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Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.45 → 新Ver.1.1.1.46(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2018/03/01

◆機能アップ
2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書の質疑(Q&A)の No.54 の対応として、S造露出柱脚のアンカーボルト長さを回転剛性用(有効長)と断面算定用(定着長)をそれぞれ入力できるようにしました。

露出型の登録拡大する

2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書の対応として、耐震壁のせん断ひび割れ耐力式(付1.3-26)式を追加しました。

耐震壁せん断ひび割れ耐力式拡大する

◆変更点
計算部
【剛性計算】
耐震壁周りの梁(下階壁が耐震壁)において、梁の上階に開口を有する三方スリット壁がある場合、[剛性計算条件-耐震壁周りの梁の剛度増大率]を“-1”(階高半分の腰壁・垂壁が取り付く梁として計算)としたとき、開口際までの壁を腰壁として梁剛性(A、I)に考慮していました。
【ルート判定】
偏心率の計算において、重心位置の計算を長期軸力によるとした場合、ブレースが取り付くスパンの右端のみを剛床解除を指定すると、“偏心率・剛性率・層間変形角に考慮しない”と指定しても考慮されていました。
【断面断定】
梁の断面算定において、直交加力時の断面算定を行う判定で中間荷重の有無の判断を梁配置方向加力時のせん断力を用いていました。
SRC柱の断面算定において、柱脚側の設計用せん断力を計算する際、地震荷重時せん断力QEに柱頭側の値を採用していました。
SRC柱の断面算定において、“耐震壁周りの応力を整理する”とした場合で、[せん断に対する検討方法]を“<2>センター指針”に指定すると、鉄骨部分の設計用せん断力sQDを計算され、NGと判定される場合がありました。
SRC柱の断面算定結果出力において、[せん断に対する検討方法]を“<2>センター指針”とした場合に、許容せん断応力度係数の記号は「κ」と表示すべきところ、「α'」と表示していました。
増分解析で損傷限界耐力を算定する場合、ブレースが許容応力に達する時点が損傷限界のとき、ブレースの断面算定において以下のメッセージが出力されることがありました。
「WARNING No.1 鉄骨ブレースの設計用引張応力が許容引張応力を超えています。」
S造露出柱脚の終局時応力による断面検討において、検討方向が保有耐力接合を満足しているのに、他の検討方向で保有耐力接合を満足しない場合に不正な結果を出力していました。
構造計算書
構造計算書「15.エコーデータ-1.4使用材料-(6)コンクリートの定数-3)柱」において、「階」に層名を出力していました。
構造計算書「15.エコーデータ-1.13 基礎関連データ」の「(4)基礎の配置」「(6)偏心距離」「(9)杭頭曲げモーメント」において、縦幅(Y軸数)が横幅(X軸数)よりも大きい物件で、実在しない余分な軸や値を出力している場合がありました。
構造計算書[2 設計方針と使用材料(3)]の[参考文献]ボタンを押したときに表示されるダイアログの内容において、ジャストベースのメーカー名から「寿工業株式会社」を削除しました。
寿工業株式会社・コトブキ技研工業株式会社

コトブキ技研工業株式会社
出力部
入力データList「1.4使用材料-(1)コンクリート【コンクリートの登録】」の出力において、柱符号毎でFcを直接入力した場合に、コンクリートの種類(普通、1種軽量、2種軽量)を1つ下の階の種類と、その種類に応じたfs、fb、γ、E、Gの値を出力していました。
入力データList「1.4使用材料-(6)コンクリートの定数-3)柱 」において、「階」に層名を出力していました。
入力データDump「13基礎関連データ」および入力データList「1.13 基礎関連データ」の「(4)基礎の配置」「(6)偏心距離」「(9)杭頭曲げモーメント」において、縦幅(Y軸数)が横幅(X軸数)よりも大きい物件で、実在しない余分な軸や値を出力している場合がありました。
作図部
作図の立面図において、隅切り部分の柱で、下階柱抜けになっている場合、柱が下階に飛び出して描画される場合がありました。
3D作図において、1次設計時の地震時応力を弾塑性解析によるとした場合、表示する軸力値と軸力図で異なる値を表示していました。
CSVファイル入出力
CSVファイル入出力において、[14.2.3.2 外力分布-14.2.3.2.1 外力分布の設定]が未入力の状態で、「外力分布」の出力を行った場合、「外力分布の設定」に不正な値が出力される場合がありました。
CSVファイル入出力の解析結果「応力解析のまとめ-水平力分担」において、Qc、Qw、QRがすべて0のフレームは出力しないべきところ、QRのみが0以外の場合も出力していませんでした。
CSVファイル入出力において、入力データ「計算条件-耐力計算条件(降伏の認識)」で「せん断破壊の考慮:耐震壁」が出力されていませんでした。
別途計算機能
機械式定着の検定において、ダミー梁のみ取り付く節点を平面的に見て左または下に隅切りさせたとき、隅切り先の接合部の検定が行われていませんでした。
テキストブラウザ
ファイル出力の画面表示(テキストブラウザ)において、ジャンプ項目の下矢印をマウスの左ボタンでクリックするとリストが表示されますが、左ボタンをクリックしたままで、マウスポインタをリスト外に移動して左ボタンを離した場合、エラーが発生し、テキストブラウザが終了していました。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3限界耐力 入力編』
  • 『SS3限界耐力 計算編』
  • 『SS3限界耐力 出力編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3 3D作図 解説書』

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注意事項

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2018/03/01

SS3 Ver.1.1.1.46

ss3_11146.exe[81.3MB]

  • 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
    ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。

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