旧Ver.3.40 → 新Ver.3.41（VerUp対象Ver.3.40以上）

インターネットダウンロード : 2009/02/16

◆機能アップ

計算中にワーニングが発生した場合、計算終了後にメッセージを表示するようにしました。

片持ち梁・出隅を支える部材がない場合に、Warningメッセージを出すようにしました。

応力解析でエラーが生じていても、応力結果は確認できるようにしました。

立体解析で、最下層に壁梁がある場合、その梁にかかる重量が接地圧の計算に用いる概算支点反力に含まれないため、注意を促すためWarningメッセージを出すようにしました。

[建築物の構造設計概要−部材リスト−片持ち床リスト]に、基準点からのあきを出力するようにしました。

[建築物の構造設計概要−部材リスト−開口リスト]の出力に、タイプごとの寸法の採りかたの図を出力するようにしました。

[保有水平耐力−必要保有水平耐力−部材種別パラメータ]の出力に、階名を出力するようにしました。

◆変更点

支点の配置および個別詳細設定の画面で、鉛直・水平のバネ定数の単位を、[kN/m]とすべきところを、[kN/mm]としていました。
また、入力値の上限の見直しを行い、“9999999.99”→“99999999”としました。

[計算条件−各種計算条件−保有水平耐力−総曲げ抵抗モーメントと転倒モーメントの比較]の「転倒モーメント算定時の構造特性係数」の入力下限値を0.25にしました。

軸振れしたフレーム上に、開口の横方向寸法押さえが右側（X方向入力タイプが、3,4,5）で入力した開口があるとき正しく形状認識ができていませんでした。
またこのとき、平面図の見下げ表示で、開口が正しく表示されていませんでした。

耐力壁実長の計算方法で、“端部に配置された直交壁を考慮する”としていたときに、厚さの異なる直交部材が存在した場合に、一番壁厚の大きい壁が直交壁として認識されない場合がありました。

自重計算において荷重形を認識する際に、節点上下移動の考慮が正しく行われていませんでした。

周辺リブのない片持ち床・出隅の周囲に耐力壁または壁梁を配置している場合に、荷重項（CMoQo）の計算で、片持ち床・出隅のリブ特殊荷重の拾い漏れが生じることがありました。

床の周辺に壁梁も耐力壁もない場合に、荷重項（CMoQo）の計算で、床重量の拾い漏れが生じることがありました。

左端リブまたは右端リブのない片持ち床、およびリブＸまたはリブＹのない出隅へ配置したリブ特殊荷重が考慮されていませんでした。

壁または壁梁に囲まれていない床の上部もしくは下部にフレーム外雑壁が配置されているとき、荷重項（CMoQo）の計算で、フレーム外雑壁の重量の拾い漏れが生じることがありました。

複雑な形状をした床の床割り計算が正しくできていない場合がありました。

立体解析において、上下階で開口の位置がずれる場合や任意の支点を設けた場合に、梁の長期せん断力が正しく計算できていないことがありました。（周辺部材の応力へは影響していません）

立体解析において、フレームの途中で部材が途切れる場合に、壁梁のフェイス位置の計算が正しくできず、部材がつながっているものとして基礎梁応力の計算を行っていました。

短期（転倒時）の接地圧の計算において、Qiを直接入力した場合、直接入力されたQiではなく自動計算されたQiで転倒モーメントを計算していました。

転倒モーメントによる接地圧の計算で、基礎部分の重量が正しく考慮されていませんでした。

部分地下を有する建物で、短期（転倒時）の接地圧の計算に用いる転倒モーメントが、地盤に流れる水平力を含んだものとなっていました。

壁梁の断面検定において、左端の応力中心間距離jを用いて右端の長期許容せん断力Qalを計算していました。

壁梁の断面検定の出力で、付着の検討が右端のみがNGとなる場合に、必要Ψが出力されていませんでした。

耐力壁の断面検定において、必要pwが最大となる方向でしか断面検定を行っていませんでした。そのため、決定ケースの直交加力で曲げの検定がNGとなる場合にメッセージが出力されていませんでした。

総曲げ抵抗モーメントによる保有水平耐力の確認で、直接入力した各階地震層せん断力が有効になっていませんでした。

[目次]の出力が用紙内に収まらない場合がありました。

[計算条件−各種計算条件−荷重計算2]の壁梁荷重項用スパン]を“<2>剛域間”としたときは、[準備計算−荷重計算−CMoQo表]の部材長に、剛域入り長さを含めた部材長を出力するようにしました。

[保有水平耐力−必要保有水平耐力−部材群の種別]の出力で、A〜Cランクの部材が全くないとき、γが“-1.#J”と出力されていました。

アイコンイメージとバージョン情報およびSplash画面のイメージを刷新しました。

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