Super Build/US2-改訂版アップデートファイル
更新内容
旧Ver.6.44 → 新Ver.6.45(VerUp対象Ver.6.40以上)
インターネットダウンロード : 2013/11/05
- ◆変更点
- 計算部
- 鉄筋・鉄骨を考慮した剛性、部材耐力、および、ひび割れ耐力の計算において、[4.1 標準使用材料-壁筋]で丸鋼を入力し、[5.3 耐震壁]の鉄筋種別を0と指定した場合、壁筋は丸鋼として計算すべきところ、壁筋を”本数+径”で入力したときは異形鉄筋として計算していました。
- 鉄筋・鉄骨を考慮した剛性、部材耐力、および、ひび割れ耐力の計算において、[5.3 耐震壁]の壁筋を”本数+径”で入力した場合で、かつ、鉄筋種別に“<1>SR235、<2>SR295、<7>強度入力1~<9>強度入力3”のいずれかを直接入力したとき、“<1>SR235、<2>SR295”のときは丸鋼、“<7>強度入力1~<9>強度入力3”のときは[4.1 標準使用材料-壁筋]の指定から丸鋼か異形鉄筋かを判別すべきところ、常に異形鉄筋として断面積を計算していました。
- 鉄筋・鉄骨を考慮した剛性、部材耐力、および、ひび割れ耐力の計算において、[5.3 耐震壁]の壁筋を“本数“入力した場合で、かつ、鉄筋種別に“<1>SR235~<6>SD390”のいずれかを直接入力したとき、“<1>SR235、<2>SR295”のときは丸鋼、“<3>SD235~<6>SD390”のときは異形鉄筋として断面積を計算すべきところ、常に[4.1 標準使用材料-壁筋]で指定した鉄筋で断面積を計算していました。
- 『Op.ひび割れ』利用時の、梁、柱、耐震壁の鉄筋・鉄骨を考慮した剛性および曲げひび割れ耐力の計算において、各層主体構造をSRC造からRC造に変更した場合、以前入力していた鉄骨が考慮されていました。
- 部材耐力計算において、[4.2 標準使用材料]で柱の鉄骨種別に2桁の値を指定した場合で、かつ、[5.2 柱]の登録で鉄骨種別を個別指定していないとき、SRC柱の鉄骨ウェブの種別は標準使用材料で指定した種別の1桁目の種別を採用すべきところ、2桁目の種別を採用していました。
- 部材耐力計算において、[2.1 計算方法-SRC耐力式]を“<5>診断基準2009”とした場合、[部材剛性]と[部材耐力]を別々に解析すると、垂壁または腰壁が取り付くSRC柱の終局せん断耐力が正しく計算できていませんでした。
- 部材耐力計算において、[2.1 計算方法-SRC耐力式]を“SRC規準”とした場合、T字形状かつ非充腹材のSRC柱で、弱軸側の鉄骨を断面積入力しているとき、終局曲げ耐力が正しく計算できていませんでした。
- 部材耐力計算において、[2.1 計算方法-SRC耐力式]を“診断基準2009”とした場合、多スパンにわたる耐震壁で、付帯柱がRC造、中間柱がSRC造のとき、その耐震壁のM-N曲線は、RC造耐震壁の耐力式を用いて計算すべきところ、SRC耐震壁の耐力式を用いていました。
- 応力解析において、ダミー部材しか取り付かない支点が存在する場合、不正な解析結果となっていました。
- 出力部
- 解析結果出力「解析終了時応力図」の右→左加力時において、鉄骨柱のせん断力の符号が逆転していました。
- 解析結果出力「終局せん断耐力の再計算」において、[2.1 計算方法-SRC耐力式]を“SRC規準”とした場合で、SRC耐震壁の終局せん断耐力wQuがひび割れ前の耐力wQu1を採用するとき、“RC壁Qu”,“Qu”,“Qu/QM”の出力がずれていました。
- 入力部
- Ver.6.43未満のデータをVer.6.44のプログラムで開いた場合、解析状態が不正になっていました。
- Ver.6.43未満のデータをVer.6.44のプログラムで開いた場合で、かつ、入力単位系がSI単位のとき、入力単位系が重力単位に変更されていました。
- 層・軸の追加・削除を行ったとき、保護エラーが発生する場合がありました。
- X方向スパン数が49スパンのデータにおいて、「1 基本事項-25. 通り軸の削除」で150軸を選択すると、実行時エラーが発生していました。
- 『Op.フレーム単位解析』利用時に、[外力分布形数-1 X方向、2 Y方向]で[読み込み]ボタンをクリックし、[読み込む外力分布]で“水平力分担(SS3データを利用した場合)”を選択した場合、『SS3』で多剛床の指定をしているときは、主剛床の水平力分担を採用するべきところ、『SS3』で副1剛床まで指定していると副1剛床の水平力分担を、副2剛床まで指定していると副2剛床の水平力分担を読み込んでいました。
- 作図部
- 『Op.フレーム単位解析』利用時の作図「層せん断力と層間変位」において、[表示-指定]で表示フレームを指定しても、指定したフレームが表示されず、先頭フレームが表示されていました。
- 作図「平面図」、「立面図」において、壁を描画する際、壁の右側に柱が存在しない場合、フレームの最後の軸まで壁が描画されていました。
- 作図の印刷において、プリンターをAdobe『Acrobat』としたとき、印刷中にエラーが発生したり、指定したスケールより小さく印刷されたりする場合がありました。
- 作図「平面図」、「立面図」、「耐力図‚部材耐力曲線‚応力図‚変位図」、「部材種別‚せん断設計結果」を印刷したとき、デスクトップの解像度が大きいと、軸名および層名が用紙からはみ出る場合がありました。
- その他
- データの転送と消去において、『SS3』の[高強度せん断補強筋の種類]が“<5>スーパーフープ”“<6>エムケーフープ”“<7>SPR785”のいずれかが指定されたデータを転送する場合、以下のメッセージを出力して[高強度せん断補強筋の種類]を“<2>KSS”に変更するようにしました。
- 「高強度せん断補強筋がUS2(改)で扱えない種類になっています。KSSに変更します。」
- データの転送と消去において、[基本事項-標準梁せい]には『SS3』の[基本事項-各層梁天から部材心までの距離]の2倍の値をリンクすべきところ、リンクされず、未入力状態となっていました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『US2-改訂版』
- 『US2-改訂版-Op.フレーム単位解析』
- 『US2-改訂版+柱脚耐力』
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