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Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.39 → 新Ver.1.1.1.40(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2016/02/08

◆機能アップ
旭化成建材株式会社、岡部株式会社製の「ベースパック」の新ラインナップⅡ型柱板厚25mm仕様(40-25R、45-25R、50-25R、55-25R)に対応しました。

Ⅱ型柱板厚25mm仕様

◆変更点
計算部
【架構認識】
架構認識において、以下の条件をすべて満たす場合、垂壁長さを正解値より長く計算していました。
  • 壁に配置した開口の入力タイプが<2><3><4>の場合
  • 壁の面外方向にセットバックが入力されている場合
  • 壁上部の梁せいが、壁下部の梁せいより大きい場合
【剛性計算】
有開口壁が取り付く梁の剛性計算において、特殊形状によって梁が配置したフレームから平面的に90度回転するとき、剛域長さが正しく計算されない場合がありました。
【荷重計算】
床面の平面の認識において、床の基点(左下の節点)から反時計回りの3つの節点(基点を含む)が直線上に並ぶ場合、床面が平面であるにも関わらず、「WARNING No.351 ### 層,### 軸 ,### 軸 で,床面が正しく認識できない。水平面として床荷重を計算します。」のメッセージが出力される場合がありました。
【応力解析】
応力解析において、片側セットバックにより、1つの大梁に複数の相持ち梁が取り付く場合、「ERROR No.174片側セットバックにより移動先の取り付く梁が存在しません」が出力される場合がありました。
構造計算書
構造計算書「2.2.4 計算ルート」において、[地震力計算用データ]で用途係数(I)や強度抵抗型の建築物にするための係数(Sp)を入力していても、判定条件を常に“ZIWAiSp”と出力していました。用途係数(I)のみを1.00以外にした場合は“ZIWAi”、強度抵抗型の建築物にするための係数(Sp)を1.00以外にした場合は“ZIWAiSp”と出力するようにしました。
構造計算書「11.3.3 Ds算定時のヒンジ図」および「11.4.4 保有水平耐力時のヒンジ図」において、表示しているフレーム外にセットバックしている柱のヒンジの位置が誤っていました(柱の傾斜を考慮していませんでした)。
構造計算書「1.4.3 壁・ブレース-垂・腰・袖壁」において、[12.5.2 垂・腰・袖壁]でFcまたは鉄筋種別を入力した場合、“壁厚”の欄に壁厚・Fc・鉄筋種別を出力しますが、“LL”の欄にはみ出して正しく出力されませんでした。Fcまたは鉄筋種別を入力した場合は、2行目にFcや鉄骨種別を出力するようにしました。
構造計算書「1.4.3 壁・ブレース-耐震壁」および「1.4.3 壁・ブレース-壁」において、[12.5.1 壁]でFcまたは鉄筋種別を入力した場合、Fc・鉄筋種別が出力されませんでした。各部材の2行目に出力するようにしました。
構造計算書「1.4.3 壁・ブレース-耐震壁」、「1.4.3 壁・ブレース-壁」および「1.4.3 壁・ブレース-垂・腰・袖壁」の注釈文において、“Fc”の説明が抜けていました。
  • (誤)※出力していない鉄筋径と鉄筋種別は[2.設計方針と使用材料]を参照
  • (正)※出力していないFc・鉄筋径・鉄筋種別は[2.設計方針と使用材料]を参照
構造計算書「7.3 長期荷重時断面検定比図」および「7.4 短期荷重時断面検定比図」において、S梁の端部に出力されるせん断検定比(τ/fs)は、端部、ハンチ端、joint位置のうちの最大値とすべきところ、ハンチ端の値を考慮していませんでした(端部とjoint位置の大きい方が出力されていました)。
出力部
ジャストベースの断面算定結果出力(ルート1-2、2)において、軸力が制限値を超えた場合に出力するメッセージを変更しました。
  • (旧)WARNING No.140 軸力が軸力制限値以下のためDs 値を0.05 割増しします。
  • (新)WARNING No.145 軸力が軸力制限値以下のため保有耐力接合を満足していません。メーカーにお問い合わせ下さい。
マウス入力
マウス入力の立面図において、傾斜したフレーム上に雑壁(袖壁・腰壁・垂壁)で登録した壁を配置した場合、袖壁長さが正しく描画されていませんでした。
マウス入力の[節点の移動]において、両方向に移動量を入力し、一方でも30mを超える移動量を入力している場合、移動量がが正しく保存されませんでした。
入力部
短期地震荷重時の解析方法に弾塑性解析を指定し、[4 使用材料 - 4.4 鉄骨]のデータを変更した場合、部材耐力計算から再計算となるようにしました。
断面リスト編集において、S梁の端部に出力されるせん断検定比(τ/fs)は、端部、ハンチ端、joint位置のうちの最大値とすべきところ、ハンチ端の値を考慮していませんでした(端部とjoint位置の大きい方が出力されていました)。
作図部
作図の平面図および立面図において、傾斜したフレーム上に雑壁(袖壁・腰壁・垂壁)で登録した壁を配置した場合、袖壁長さが正しく描画されていませんでした。
作図「応力図(保有水平耐力用)」において、表示しているフレームに対して直交方向にセットバックしている柱のヒンジの位置が誤っていました(柱の傾斜を考慮していませんでした)。
3D作図において、S梁の端部に出力されるせん断検定比(τ/fs)は、端部、ハンチ端、joint位置のうちの最大値とすべきところ、ハンチ端の値を考慮していませんでした(端部とjoint位置の大きい方が出力されていました)。また、[プロパティ-断面算定結果]において、S梁におけるハンチ位置のせん断検定比(τ/fs)が常に“-----”と出力されていました。
CSVファイル入出力
入力データの出力[断面算定-柱脚形状]において、メーカー製品の柱脚形状の項目名に誤りがありました。
  • (誤)配置方向
  • (正)偏心
CSVファイルからの読み込みにおいて、[断面算定-柱符号配置]および[柱脚形状]を同時に読み込んだとき、「柱脚形状エラー(0)」が表示され、S造露出、メーカー製品柱脚の回転剛性が読み込まれませんでした(CSVファイルを読み込む前の回転剛性になっていました)。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3 断面リスト編集機能』
  • 『SS3限界耐力 計算編』

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注意事項

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2016/02/08

SS3 Ver.1.1.1.40

ss3_11140.exe[79.1MB]

  • 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
    ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。

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