Super Build/SS3アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.23 → 新Ver.1.1.1.24(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2013/01/30
- ◆機能アップ
- [14.2.1 保有水平耐力-計算条件-6.保有水平耐力時-脆性破壊の処理-S部材]に[横座屈]を追加し、横補剛の検討(断面算定)を満足しない梁にヒンジが発生したときの処理を指定できるようにしました。
- S造露出柱脚の断面算定において、計算ルート3以外でも、地震時応力に対してコンクリート破壊・ベースプレート破断の検討ができるようになりました。
- [12.6柱脚形状-形状指定-露出型の登録(S造露出)]において、アンカーボルトの[径]を[軸部径]に名称変更し、正値入力(mm)で小数点以下2桁、負値入力(cm2) で小数点以下3桁まで入力できるようにしました。また、[ネジ径]において、負値入力(cm2)で小数点以下3桁まで入力できるようにしました。
- [12.6柱脚形状-形状指定-非埋め込み型の登録(SRC造非埋込)]において、アンカーボルトの[径]を[軸部径]に名称変更し、正値入力(mm)で小数点以下2桁、負値入力(cm2) で小数点以下3桁まで入力できるようにしました。また、アンカーボルトに[F値]の入力を追加しました。
- 自動設計のS造根巻き柱脚、S造埋込み柱脚、SRC造埋込み柱脚において、[ベースプレート・アンカーボルト]のアンカーボルトの[径]を[軸部径]に名称変更し、正値入力(mm)は小数点以下2桁まで入力できるようにし、負値入力で断面積入力(cm2)できるようにしました。また、アンカーボルトに[F値]の入力を追加しました。
- S柱の断面算定において、細長比λが200を超える場合、断面算定結果出力にメッセージ「WARNING No.608 細長比が 200 を超えている。」を出力し、終了時メッセージに 「ERROR No.738 細長比が200を超えているS部材(柱)がある。」を出力するようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 【荷重計算】
- 荷重計算において、フレーム外雑壁の重量を両方向の大梁に伝達するとした場合、雑壁の重量が伝達される大梁が3本(X方向2本・Y方向1本、またはX方向1本・Y方向2本)のとき、それぞれの大梁に伝達する重量をX方向とY方向取り違えて荷重項を計算していました。
- 【ルート判定】
- 雑壁を考慮した偏心率・剛性率の計算において、雑壁の剛性を計算する際、 剛性がない柱(負担せん断力Qcが0の柱)を柱断面積の和(ΣAc)に含めていました。
- 【S造柱脚 断面算定、部材耐力】
- S造露出柱脚(メーカー製品を含む)において、柱脚の保有耐力接合を満足しない場合、断面算定結果のメッセージおよび終了時メッセージを出力しないようにしました。
- 断面算定結果のメッセージ:
- 「保有耐力接合を満足していません。」
- 終了時メッセージ:
- 「WARNING:No.811 ルート1-2 またはルート2 の柱脚の検討で設計フローの条件を満たしていません。」
- 「WARNING:No.812 ルート3 の柱脚の検討で設計フローの条件を満たしていません。」
- 部材耐力計算において、S造露出柱脚のM-N耐力曲線の耐力点の取り方を変更しました。
- S造露出の耐力点の変更.pdf (変更内容)
- 出力部
- RC柱の断面算定の記号説明において、「g1 : 柱断面の両半分に含まれる鉄筋群の重心間距離のせいに対する比」の“g1”を“gl”と出力していました。
- 入力部
- [断面算定条件-共通事項-4. 材料強度に対する基準強度の割り増し率](主筋用,壁・スラブ筋用,鉄骨用)のデフォルト値を1.00から1.10に変更しました。
- [断面算定条件-RC部材-2.梁-1/4L地点での断面算定]のデフォルト値を“<1>する(配筋は中央部)”から“<2>する(配筋は端中部の小さい方)”に変更しました。
- [断面算定条件-SRC部材-2.梁-1/4L地点での断面算定]のデフォルト値を“<1>する(配筋は中央部)”から“<2>する(配筋は端中部の小さい方)”に変更しました。
- マウス入力
- マウス入力の3D図表示において、セットバックに腰折れ高さを入力した場合、柱がずれた位置に描画されていました。
- マウス入力において、大梁の鉄骨でハンチ長さに0以外を入力した状態で、H形から断面性能に変更して保存すると、H形に戻っていました。
- 作図部
- 3D作図の特殊荷重リストにおいて、タイプ11~15の特殊荷重について、寸法線を常に荷重分布の長さで描画するようにしました。また、寸法値は荷重分布図の長さとし、括弧付きで直交スパン長(入力値)を表示するようにしました。
- 3D作図の破壊形式図において、印刷したとき、軸ひび割れの記号(□)が出力されませんでした。
- CSVファイル入出力
- [CSVファイル入出力]において、結果出力[破壊モード判定における未崩壊部材の余裕度(梁)]で、直交方向フレームの梁も出力していました。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『SS3 入力編』
- 『SS3 計算編』
- 『SS3 出力編』
- 『SS3 CSVファイル入出力』
- 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計 解説書』
- 『SS3 3D作図 解説書』
- 『SS3限界耐力 出力編』
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注意事項
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