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Super Build/RC診断2001 Ver2.6(2014)アップデートファイル

更新内容

旧管理番号 005 → 新管理番号 006(VerUp対象 RC診断2001 Ver2 以上)
インターネットダウンロード : 2015/11/09

◆機能アップ
SRC架構に対する増設ブレース補強に対応しました。
※SRC造の計算には『Op.SRC』ライセンスが必要です。
※増設ブレース補強には『Op.1』ライセンスが必要です。
SRC改修指針を参考に、増設ブレースの座屈後の安定耐力を計算できるようにしました。
RC改修指針、SRC改修指針を参考に、全体曲げ耐力を計算できるようにしました。
耐震診断方法
[増設ブレース-<3>配置-増減率(耐力)]の入力において、"0"と入力した場合、ブレース部分の保有せん断力を"0"としていましたが、保有せん断力を1.0倍するように変更しました。
◆変更点
計算
RC造の独立柱のせん断終局強度において、柱脚側で寄筋を指定したとき、柱頭側の引張鉄筋比Ptの算定に柱脚側の引張鉄筋断面積を用いていました。
リンク
『SS3』データ利用時において、形状指標SD値の計算で以下の2つの条件を満たすとき、誤った剛性率による割り増し係数を採用していました。
  • ・『SS3』の[応力計算条件-1.水平外力の荷重方向]地震荷重時で"<1>正方向"または"<2>負方向"を選択した場合
  • ・『RC診断2001』の[『SS3』のFe、Fsの採用]で"<1>雑壁を考慮する"を選択した場合
部分地下がある『SS3』データの柱軸力と支点反力のリンクにおいて、[5.3 積雪荷重]を"<3>考慮する(多雪区域)"としている場合、第2層以上の支点の支点反力と、その支点の上階の柱軸力を正しくリンクしていませんでした。
出力
柱符号が配置されていないデータで1次診断のみ行った場合、「ERROR No.77 $$$$ 階 $$$$ 軸 $$$$ 軸 1次診断、2次診断、3次診断を行う場合、柱について鉄筋の入力が必要です。」を出力していましたが、「ERROR No.77 $$$$ 階 $$$$ 軸 $$$$ 軸 1次診断を行う場合、柱について符号の配置が必要です。」に変更しました。
柱符号が配置されていないデータで2次診断または3次診断を行った場合、「ERROR No.77 $$$$ 階 $$$$ 軸 $$$$ 軸 1次診断、2次診断、3次診断を行う場合、柱について鉄筋の入力が必要です。」を出力していましたが、「ERROR No. 1 $$$$ 階 $$$$ 軸 $$$$ 軸 2次診断、3次診断を行う場合、柱について鉄筋の入力が必要です。」を出力するように変更しました。
柱の内法高さの計算において、「WARNING No.170 $$$$ 階 $$$$ フレ-ム $$$$ 軸 開口端が揃っているため、開口を包絡して柱の内法高さを計算します。」は、壁厚が『SS3』の[2.1 剛性計算条件-9.考慮する腰壁・垂壁・袖壁の厚さ]で指定した壁厚未満の場合は出力すべきではありませんが、出力していました。
柱の内法高さの計算において、耐震壁の付帯柱の場合は以下のメッセージを出力すべきではありませんが、出力していました。
  • ・「WARNING No.169 複数の開口を包絡して柱の内法高さを計算しています。」
  • ・「WARNING No.170 $$$$ 階 $$$$ フレ-ム $$$$ 軸 開口端が揃っているため、開口を包絡して柱の内法高さを計算します。」
  • ・「WARNING No.523 複数の開口を包絡せずに柱の内法高さを計算しています。」
柱の内法高さの計算において、内法高さを直接入力している場合は以下のメッセージを出力すべきではありませんが、出力していました。
  • ・「WARNING No.169 複数の開口を包絡して柱の内法高さを計算しています。」
  • ・「WARNING No.170 $$$$ 階 $$$$ フレ-ム $$$$ 軸 開口端が揃っているため、開口を包絡して柱の内法高さを計算します。」
  • ・「WARNING No.523 複数の開口を包絡せずに柱の内法高さを計算しています。」

【Super Build/RC診断2001 Op.SRC】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.SRC』ライセンスを利用した場合の変更点です。

リンク
エラーメッセージ「ERROR No. 25 $$$$ 階 検討対象階にSRC造の部材が配置されています。
または、RC造の部材が配置されていません。」を、以下の2つのメッセージに分けました。
  • ・「ERROR No. 25 $$$$ 階 検討対象階にSRC造の部材が配置されています。」
  • ・「ERROR No. 36 $$$$ 階 検討対象階にRC造の部材が配置されていません。」
計算
非埋込み柱脚部の危険断面位置の採用において、『SS3』の「12.7.4 Qy(QM)算定用の内法寸法」で危険断面位置を直接入力しても常に梁面としていましたが、直接入力で指定した位置を危険断面位置とするように変更しました。
非埋込み柱脚部の危険断面位置の採用において、『US2(改)』の「9.6.5 柱のフェイス」で危険断面位置を直接入力しても常に梁面としていましたが、直接入力で指定した位置を危険断面位置とするように変更しました。
出力
「耐震性能診断表」の出力において、EoB指標の結果が含まれるとき、正しく改ページが行われていませんでした。
「診断結果比較」の出力において、EoB指標の結果が含まれるとき、正しく改ページが行われていませんでした。

【Super Build/RC診断2001 Op.3次増分】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.3次増分』ライセンスを利用した場合の変更点です。

計算
『US2(改)』結果データ利用時は、常に各階重量を「5.各階重量の直接入力」の入力値から計算するようにしました。
『US2(改)』結果データ利用時における節点のF値の計算で、ΣcMu/ΣgMu≦1.0となる場合、節点のF値はnFc(柱単独の補正前の靭性指標)を採用すべきところ、nFc’(柱単独の補正後の靭性指標)を採用していました。
出力
『US2(改)』結果データ利用時における「各柱のF指標とQu」の出力で、F指標をせん断梁として計算している場合、梁の破壊モードを"Q"と出力すべきところ、"M"と出力される場合がありました。またこの場合、破壊形式をせん断梁支配型柱とすべき柱であっても、曲げ梁支配型柱となる場合がありました。

【Super Build/RC診断2001 Op.1】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.1』ライセンスを利用した場合の変更点です。

計算
既存RC架構へ増設ブレースを配置した場合のF指標の計算において、3次診断時の"その他"の破壊形式の場合、
「Qsu1/(γ・Qru)>1.1、かつ、Qsu2/(γ・Qru)>1.1、かつ、Qmu/(γ・Qru)>1.21」の場合は、F=3.0とすべきところ、
「Qsu1/(γ・Qru)<1.1、かつ、Qsu2/(γ・Qru)<1.1、かつ、Qmu/(γ・Qru)>1.21」の場合に、F=3.0としていました。
リンク
『Op.1』のライセンスがない状態で、増設ブレースが入力されているデータを計算した場合、評価適用外のメッセージ「WARNING No.506 枠付き鉄骨ブレースが配置されています。」は出力すべきではありませんが、出力していました。
出力
「パンチングシア耐力とRC造柱の耐力」の出力において、"σy"、"σo"、"σ"、"Fc"、"o"の出力単位を、N/cm2からN/mm2に変更しました。
「鉛直部材の諸元:(伏図) (増設ブレース補強架構の保有耐力とF指標)」の出力において、
2次診断の場合、記号説明に増設ブレースに関する破壊形式が出力されていませんでした。
「鉛直部材の諸元:(軸組) (増設ブレース補強架構の保有耐力とF指標)」の出力において、
2次診断の場合、記号説明に増設ブレースに関する破壊形式が出力されていませんでした。
SRC階または混合SRC階が含まれる建物において、「耐震性能診断表」の破壊形式の欄に、増設ブレースの破壊形式を出力していませんでした。
作図
建物内のすべての柱に増設ブレースが取り付くように配置した場合、平面図および立面図が起動できなくなっていました。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『RC診断2001 Ver2.6(2014)』解説書
  • 『RC診断2001 Ver2.6(2014)』評価適用外機能説明書
  • 『RC診断2001 Op.1』(増設ブレースによる補強)説明書

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注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書
    pdfファイル『Super Build/RC診断2001 Op.評価』利用規約をよくお読みください。
    ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書等に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。また、更新内容を必ずご一読ください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
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2015/11/09

RC診断2001 Ver2.6(2014)

tr2_266.exe[18.9MB]

  • 対象バージョンは、『RC診断2001 Ver2』Ver.2.00以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
    ご使用の『RC診断2001 Ver2』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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