Super Build/RC診断2001 Ver2.6(2014)アップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.62 → 新管理番号 003(VerUp対象 RC診断2001 Ver2 以上)
インターネットダウンロード : 2014/09/29
- ◆評価更新による変更点
- 評価の更新に伴いまして、プログラム名称、評価番号の扱いが変わります。
内容は、以下のとおりです。
- プログラム名称:『Super Build/RC診断2001 Ver2.6(2014)』
- 評価番号:P評価10-改2-RC
- 有効期限:平成30年7月8日まで
- [計算と出力]-[結果出力の指定]で“[12]評価書”を指定することにより、評価書の写しを出力できるように変更しました。この機能を利用するためには、『Op.評価』ライセンスが必要です。
- 出力内容のヘッダーには常時、出力開始日時を出力するように変更しました。
- フレーム面内雑壁の反曲点高さに内法高さを採用することが、評価適用範囲内となりました。
- 純RC造の建物で、1次診断の構造耐震判定指標Isoに0.80未満の値を指定することが、評価適用範囲外となりました。併せて、「WARNING No.524 純RC造の建物において、1次診断の構造耐震判定指標Isoに0.80未満の値が指定されています。」のワーニングメッセージを出力するようにしました。
- 純RC造の建物で、2次診断の構造耐震判定指標Isoに0.60未満の値を指定することが、評価適用範囲外となりました。併せて、「WARNING No.525 純RC造の建物において、2次診断の構造耐震判定指標Isoに0.60未満の値が指定されています。」のワーニングメッセージを出力するようにしました。
- ◆変更点
- 出力
- 出力項目「CT-F関係図」で、各グループF値に属する強度指標Cが“0.000いくら”となる部分を0(値なし)と認識していたため、グラフの描画が正しくありませんでした。
- 出力項目「RC梁の諸元」、「梁のせん断力伝達能力」および「直交梁のせん断力伝達能力」の記号説明で、内法寸法loに単位を出力していませんでした。
- 作図
- 作図の以下の指定画面で、[F1]キーを押したときにヘルプ画面が開くようにしました。
- 【平面図】における「指定」、「分割」、「スケール」および「印刷設定」の画面
- 【立面図】における「指定」、「分割」、「スケール」および「印刷設定」の画面
- 【C-F関係図】における「指定」、「スケール」および「印刷設定」の画面
- 【階とIs関係図】における「指定」、「スケール」および「印刷設定」の画面
- リンク
- 『SS3』データ利用時において、独立柱と袖壁付柱が取り付く節点に本プログラムで認識した100番目に登録された梁が取り付くとき、誤って、100番目に登録された梁を100番部材(ダミー部材)と取り扱っていました。そのため、エラーメッセージ(ERROR No.27)に該当し、解析を中断していました。
エラーメッセージ(ERROR No.27)の内容は次のとおりです。
- 『独立柱と袖壁付柱が混在する吹き抜け柱であるため、計算できません。』
- 計算
- ラチス材と格子材において、山形鋼の有効断面積(2丁合わせにおける)の取り扱いで、山形鋼の幅が125mm以上の場合は千鳥配置による断面欠損を用いて有効断面積を算定していましたが、下図のようにリベット2箇所を差し引き有効断面積を算定するように変更しました。
- 壁脚部の曲げ終局強度で、以下の2つの条件を満たすとき、左右の付帯柱を逆に認識して曲げ終局強度を計算していました。
- [耐震診断方法-解析条件1]曲げ耐力算定方法で“完全塑性理論による手法”を選択したとき
- 袖壁が耐震壁の付帯柱の右側に取り付くとき
- SRC両側柱付壁および壁脚部の曲げ終局強度で、以下の2つの条件を満たすとき、左右の付帯柱の主筋、鉄骨およびアンカーボルトを逆にして曲げ終局強度を計算していました。
- [耐震診断方法-解析条件1]で曲げ耐力算定方法を“診断基準式による手法”を選択したとき
- 軸力範囲が N1<N<N2 または N2<N<N3のとき
- SRC独立柱の曲げ終局強度時のせん断力の算定で、以下の条件をすべて満たすとき、柱脚側の曲げ終局強度は非埋込み柱脚部の曲げ終局強度を用いるべきところ、柱単体の曲げ終局強度を用いていました。
- 非埋込み柱脚部を有する柱
- 柱頭側に梁が取り付かないとき
- 非埋込み柱脚部を有する腰壁が取り付くSRC独立柱で、柱頭側のせん断終局強度を計算する際、内法高さはベースプレート下端からの高さを用いるべきところ、圧縮側腰壁を考慮した有効内法高さを用いていました。
- 出力
- 1次診断時の「耐震性能診断表」で、非充腹形によるEo指標を出力する際、以下の2つの条件を満たすとき、本来、耐震性能診断表のTYPE(Ⅳ)欄はすべて空白とすべきところ、“0.000”を出力していました。
- SRC極短柱があるとき
- 同一階にRC部材が混在する場合
- 出力項目「Is算定時にグルーピングした組み合わせ結果」の出力において、以下の2つの条件を満たすとき、CT・SDの判定値を0.28Z・Rt・G・Uから0.25Z・Rt・G・Uに変更しました。
- 各層主体構造がSRCの階に、すべて充腹形柱を配置している場合
- 充腹形柱は、解析方向と直交方向のみに鉄骨を配置している場合
- 出力項目「Is算定時にグルーピングした組み合わせ結果」の出力において、各層主体構造が混合SRCの階に充腹形柱とフレーム外雑壁が配置されているとき、その階におけるCT・SDの判定値を0.30Z・Rt・G・Uから0.25Z・Rt・G・Uに変更しました。
- 出力項目「Is算定時にグルーピングした組み合わせ結果」の出力において、各層主体構造が混合SRCの階に非充腹形柱とフレーム外雑壁が配置されているとき、その階におけるCT・SDの判定値を0.30Z・Rt・G・Uから0.28Z・Rt・G・Uに変更しました。
- 出力項目「SRC梁の諸元」の記号説明で、本来、内法寸法loの単位は(cm)と出力すべきところ、(mm)としていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『RC診断2001 Ver2.6(2014) 解説書』
【Super Build/RC診断2001 Op.SRC】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.SRC』ライセンスを利用した場合の変更点です。
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