Super Build/WRCアップデートファイル
更新内容
旧Ver.3.26 → 新Ver.3.27(VerUp対象Ver.3.10以上)
インターネットダウンロード : 2007/06/01
- ◆変更点
- 地震力の出力で、記号説明に単位を記載するようにしました。
- 応力再配分前の応力表・応力図に符号説明を出力するようにしました。
- スラブ天から構造心までの距離をフレームごとに出力する場合に、出力するフレームの指定にかかわらず全てのフレームについて出力するようにしました。
- 壁梁・基礎梁の配筋が標準(赤文字)の場合に、配筋を変更しても断面検定以降が再計算となっていませんでした。
- 耐力壁実長の計算方法で、下階壁抜けを考慮するとしていたとき、下階の壁長さが内法高さの30%の場合、上階の壁の実長が0となっていました。
- “壁脚支点の自動認識を行う”のチェックがオフの支点の上階に壁が配置されていない場合に、架構認識で「WARNING: No.20 支点の自動認識無効の指定がされていますが、周りに部材が無いため指定を無視します。」メッセージが出力されていました。
- 節点上下移動のある壁に開口を配置していた場合に、その箇所の壁梁自重の計算が正しくできていませんでした。
- 壁の全面が開口となった場合および開口下端がFL位置と重なる場合、開口重量が荷重計算で考慮されていませんでした。
- 開口の端部が直交フレームに接しており、そのフレームがダミー通り(部材が何も配置されていない)であるとき、不要な節点が認識され、その周辺に片持ち床または出隅が配置されていると、荷重計算が正しく行われていませんでした。
- 途中で折れ曲がっている部材に小梁が接続している場合に、小梁の認識が正しく行えず、荷重計算で不正終了していました。
- 平面解析において、“壁梁せいが指定値未満の部材は応力解析に考慮しない”の指定が、耐力壁直下の基礎梁に対しても有効となっていました。
- 剛域を考慮した平面解析において、壁の左端と右端で壁梁の剛域入り長さが異なっている場合に、壁心位置が本来の壁心位置とズレた位置にモデル化された形状で解析を行っていました。
- 立体解析の長期応力計算において、平面上での壁の傾き(始点から終点方向の角度)が90度を超え270度未満のとき、当該壁のせん断力と曲げ応力の符号が逆に計算されていました。
※絶対座標のX軸始点左、終点右を0度とする。
該当する壁の応力値のみの不具合で、他の部材への影響はありません。 - 立体解析において、複数のスパンにまたがる耐力壁脚部の直交フレームとの交点に、直交フレーム上で支点を配置したとき、直交フレーム側の支点配置位置に壁が配置されていなければ、その支点に反力が発生しないことがありました。
- 耐力壁が上に取り付かない基礎梁に2つ以上の支点を配置した場合、支点が正しく認識できず、応力解析でエラーが発生し計算を行うことができませんでした。
- 短期せん断設計で、引張側となるdtではなく、必ず上端のdtを用いてQasを計算していました。
- 基礎梁断面検定の短期および終局せん断設計で、M/Qdの算定に用いるMとQに接地圧による応力が考慮されていませんでした。
- 「フレ−ム・節点情報−フレーム情報」に続けて「部材リスト−壁リスト」の出力を行うと、壁リストの出力が用紙内に収まらなくなっていました。
- 「長期応力−支点反力」の出力で、多雪区域で無い場合でも積雪重量の値が出力されていました。 また、多雪区域の場合、組み合わせ係数が考慮された値となっていませんでした。
- 出力項目「フレーム外雑壁のn値」を「雑壁のn値」に変更しました。 また、フレーム外雑壁が配置されていなかった場合において、「雑壁のn値」を出力することができませんでした。
- [ヘルプ−UNION SYSTEM INC.ホームページ]メニューのリンク先を、「商品とサービスの紹介」ページから、「ダウンロード・Q&A・会員サポート」のページに変更しました。
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