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Super Build/耐震診断アップデートファイル

更新内容

旧Ver.4.75 → 新Ver.4.80(VerUp対象Ver.4.65以上)

インターネットダウンロード : 2010/03/16

  • このアップデートファイルは、『耐震診断』Ver.4.80、『US2-改訂版』Ver.6.40を一括でアップデートします。
  • 今回のバージョンアップでは、『2009年改訂版既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説』の内容について対応しておりません。
◆機能アップ
柱の鉄骨形式がT形、十字形のとき、強軸と弱軸で充腹形と非充腹形が混在する鉄骨断面を扱えるようにしました。
そで壁の有効長さの指定において、指定*により、左右それぞれのそで壁に対して指定したそで壁の有効長さ以上を検討し、満足するときにそで壁と認識するようにしました。
  • *指定について
  • [耐震診断方法-解析条件1-9.そで壁の有効長さ]
  • ※『SS3』および『US2(改)』入力データ利用時
  • <1>そで壁の出の合計で、そで壁を判断する
  • <2>左右それぞれで、そで壁を判断する
耐震診断方法
[耐震診断方法-解析条件-8.そで壁の有効長さ]  
  • ※『US2(改)』結果データ利用時
  • <1>そで壁の出の合計で、そで壁を判断する
  • <2>左右それぞれで、そで壁を判断する
耐震診断
『SS3』および『US2(改)』入力データ利用時で、指定*により、SRC造耐震診断基準式で終局曲げ強度を計算できるようにしました。
  • *指定について
  • [耐震診断方法-解析条件3-19.SRC造の曲げ耐力算定方法]
  • <1>断面ピース分割によるRC造の曲げ耐力にS造のM-N曲線による耐力を単純累加する
  • <2>診断基準式により曲げ耐力を算定する
耐震診断方法
フレーム面内雑壁の反曲点高さにおいて、指定*により、内法高さを採用できるようにしました。
  • *指定について
  • [耐震診断方法-解析条件3-20.フレーム面内雑壁の反曲点高さ]
  • ※『SS3』および『US2(改)』入力データ利用時
  • <1>階高の1/2を採用する
  • <2>内法高さhoを採用する
耐震診断方法
[耐震診断方法-解析条件-11.フレーム面内雑壁の反曲点高さ]
  • ※『US2(改)』結果データ利用時
  • <1>階高の1/2を採用する
  • <2>内法高さhoを採用する
耐震診断方法
『SS3』および『US2(改)』入力データ利用時で、指定により、非埋込み柱脚部の終局強度を計算できるようにしました。
  • 非埋込み柱脚部の終局強度の計算に必要となる主筋の引張破断強度、アンカーボルトの引張降伏点強度、引張破断強度および全断面積、ベースプレートを囲むコンクリートの断面積を柱符号に対して指定します。
非埋込み柱脚部の終局強度
『SS3』および『US2(改)』入力データ利用時で、指定により、EoB指標を計算できるようにしました。
  • EoB指標を算定するために、外柱の芯々間距離、柱脚部より上部の水平力の作用重心高さ、フレームにかかる重量、柱脚部の終局引張強度を指定します。
EoB指標
[鉛直部材の直接入力]で、最大登録数を300個から10000個に変更しました。
[鉛直部材の直接入力]で、コメントを入力できるようにしました。
鉛直部材の直接入力
[終局強度の直接入力]で、最大登録数を300個から10000個に変更しました。
◆変更点
計算部
せん断終局強度の算定において、格子材を用いたそで壁付柱でタイプ<2>の形状No.を配置した場合、Y方向の等価有効せいの計算に鉄骨を考慮していませんでした。
せん断終局強度の算定において、ラチス材が不等辺山形鋼(A・B・t・r1・r2:A≠B)のとき、柱幅から鉄骨フランジを引いた値b'を計算する際、解析方向の鉄骨フランジ幅は寸法Bを採用すべきところ、寸法Aを採用していました。
せん断終局強度の算定において、そで壁が取り付いた両側柱付壁のせん断スパン比M/(Q・L)のLの取り扱いを、そで壁を含めた両側柱付壁の全長から両側柱付壁のみの全長に変更しました。
せん断終局強度の算定において、そで壁が取り付いた両側柱付壁についてそで壁を含めた両側柱付壁のせん断終局強度に開口低減率を乗じていましたが、両側柱付壁のみに乗じるように変更しました。
曲げ終局強度およびせん断終局強度の算定において、フレーム面内雑壁およびフレーム外雑壁に軽量コンクリートを用いた場合、本来、コンクリート強度Fcをそのまま採用すべきところ、コンクリート強度に0.9を乗じた値を採用していました。
『SS3』および『US2(改)』データ利用時で、柱脚RCを有するSRC造柱の鉄骨曲げ強度比sMo/Moの取り扱いを、柱頭断面と柱脚断面それぞれの最小値から柱頭断面の値を採用するように変更しました。
仮想仕事法で基礎下から各層梁心までの高さを算定するとき、基礎下から1階床までの高さΔh(入力値)に梁心間距離を累加していたため、1層の梁天から梁心までの距離が重複していました。
Super Build/耐震診断
2次診断において、そで壁が取り付くSRC造柱の圧縮強度Ncuは、そで壁を無視した長方形断面で計算すべきところ、そで壁を含めていました。
2次診断におけるnsの計算で、負加力の場合で、柱脚より柱頭の限界軸力が大きいとき、柱脚のFc'を採用するべきところ、柱頭のFc'を採用していました。
CT・SDの判定において、各層主体構造で混合RC造と指定した階の柱がすべてSRC部材であるとき、その階は本来、CT・SD≧0.25・Z・G・Uとすべきところ、CT・SD≧0.3・Z・G・Uとしていました。
『SS3』および『US2(改)』データ利用時で、軸振れの指定で同一軸の重複指定により柱の移動量が32.767mを超える場合、柱の移動量を正しく認識することができませんでした。ただし、移動に伴うスパン長および部材長の制限は32.767mです。それを超える場合は不正な値となります。
出力部
地下階がある『US2(改)』データを利用した場合で、梁に鉄筋が入力されていなかったとき、ERROR No. 4で出力する層が、耐震診断で認識している層となっていませんでした。
非充腹材の弦材を断面積入力した場合で、かつウェブの有効断面積を100.00cm2以上としたとき、入力データの出力「柱リスト」「梁リスト」で、ウェブの有効断面積が“*****”と出力されていました。
WARNING No.123 のメッセージ内容で、本来、 終局強度の直接入力と表記すべきところ、終局耐力の直接入力と表記していました。
「第2種構造要素の検討」の出力において、SI単位出力時に表題(RAB,DAB)の出力位置が一部ずれていました。
2次診断の「最大12グループにグルーピングした結果」の出力において、“----”の出力位置が一部ずれていました。
入力部
[耐震診断方法]の画面で、“そで壁の有効長さ”の文字が途中で切れていました。
[第1グループに対する補正係数α2,α3]において、純RC造で『US2(改)』結果利用したときに“脆性柱”の入力が可能となっていました。

---[END]---


注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。また、更新内容を必ずご一読ください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
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2010/03/16

耐震診断 Ver.4.80

tsx_4.80.exe[21.4MB]

  • このアップデートファイルは、『耐震診断』Ver.4.80、『US2-改訂版』Ver.6.40を一括でアップデートします。
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