Super Build/SS3アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.44 → 新Ver.1.1.1.45(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2017/08/22
- ◆機能アップ
- 機械式定着の検定(別途計算機能)において、断面検定省略部材を部位毎に指定できるようにしました。
- 機械式定着の検定(別途計算機能)において、使用材料の適用範囲を以下のように変更しました。
- タフヘッド(共英製鋼株式会社)において、SD490(強度入力)の主筋(D16~D41)を使用できるようにしました。
- EG定着板(合同製鐵株式会社)において、SD490の使用可能主筋径の範囲を D16~D41 から D13~D41 に変更しました。
- ネジプレート(JFE条鋼株式会社)において、SD295Aの主筋(D13~D41)を使用できるようにしました。また、SD345・SD390・SD490の使用可能主筋径の範囲を D19~D41 から D13~D41 に変更しました。
- RC梁の付着応力度・必要延長長さの検討(RC規準1991)を満足しない場合、終了時メッセージ「No.901 付着応力度および必要延長長さの検討を満足しないRC部材(梁)がある。」を出力するようにしました。
- RC梁の必要付着長さの検討(RC規準1999)を満足しない場合、終了時メッセージ「No.902 必要付着長さの検討を満足しないRC部材(梁)がある。」を出力するようにしました。
- RC柱の付着応力度の検討(RC規準1991)を満足しない場合、終了時メッセージ「No.903 付着応力度の検討を満足しないRC部材(柱)がある。別途必要延長長さの検討が必要です。」を出力するようにしました。
- S造柱梁接合部パネルの検討を満足しない場合、終了時メッセージ「No.904 接合部パネルモーメントが降伏耐力を超えているS接合部がある。」を出力するようにしました。
- せん断設計を満足しない場合に出力される終了時メッセージについて、梁用、柱用、耐震壁用の3つに分けました。
変更前
「No.737 ルート3のせん断設計において平成19年国土交通省告示第594号第4を満足しないRC部材がある。」
「No.736 ルート3でせん断設計を満足しないSRC部材がある。」
変更後
「No.905 ルート3のせん断設計において平成19年国土交通省告示第594号第4を満足しないRC部材(梁)がある。」
「No.906 ルート3のせん断設計において平成19年国土交通省告示第594号第4を満足しないRC部材(柱)がある。」
「No.907 ルート3のせん断設計において平成19年国土交通省告示第594号第4を満足しないRC部材(耐震壁)がある。 」
「No.908 ルート3でせん断設計を満足しないSRC部材(梁)がある。」
「No.909 ルート3でせん断設計を満足しないSRC部材(柱)がある。」
「No.910 ルート3でせん断設計を満足しないSRC部材(耐震壁)がある。」
- ◆変更点
- 計算部
- 【剛性計算】
- 外部袖壁の長さLに0、または正値(通り心を基点とする壁長さ)を入力し、かつ入力した壁長さが通り心から柱面までの距離以下のとき、柱剛性や節点重量が正しく計算できないため、剛性計算中に以下のエラーメッセージを出力するようにしました。
No.126 ### 階,### フレーム,### 軸 で,外部袖壁の長さが不正です。 - 【荷重計算】
- 隅切り形状で多剛床を有する物件データにおいて、[5.5地震力計算用データ-多剛床の地震力計算方法]を“<2>剛床ごとに外力分布を求める”とした場合、隅切り元の節点だけが属する剛床があるとき、その剛床の地震層せん断力は0となるべきところ、不正な値となっていました。
- 【断面断定】
- RC梁の直交加力時の断面算定において、[2.4.1 共通事項-10.直交加力時の梁の断面算定]で0以外を入力しているのにもかかわらず、風荷重に対して直交加力時の断面算定を行っていませんでした。
- 構造計算書
- 構造計算書において、画面の起動や計算書出力の速度改善を図りました。
- 構造計算書「4.7.2 建築物重量と地震力 水平外力の直接入力」において、出力の途中で改ページされるとき、改ページ部分の階が出力されない場合がありました。
- 構造計算書の[11 保有水平耐力]で[出力する方向]を選択して一連計算出力を行ったとき、選択した方向が無視され、すべての加力方向の結果が出力されていました。
- マウス入力
- マウス入力の[柱-構造-形状]において、SRC柱の鉄骨形状を変更した場合、[解析と結果出力-解析指定]の部材耐力計算以降([剛性計算条件-9.RC・SRC梁柱の剛性計算-鉄筋鉄骨の考慮]を“<2>する”とした場合は剛性計算と応力解析以降)を再計算にすべきところ、解析済のままになっていました。
- 作図部
- 作図の[応力図(保有水平耐力用)]および3D作図の[応力図(立面図)]において、引張りのみ有効なブレースで長期に引張軸力、地震時にその分の圧縮軸力が生じて、組み合わせ応力が0となるとき、Nu値が0となっていました。
- 3D作図の[設計用応力]の表示において、柱のせん断力および軸力が常に0となっていました。
- CSVファイル入出力
- 『SS3』をインストール後、入力データのCSV出力を1度も行わずに、解析結果のCSV出力を行うと、「CSVファイル入出力エラー(-2147417848)」が発生し、『SS3』が終了していました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『SS3 計算編』
- 『SS3 出力編』
- 『SS3限界耐力 出力編』
- 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計 解説書』
- 『SS3 機械式定着 解説書』
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注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、ソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
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- インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
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- ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
- 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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