水平耐力結果-7.2 保有水平耐力時-7.2.5 塑性率」において、“(3) 耐震壁塑性率”と、“<*フレーム>”の間で改ページすることがありました。
以下の計算中のメッセージにおいて、“越”を“超”に修正しました。
  • WARNING No.101 曲げモーメントが許容応力度を越えています。(M,Ma)
  • WARNING No.102 せん断力が許容せん断力を越えています。(Q,Qa)
  • WARNING No.113 せん断力が許容せん断力を越えています。(Q,max(Qa,bQa))
  • WARNING No.126 せん断力が許容せん断力を越えています。
  • WARNING No.130 せん断力がせん断耐力を越えています。(Q,max(Qa,bQ))
  • WARNING No.134 せん断力がせん断耐力を越えています。(Q,max(Qa,bQ)) ※メーカー設計資料を参照
  • ERROR 54 ### 層,### 軸, ### 軸 で,床組のスパン長が実スパンを越えている。
  • ERROR 64 ### 層,### フレ-ム,### 軸 で,片持ち床のLi,Lj の和がスパン長を越えている。
  • ERROR 76 ### 層,### フレ-ム,### 軸 で,片持ち床の小梁位置がスパン長を越えている。
  • ERROR 121 ### 層,### フレ-ム,### 軸 で,梁・剛域の左端と右端の和が部材長を越えている。
  • ERROR 122 ### 階,### フレ-ム,### 軸 で,柱・剛域の柱脚と柱頭の和が部材長を越えている。
  • ERROR 203 材の最小径/主要支点間距離が 1/25(1/20) を越えている。
以下の終了時メッセージにおいて、“越”を“超”に修正しました。
  • ERROR 715 Fc(コンクリートの設計基準強度)が適用範囲を越えている。
ISベースのH 形柱用(HシリーズのHA・HXタイプ)において、せん断力が許容せん断力を超えた場合に出力するメッセージを変更しました。
  • 変更前:WARNING No.102 せん断力が許容せん断力を超えています。(Q,Qa)
  • 変更後:WARNING No.141 せん断力が許容せん断力を超えています。(Q,Qa) ※メーカー設計資料を参照
ISベースのH 形柱用(HシリーズのHA・HXタイプ)において、ルート1-2または2で、崩壊メカニズム時を想定したせん断力が終局せん断耐力を超えた場合に出力するメッセージを変更しました。
  • 変更前:WARNING No.106 崩壊メカニズム時を想定した応力において柱脚終局せん断耐力を超えています。(Q, Qu)
  • 変更後:WARNING No.142 崩壊メカニズム時を想定した応力において柱脚終局せん断耐力を超えています。(Q, Qu)※メーカー設計資料を参照
ISベースのH 形柱用(HシリーズのHA・HXタイプ)において、メカニズム時のせん断力が終局せん断耐力を超えた場合に出力するメッセージを変更しました。
  • 変更前:WARNING No.108 メカニズム時の応力が柱脚終局せん断耐力を超えています。(Qu, Q)
  • 変更後:WARNING No.143 メカニズム時の応力が柱脚終局せん断耐力を超えています。(Qu, Q) ※メーカー設計資料を参照
ISベースのH 形柱用(HシリーズのHA・HXタイプ)において、軸力が適用範囲外の場合に出力するメッセージを変更しました。
  • 変更前:WARNING No.128 軸力が適用範囲外です。
  • 変更後:WARNING No.144 軸力が適用範囲外です。※メーカー設計資料を参照
ベースパックの新耐力評価式で計算する製品において、せん断力が許容せん断力を超えた場合に出力するメッセージを変更しました。
  • 変更前:WARNING No.130 せん断力が許容せん断力を超えています。(Q,max(Qa,bQ))
  • 変更後:WARNING No.130 せん断力が許容せん断力を超えています。(Q,max(Qa,Qbu))
ベースパックの新耐力評価式で計算する製品において、せん断力が許容せん断力を超えた場合に出力するメッセージを変更しました。
  • 変更前:WARNING No.134 せん断力がせん断耐力を超えています。(Q,max(Qa,bQ))
    ※メーカー設計資料を参照
  • 変更後:WARNING No.134 せん断力がせん断耐力を超えています。(Q,max(Qa,Qbu))
    ※メーカー設計資料を参照
入力部
[13基礎関連データ-13.1計算条件]を変更した場合は[設計応力]から再計算にすべきところ、[2.1剛性計算条件-RC・SRC梁柱の剛性計算-鉄筋鉄骨の考慮]を“<2>する”としているとき、[剛性計算]以降が再計算となっていました。
[標準使用材料]の[6.冷間成形角形鋼管の使用]を“<2>する”としている場合で、かつ[3.鉄骨-柱種別-冷間角形]の値を変更したとき、[ルート判定]以降が再計算になっていませんでした。
[4.1 標準使用材料]の[7.鉄筋の強度入力]、[8.鉄骨の強度入力]、[9.冷間角形の強度入力]画面において、“種別名”以外の入力項目を変更した場合、“キャンセル”ボタンを押したにもかかわらず、以下の項目から再解析となっていました。
  • [7.鉄筋の強度入力]:ルート判定
  • [8.鉄骨の強度入力]:ルート判定
  • [9.冷間角形の強度入力]:部材耐力計算
また、断面算定が計算されていないものと認識され、以下の不具合が発生していました。
  • 3D作図の検定比が出力されていない部材がありました。
  • S造横補剛の検定の際、「WARNING:No.21 ##層##フレーム##軸で、S造断面算定結果がないため、横補剛間隔のチェックが出来ません。」が出力されていました。
作図部
3D作図のプロパティにおいて、Windows8.1で表示した場合、項目名のレイアウトが崩れる場合がありました。
耐震壁周りのRC柱において、断面検定方法に“<1>一軸曲げ”を指定し、なおかつ、柱のMAが0となる場合、耐震壁周りの部材の算定を“<2>しない”を指定しているにもかかわらず、3D作図において検定比が“10.0”で表示されていました。
一次設計の弾塑性解析において、柱または梁がせん断破壊した場合、入力データを変更してせん断破壊しない結果になっても、3D作図の破壊形式でせん断破壊マークが描画される場合がありました。
作図の応力図に描画される節点バネについて、応力図のスケールを拡大するとバネのサイズを縮小し、応力図のスケールを縮小するとバネのサイズを拡大して描画していました。スケールにかかわらず一定のサイズでバネを描画するようにしました。
作図の平面図において、梁や壁が[3.1 軸振れ]、[3.2 隅切り]、[3.3 セットバック]、[3.5 柱の回転]を指定した節点に取り付く場合、梁端や壁端が湾曲して描画されることがありました。
柱脚形状
CSVファイル入出力
[CSVファイル入出力]のCSVファイルからの読み込みにおいて、以下の項目を読み込んでも解析済フラグが更新されませんでした。[架構認識]から再計算となるように修正しました。
  • [CSV→SS3項目選択-断面算定-梁符号配置]
  • [CSV→SS3項目選択-断面算定-梁符号配筋]
  • [CSV→SS3項目選択-断面算定-柱符号配置]
  • [CSV→SS3項目選択-断面算定-柱符号配筋]
[CSVファイル入出力]の解析結果[応力解析結果 - Q-δ曲線]の出力において、以下のように、指定した荷重ケースと異なる荷重ケースの結果を出力していました。
  • [地震荷重時 X方向 左→右]を指定した場合、地震時X方向負加力時の結果を出力していました。
  • [地震荷重時 X方向 右→左]を指定した場合、地震時Y方向正加力時の結果を出力していました。
  • [地震荷重時 Y方向 左→左]を指定した場合、地震時Y方向負加力時の結果を出力していました。
  • [地震荷重時 Y方向 右→左]を指定した場合、出力されませんでした。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計 解説書』
  • 『SS3 機械式定着 解説書』
  • 『SS3限界耐力 計算編』

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2015/09/29

SS3 Ver.1.1.1.37

ss3_11137.exe[76.5MB]

  • 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
    ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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