Super Build/SS3アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.46 → 新Ver.1.1.1.47(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2018/09/26
- ◆機能アップ
- 付着の検討において「RC規準2010」に対応しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 【荷重計算】
- 片持ち床の先端リブを負値入力した場合、荷重は小梁を介して伝達しますが、片持ち床の両端に片持ち梁が無く、片持ち小梁のみで支持されている場合、先端に作用する等分布荷重([6.12部材形状登録-片持ち床]で入力)については、元端大梁の全長に分布荷重として作用させて荷重項を計算していました。
- 隅切りの基点とした節点に、片持ち梁がX・Y両方向に取りつくとき、Y方向の片持ち梁の自重が無視されていました。
- [9.5 特殊荷重及び補正データ-柱特殊荷重配置]で同一の柱に特殊荷重No.を複数配置した場合で、配置した特殊荷重に[9.4 柱特殊荷重登録]の最終登録No.を超える未登録No.があると、その柱に配置した特殊荷重がすべて無視されていました。
- 【断面算定】
- S柱断面算定の仕口部組合せ応力度の検討において、ウェブをすみ肉溶接としたき、σb'はすみ肉溶接の脚長とスカラップ欠損による低減を考慮すべきところ、すみ肉溶接の脚長による低減(解説書「計算編」(10.19)式の説明文「(H-2t2-2S)」における"-2S")を考慮していませんでした。
- CFT柱の断面算定およびCFT柱の曲げひび割れ耐力の計算において、長柱の許容曲げモーメントを計算する際、設計用軸力がcNc以下の場合、sMoに乗じる係数は(1-cν×cN/Nk)とすべきところ、(1-cν×cNc/Nk)として計算していました。
- 構造計算書
- 構造計算書「11.3.3 Ds算定時のヒンジ図」および「11.4.4 保有水平耐力時のヒンジ図」において、耐震壁が面内にセットバックしている場合、破壊形式のマークが壁柱の線上に出力されませんでした。
- 出力部
- 結果出力「2.6 地震用重量」において、記号説明を以下のように修正しました。
- (誤)補正:節点で補正した重量(地震用)と基礎自重
- (正)補正:節点および各階で補正した重量(地震用)と基礎自重
- 結果出力「2.7 地震力」において、階の重量「wi」は小数点以下第2位で四捨五入した値を出力すべきところ、多剛床を有する物件の一般階については、切り捨てた値を出力していました。
- 結果出力「6.2 ひび割れ耐力表 (2)柱ひび割れ耐力」において、せん断ひび割れを考慮しないCFT柱のQc、βyに不正な値が出力されていたのを“--------”と出力するようにしました。
- S造露出柱脚の断面算定で保有耐力接合の判定のみNGの場合、終了時メッセージ「No.812 ルート3の柱脚の検討で設計フローの条件を満たしていません。」は出力しませんが、CFT柱にS造露出柱脚を使用したときは終了時メッセージが出力されていました。
- 計算中のメッセージNo.473において、層番号ではなく、階番号を出力するようにしました。
- (旧)「WARNING:No.473 フレーム外剛性でDw’が計算できない###層で,n値を指定している。」
- (新)「WARNING:No.473 フレーム外剛性でDw’が計算できない###階で,n値を指定している。」
- 作図部
- 作図「部材種別・せん断設計結果」において、「柱Mu/Mm」「Qo+∑Mu/l’値」の描画位置、「Qo+∑Mu/l’値」の値、「Qo+∑Mu/l’図」の描画に誤りがありました。
- 作図の印刷において、[印刷設定-印刷範囲]を“全ページ印刷する”とし、[印刷プレビュー]で先頭ページ以外を表示した状態で[印刷]を実行すると、誤って印刷プレビューで表示していたページがページ初期値となって印刷されていました。
- 3D作図において、耐震壁が面内にセットバックしている場合、破壊形式のマークが壁柱の線上に出力されませんでした。
- 入力部
- [4.1 標準使用材料-ウルボン・リバーボン]の選択肢の名称を変更しました。
- (旧)<2>スパイラル
- (新)<2>溶接閉鎖形またはスパイラル
- CSVファイル入出力
- CSV結果出力<<柱せん断ひび割れ耐力>>において、せん断ひび割れを考慮しないCFT柱のQcx,Qcyに不正な値が出力されていたのを0と出力するようにしました。
- USB版ライセンスのみ
- 計算項目「基礎による応力」を計算実行した場合、以下の不備がありました。
- 計算終了後に『BF1』のライセンスが返却されませんでした。
- 「使用可能なライセンスが見つかりませんでした。」メッセージが表示される場合がありました([基礎による応力]は解析済みになります)。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『SS3 入力編』
- 『SS3 計算編』
- 『SS3 出力編』
- 『SS3 CSVファイル入出力』
- 『SS3限界耐力 入力編』
- 『SS3限界耐力 計算編』
- 『SS3限界耐力 出力編』
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注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、ソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
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- ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
- 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。