『Super Build®/SS7』Ver.1.1.21.1 リリースのお知らせ

一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』Ver.1.1.21.1をリリースしましたので、お知らせいたします。
機能アップ項目は、以下のとおりです。

【機能アップ項目】

【Super Build®/SS7 Premium】
以下の事項は『Super Build®/SS7 Premium』の機能アップ項目です。

配筋干渉チェックの機能を追加しました。

  • RC造接合部、S造露出柱脚部のすべての接合部に対し、配筋干渉チェックを行うことができます。
  • 配筋干渉チェック
  • 配筋干渉チェック

大梁の不静定応力の直接入力に対応しました。

  • 固定+積載荷重時の応力解析において、不静定応力を考慮することができます。
  • 不静定応力の直接入力

保存できる結果の数を、最大10個に拡張しました。

  • 保存できる結果の数

誤用防止のため、『SS7 Premium』で保存されたデータを、『SS7 Premium』ライセンスが無い状態で開くとメッセージが表示されるようにしました。

『Super Build®/SS7 Op.Python実行』

  • 「Python」 Ver.3.11に対応しました。

【Super Build®/SS7】
以下の事項は『Super Build®/SS7』の機能アップ項目です。
『Super Build®/SS7 Premium』でも使用できます。

『Super Build®/SS7 Op.伏図軸組図』

  • 『SS7』の物件データを用いて、構造図面の伏図および軸組図をDXFまたはJWW形式のCADファイルに出力するオプションソフトウェアです。伏図では柱梁接合部の隠線処理・包絡処理、端部の調整など、軸組図では部材の境界線の調整などを行うことで、汎用CADにおける編集作業を大幅に軽減できます。
  • Op.伏図軸組図

『Super Build®/SS7 Op.木造ラーメン』

  • 木質部材の柱、梁に対して接合部の符号登録・配置を行うことができます。
  • Op.木造ラーメン

『Super Build®/SS7 Op.免震部材』

以下のメーカー製品に対応しました。

  • 剛すべり支承(オイレス工業株式会社)
  • 弾性すべり支承(オイレス工業株式会社、株式会社ブリヂストン)
  • 鉛プラグ挿入型積層ゴム(オイレス工業株式会社、株式会社ブリヂストン)
  • 天然ゴム系積層ゴム(オイレス工業株式会社、株式会社ブリヂストン)
  • 日鉄エンジニアリング株式会社製の曲面すべり支承において、繰返し依存性による変化率の直接指定に対応しました。

令和7年4月1日施行の建築基準法・建築物省エネ法の改定について、構造計算に関係する「建築基準法第20 条(構造耐力)」の改定に対応しました。

  • 建築基準法20条、建築基準法施行令36条の2および告示593号の改定に伴い、計算ルート判定内容を変更しました。(ルート1における建物規模の変更、ルート1-3の新設)
  • 混構造において、告示1274号第7号(新設)の剛性率の計算内容に対応しました。

S造大梁に対して、小梁扱いとする指定を追加しました。

  • 小梁扱いしたS大梁は、端部の結合状態を自動でピン接合とします。
  • 断面算定では小梁として検定を行い、保有水平耐力計算では部材種別をFAとします。
  • 作図では符号名の前に“#”を付けて、小梁扱いしたS大梁であることを明示します。
    • 小梁扱いとする指定を追加

S梁の断面算定において、二軸曲げを考慮した検定が行えるようにしました。

RC柱の部材種別判定において、付帯柱のσo/Fcを出力しました。また、計算条件の指定により付帯柱のσo/Fcを部材種別に考慮できるようにしました。

異形鉄筋の最外径の値を、『鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説(2021)』の値に変更しました。

杭頭接合部の検定計算に対応しました。

RC梁付着(2018)の断面算定において、シート出力に詳細出力を追加しました。

  • 「7.3.3.RC梁付着(使用性・損傷制御)(詳細)」
  • RC梁付着(2018)の断面算定
  • 「7.3.5.RC梁付着(安全性)(詳細)」
  • RC梁付着(2018)の断面算定

マウス入力について以下の機能アップを行いました。

  • マウス入力の図面ウィンドウ(平面図・立面図)上で、マウスの左ボタンを押しながらキーを押すことで、ショートカットを実行できるようにしました。キーの割り当ては、マウス入力の作図設定の[ショートカット]タブで行います。
  • マウス入力
  • [3.7.部材の寄り]、[3.8.梁のレベル調整]において、[1.基本事項]の値を青文字で表示できるようにしました。
  • [7.4.開口]、[7.10.小梁]において、同一形状の配置データを一括変更できるようにしました。
  • マウス入力
  • マウス入力
  • [7.4.開口]、[7.10.小梁]において、マウスポインター位置にある部材情報をシートに表示できるようにしました。
  • [7.4.開口]において、開口重量の値を図面に表示できるようにしました。
  • 柱、大梁、片持梁、小梁の図のポップアップメニューより、部材ウィンドウの[断面図]タブに切り替えられるようにしました。また、[断面図]タブを表示した状態で、部材をクリックすると、断面の参照表示となるようにしました。
  • 平面図・立面図の分割表示において、アクティブな領域に枠を表示しました。

[2.2.荷重計算条件-5.剛域を考慮した荷重項の計算]の初期値を“する”にしました。

  • 簡略的な「剛域を考慮しない荷重項の計算」から、「剛域を考慮した荷重項の計算」に計算条件の初期値を変更します。梁端の結合状態によっては、剛域を考慮した荷重項の計算が必須となる場合があるため、今回のバージョンで変更します。
  • RC規準には「剛域を考えて応力を求めた場合においては、鉛直荷重・水平荷重とも各部の曲げモーメントを、その位置の設計用曲げモーメントの値と見なすことができる。」と記載されていますが、『SS7』の初期値は、鉛直荷重時の端部応力採用位置を節点位置としています。断面算定位置の曲げモーメントを採用したい場合は[2.5.断面算定条件-1.共通・耐震壁-1.断面算定位置-2.端部応力採用位置]で指定してください。

[2.5.断面算定条件-1.共通・耐震壁]の「3.耐震壁関連」タブ「1.耐震壁の断面算定-QD算定の際、QLの考慮」の初期値を“する”にしました。

[4.1.標準使用材料-鉄骨材料の登録]で、ヤング係数・せん断弾性係数・単位容積重量を指定できるようにしました。

結果作図「1.1.応力図(一次)」「1.5.応力図(二次)」「8.1.1.基礎梁応力図」において、ねじり応力を作図できるようにしました。

結果作図「1.1.応力図(一次)」「1.5.応力図(二次)」において、指定した方向の変位値のみ表示させる詳細設定を追加しました。

結果作図のプロパティにおいて、節点のプロパティに[杭基礎]、[基礎断面]、[杭断面]タブを追加しました。

認識されない部材がある場合、計算前にメッセージを表示できるようにしました。

入力CSVファイルの出力設定に「標準データを出力する」の指定を追加しました。

  • チェックを外して出力したCSVファイルから新規作成を行うと、標準データが青文字のまま再現されます。

「結果の一覧」画面において、既存の結果を上下で入れ替えられるようにしました。また、複数の結果をまとめて削除できるようにしました。

結果のウィンドウ(作図、シート、メッセージ)において、結果のドロップダウンリスト選択中に、結果メモの内容をツールチップで表示するようにしました。

岡部株式会社・旭化成建材株式会社「セレクトベース」において、 BCJ評定ST0314-03に対応しました。

  • 2025年5月1日より販売を開始しております。

岡部株式会社・旭化成建材株式会社「ベースパック」において、 BCJ評定ST0335-01(角形鋼管用F2、F3、F4)に対応しました。

  • 2025年12月より出荷開始予定です。詳細はメーカーにお問い合わせください。

センクシア株式会社「ハイベースNEO」に、KB450-8-42、KB500-12-42、KB-550-12-42を追加しました。

アイエスケー株式会社「ISベース」において、BCJ評定-ST0282-03、BCJ評定-ST0282-04に対応しました。

JFEテクノワイヤ株式会社「リバーボン785」において、評定番号、参考文献を更新しました。

JFEテクノワイヤ株式会社「リバーボン785」を使用した場合に、SABTEC指針で計算を行えるようにしました。

株式会社向山工場の杭用の高強度せん断補強筋「エムケーパイルリング785」に対応しました。

株式会社向山工場「エムケーフープ685」に対応しました。

北越メタル株式会社・株式会社コーテックス「UHY685フープ」において、評定更新(GBRC 性能証明 第14-28号 改1)に対応しました。

高周波熱錬株式会社の杭用ウルボンの短期許容せん断力において、Pw0.5%の上限を超えた場合はメッセージを出力し、上限の0.5%で計算するようにしました。

第一高周波工業株式会社「Tヘッド」において、RC接合部の機械式定着の検討に対応しました。

株式会社川金コアテックの「K-BRB」に対応しました。

神鋼鋼線工業株式会社の「耐震ケーブルブレース」に対応しました。

日鉄建材株式会社の冷間成形角形鋼管「BCHT325TF」、「BCHT385TF」に対応しました。

SB耐震杭協会の場所打ち鋼管コンクリート杭「SB耐震杭」に対応しました。

ご不明な点がございましたら、弊社営業支店または販売代理店 までお問い合わせください。

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2025年9月25日

ユニオンシステム株式会社

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