Super Build/RC診断2001 Ver2アップデートファイル
更新内容
旧Ver.2.31 → 新Ver.2.32(VerUp対象Ver.2.00以上)
インターネットダウンロード : 2012/01/16
- ◆機能アップ
- 同一階にRC部材とSRC部材が混在した場合、Is値の算定を可能とし、さらに結果出力において「診断結果比較」までの出力を可能にしました。
- フレーム面内雑壁の反曲点高さにおいて、指定*により、内法高さを採用できるようにしました。
- *指定について
- [耐震診断方法-解析条件3-34.フレーム面内雑壁の反曲点高さ]
- ※『SS3』および『US2(改)』入力データ利用時
- <1>階高の1/2を採用する
- <2>内法高さhoを採用する
- [鉛直部材の直接入力]で、最大登録数を300個から10000個に変更しました。
- [鉛直部材の直接入力]で、コメントを入力できるようにしました。
- [終局強度の直接入力]で、最大登録数を300個から10000個に変更しました。
- ◆変更点
- 計算部
- 同一階で2種類以上の柱のコンクリート強度を指定している階に、[鉛直部材の直接入力]で追加壁に関するデータを入力したとき、追加壁の強度指標が壁の強度指標Cwの集計に加算されていませんでした。
- 壁配置がオーバーハングしている架構で、壁が張り出している階が連スパン耐震壁で中間柱を配置していない場合、壁が張り出している階の階高の採用に誤りがあり、壁が張り出している階を含めた連層壁の階高が不正でした。
- L字型、逆L字型、凸型に壁が配置されている物件において、[地震時付加軸力-1.地震時付加軸力の採用方法]を“<3>梁両端の降伏モーメントから算定”としていた場合であっても計算できるようにVer.2.20で対応していましたが、「ERROR No.61 梁両端の降伏モーメントから求める付加軸力が計算できません。」を出力して計算が中断していました。
- 出力部
- 「鉛直部材の諸元」、「RC袖壁付柱の終局せん断強度」の出力において、Fcの記号説明で、本来、“コンクリート種別を示す”と記載すべきところ、“コンクリート種を示す” としていました。
- 「各壁のF指標とQu」の雑壁のWMBの出力において、雑壁が連層のとき、すべての階に最上階の値を出力していました。
- 入力部
- [耐震診断方法-解析条件3]の降伏点強度の直接指定(鉄筋)で、SI単位入力のとき、入力画面の説明を“0の場合は、丸鋼の降伏点強度を294N/mm2とします。” の表現に変更しました。なお、重力単位入力のときは、“0の場合は、丸鋼の降伏点強度を3000kg/cm2とします。”に変更しました。
- 作図部
- 平面図において、隅切りの指定により節点位置をY方向側に下げる指定を行った場合、節点座標の計算に誤りあり、節点をY方向側に上げた位置に作図していました。
- 平面図および立面図において、「印刷設定」でページ初期値指定を変更した場合で、かつ、「印刷プレビュー」を経由して印刷したとき、変更後のページ初期値で印刷すべきところ、変更前のページ初期値で印刷していました。
- 出力部
- WARNING No.135を次のように変更しました。
WARNING No.135 $$$$ 階 $$$$ フレ-ム $$$$ 軸 増設ブレースを配置した箇所に袖壁、腰壁、垂壁が取付いています。 - WARNING No.167を次のように変更しました。
WARNING No.167 増設ブレースを配置した周辺部材にSRC柱が存在するため、無効とします。 - 計算部
- 『US2(改)』入力データ利用、および『US2(改)』結果データ利用時の構造階高の計算において、『US2(改)』の[1.基本事項-18.X方向フレーム倍率(19.Y方向フレーム倍率)]で“0.000”と入力した場合は、そのフレームを除外して構造階高を計算するべきところ、考慮して計算していました。
- 『US2(改)』データを利用した場合の危険断面位置の認識において、『US2(改)』の[9.6.5 柱のフェイス]で、柱頭に“0.0cm”を入力した場合、柱脚の危険断面位置を“0.0cm”、柱頭の危険断面位置を自動計算値としていました。逆に、柱脚に“0.0cm”を入力した場合は、柱頭の危険断面位置を“0.0cm”、柱脚の危険断面位置を自動計算値としていました。
- SRC柱の残存軸耐力および軸力支持能力の算定において、軽量コンクリートを用いているとき、本来、コンクリートの圧縮強度Fcに0.9を乗じるべきところ、そのままコンクリートの圧縮強度Fcを採用していました。
- 出力部
- 2次診断時で負加力時の「SRC鉛直部材の諸元」の出力において、軸力比nsおよびαnに正加力時のnsおよびαnを出力する場合がありました。
- 「SRC鉛直部材の諸元」の出力において、SRC柱に柱脚RCを指定しているとき、Ncu、ns、αnは柱頭側の値を出力するようにしました。
- 2次診断時および3次診断時の「SRC鉛直部材の諸元」の出力において、SRC柱に柱脚RCを指定していない場合で、かつ、柱頭、柱脚それぞれのαnが異なる場合、αnは小さい方を出力すべきところ、常に柱頭側のαnを出力していました。
- 3次診断時の「SRC鉛直部材の諸元」の出力において、SRC柱に柱脚RCを指定していない場合で、かつ、柱頭、柱脚それぞれでNcuが異なる場合、Ncuは小さい方を出力すべきところ、常に柱頭側のNcuを出力していました。
- 3次診断時の「SRC鉛直部材の諸元」の出力において、SRC柱に柱脚RCを指定していない場合で、かつ、柱頭、柱脚それぞれでnsが異なる場合、nsは大きい方を出力すべきところ、常に柱脚側のnsを出力していました。
- 「終局限界Fuにおける保有性能基本指標」の出力において、以下の条件をどちらも満たす場合、α・Isoの値に誤ってα・0.30・Z・G・Uを出力していました。
- [46.第2種構造要素の検討方法]を“<2>軸力支持できないとき,再配分軸力が周辺部材で支持し得るか否かの検討まで”と指定した場合
- [54.耐震性の判定等の指定]を“<2>耐震補強による”と指定した場合
- SRC造の階または混合SRC造の階を含む物件の「耐震性能診断表」(CTu・SD 及び Isoを満たす最大Isの場合)の出力において、RC造の階で(5)式の結果を出力しないとき、または、SRC造の階で(8)式の結果を出力しないとき、その階のSD値を出力していませんでした。
- 「SRC袖壁付き柱の終局せん断強度」の出力において、Fcの記号説明で、本来、“コンクリート種別を示す”と記載すべきところ、“コンクリート種を示す” としていました。
- 入力部
- 各層主体構造に<5>混合RCを指定している混合構造の物件データにおいて、入力項目[指標]の 5.Ctu・SDにおける耐震判定[SRC]が入力できない状態になっていました。
- 各層主体構造に<6>混合SRCを指定している混合構造の物件データにおいて、入力項目[指標]の 4.Ctu・SDにおける耐震判定[RC]が入力できない状態になっていました。
- 作図部
- 3次診断時の平面図および立面図において、SRC造の階を含む物件データで、「印刷プレビュー」を経由して印刷したとき、記号説明にWT(柱脚部支配型壁)およびCT(柱脚部支配型柱)が出力されていませんでした。
- リンク
- ミラー配置を行ったSRC梁の曲げ終局強度の計算において、鉄骨部分の曲げ終局強度の計算の際にミラー配置を考慮できていませんでした。
- 計算部
- 両側柱付壁のF指標値の計算で、破壊形式が回転壁となり、かつ、その壁の下階に壁が存在しない場合、不正なF指標値が算出されていました。
- 柱のF指標値の計算で、柱頭側に耐震壁が取り付き、その節点周りの梁のGMuが0となる場合で、かつ、柱脚側が梁崩壊となっているとき、柱頭の節点のF指標値は柱のF指標値を採用すべきところ、0としていました。なお、柱脚側に耐震壁が取り付き、柱頭側が梁崩壊となる場合も同様です。
- 壁の破壊形式の判定やF指標に、無関係な直交方向の壁の破壊形式やF指標を採用してしまう場合がありました。
- 『US2(改)』の節点振り分け法により柱に逆せん断が生じている場合で、かつ、せん断破壊と判定されたとき、柱の保有せん断力は負値のせん断終局強度を採用するべきところ、正値のせん断終局強度を採用していました。
- 出力部
- 『US2(改)』結果データ利用において、「入力データの出力」で、使用材料の丸鋼の降伏点強度を常に235N/mm2と出力していました。
- 作図部
- 『US2(改)』結果データ利用時の作図の立面図で、単層形式のSRC袖壁付柱に取り付く梁のヒンジが常に曲げヒンジで表示されていました。
- 『US2(改)』結果データ利用時において、「鉛直部材の諸元(軸組)」の出力項目および作図の立面図で、耐震壁周りに取り付く梁のヒンジ状態の表示が『US2(改)』側の未崩壊部材の処理後のヒンジ状態と一致していませんでした。
Ver.2.20の変更履歴において、以下の4項目の記載漏れがありました。
ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
【Super Build/RC診断2001 Op.1】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.1』ライセンスを利用した場合の変更点です。
【Super Build/RC診断2001 Op.SRC】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.SRC』ライセンスを利用した場合の変更点です。
【Super Build/RC診断2001 Op.3次増分】
以下の事項は『Super Build/RC診断2001 Op.3次増分』ライセンスを利用した場合の変更点です。
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注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、ソフトウェア使用許諾契約書と
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