ユニオンシステム株式会社

Super Build/RC診断2001 Ver2.7(2018)

更新内容

『RC診断2001 Ver2.7(2018)』管理番号002 →『RC診断2001 Ver2.7(2018)』管理番号003(VerUp対象 RC診断2001 Ver2 以上)インターネットダウンロード : 2020/01/22

◆機能アップ
『SS7』の入力データおよび結果データ(保有水平耐力計算の解析結果を除く)を利用して、耐震診断を行うことができます。
『SS7』データを利用する場合の操作手順は「pdfファイル SS7データの利用について」をご参照ください。
2017年版の形状指標において、部材剛性に割線剛性を用いたC法による偏心率 および 剛性率の計算ができます。
形状指標
◆注意点
入力項目[地震時付加軸力-地震時付加軸力の採用方法]を“<1>解析結果の利用”としたとき、診断の計算時に『SS3』および『US2(改)』の地震時付加軸力を読み込むように変更しました。
◆変更点
計算
以下の2つの条件を満たす場合、F指標グループに属するせん断柱の強度寄与係数は、本来、せん断柱のうち最小な強度寄与係数を採用すべきところ、0(ゼロ)としていました。
  • ・[計算条件3-グルーピングにおける強度寄与係数の採用]で、"<1>グルーピングごとで最小αjを採用"を指定した場合
  • ・[鉛直部材の直接入力]で、RC造のせん断柱に1.27を超えるF指標を指定した場合
入力項目[鉛直部材の直接入力]で、吹き抜け柱となる袖壁付柱に、3次診断時のF値を直接入力しても、F値が考慮されていませんでした。
『SS3』および『US2(改)』入力データ利用において、入力項目[鉛直部材の直接入力]で、吹き抜け柱となる袖壁付柱に2次診断時のF値を指定したとき、3次診断時にも直接入力したF値を考慮していました。
出力
出力項目「袖壁付柱のF指標とQu」において、以下の2つの条件を満たすとき、その部材のF指標とQuが出力されていませんでした。
  • ・3次診断の場合
  • ・入力項目「鉛直部材の直接入力」により、袖壁付柱の破壊形式に“独立柱の破壊形式”を指定した場合
出力項目「袖壁付柱のF指標とQu」の記号説明において、破壊形式の説明に独立柱の破壊形式も出力するようにしました。
リンク
柱の内法高さの計算において、柱脚にダミー梁だけが取り付く場合で、柱脚側の構造心から柱頭側の梁下面までの距離を内法高さとすべきところ、柱脚側の標準階高の位置から柱頭側の梁下面までの距離を内法高さとしていました。

【Super Build/RC診断2001 Op.2017】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.2017』ライセンスを利用した場合の変更点です。

計算
袖壁付柱のせん断終局強度Qsu2における壁部のpwh・σwhyは、「袖壁の横筋比×横筋の降伏点強度」を用いますが、柱部のPcweが負値となる場合、「aw・σcwy/(tw・s)」を用いるようにしました。
ここで、
pwh:袖壁の横筋比,σwhy:袖壁の横筋の降伏点強度,tw:袖壁の厚さ
aw:帯筋の断面積,σcwy:帯筋の降伏点強度,s:帯筋間隔
入力
[耐震診断方法-解析条件3] 袖壁付柱の曲げ終局時変形角(cRmu)でデフォルト値を"<1>左右の壁厚は小さい方の壁厚を採用する"から"<2>そのままの袖壁形状を採用する"に変更しました。

【Super Build/RC診断2001 Op.SRC】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.SRC』ライセンスを利用した場合の変更点です。

計算
SRC柱の左側にSRC梁、右側に鉄骨梁が接続する架構で、入力項目[地震時付加軸力-地震時付加軸力の採用方法]を“<3>梁両端の降伏モーメントから算定”としたとき、そのSRC柱の地震時付加軸力の算定にSRC梁のせん断力を考慮していませんでした。
以下の2つの条件を満たす場合、吹き抜けSRC袖壁付柱は上部と下部を一体として単層形式と認識すべきところ、上部を連層形式、下部を単層形式と認識していました。この認識によって解析できない状態となり、「ERROR No.84 袖壁付柱に作用するせん断力が0であるため、hcwoが計算できません。」エラーメッセージを出力して解析を中断していました。
・吹き抜けSRC袖壁付柱の上部と下部で袖壁の出の方向が違っている場合
・吹き抜けSRC袖壁付柱の上部の袖壁の出の方向とその直上階の袖壁の出の方向が揃っている場合
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『RC診断2001 Ver2.7(2018)』 解説書
  • 『RC診断2001 Ver2.7(2018)』 評価適用外機能説明書
  • 『RC診断2001 Ver2.7(2018)』 SS7データリンク説明書
  • 『RC診断2001 Op.1』 (増設ブレースによる補強)説明書
  • 『RC診断2001 Op.2017』説明書

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注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書
    pdfファイル『Super Build/RC診断2001 Op.評価』利用規約をよくお読みください。
    ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書等に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。また、更新内容を必ずご一読ください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
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2020/01/22

RC診断2001 Ver2.7(2018)

tr2_273.exe[37.4 MB]

  • 対象バージョンは、『RC診断2001 Ver2』Ver.2.00以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.12以上です。
    ご使用の『RC診断2001 Ver2』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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