Super Build/SS3アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.30 → 新Ver.1.1.1.31(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2014/03/05
- ◆変更点
- 入力部
- [断面リスト編集]において、画面を開く時や画面内のタブを切り替える時に、実行時エラーが発生する場合がありました。
また、[断面リスト編集]で変更した配筋データが正しく保存されませんでした。
Ver.1.1.1.30のみの現象です。
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旧Ver.1.1.1.29 → 新Ver.1.1.1.30(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2014/03/04
- ◆機能アップ
- 日立機材株式会社製 ハイベースNEOに対応しました。
- [12.6 柱脚形状]で“HIBASE NEO”を選択できるようにしました。
- ◆変更点
- 計算部
- 【剛性計算】
- [基本事項-部材の寄り]で“タイプ”を2または3(部材フェイス)とした場合、寄り寸法の入力値にかかわらず、常に壁面と柱面が一致しているものとして袖壁付き柱の断面二次モーメントを計算していました。
- 【荷重計算】
- 小梁付きの床組の荷重計算において、一方向版を配置した場合に演算誤差により節点重量が不正な結果になる場合がありました。
- 【応力解析】
- 梁の捩りおよび軸変形に対する剛域長は、[剛性計算条件-8.柱軸変形用剛域の取り方]を“<4>軸変形に関しては剛域をみない”としたとき0とすべきところ、[剛性計算条件-7.柱軸変形用断面積の取り方]を“<4>X方向フレームとY方向フレームの断面積を足し合わせる”としたとき剛域長を0として解析していました。
- 【断面算定】
- SRC梁のせん断設計において、せん断補強筋とスラブ筋の断面積および強度が以下のように間違っていました。
- [せん断補強筋]
- ・[配筋入力]で“本数”を入力した場合、標準使用材料で入力した鉄筋種別に応じた径に対する断面積と強度を用いますが、常に異形鉄筋と見なしていました。
- ・[配筋入力]で“本数+径”を入力した場合、標準使用材料で入力した径に対する異形鉄筋の強度を用いていました。
- ・[配筋入力]で“断面積”を入力した場合、標準使用材料で入力した鉄筋種別に応じた径に対する強度を用いますが、常に異形鉄筋と見なしていました。
- [スラブ筋](ルート2-3におけるMy(Mu)の計算に使用)
・スラブ筋は標準使用材料で入力した鉄筋種別に応じた径に対する強度を用いますが、常に異形鉄筋と見なしていました。
- SRC梁の主筋本数の選定計算において、[標準使用材料-鉄筋径-梁]に丸鋼を入力した場合、主筋の必要本数が正しく計算できていませんでした。
- 柱脚RCとしたSRC柱において、[断面算定条件-SRC部材-1.梁・柱-せん断に対する検討方法]を“<2>センター指針”とした場合、柱脚側の鉄筋コンクリート部分の設計用せん断力rQD2(=n(QL+QE-sQD))が正しく計算できていませんでした。柱脚RCの場合、柱脚側のsQDは0とすべきところ、SQD=(sMa+sMb)/h'として計算していました。
- SRC接合部の検討において、SRC梁をミラー配置した場合に、内法寸法位置も左右反転させて、bMu1,bMu2の計算に用いる節点位置のMuを計算していました。
- Ver.1.1.1.24で、柱脚の保有耐力接合を満足しない場合、終了時メッセージ「WARNING:No.812 ルート3の柱脚の検討で設計フローの条件を満たしていません。」を出力しないように変更しましたが、NCベースEX(平成14年仕様)が対応できていませんでした。
- Ver.1.1.1.24で、柱脚の保有耐力接合を満足しない場合、NG部材と判定していたのをOK部材と判定するように変更しましたが、NCベースEX(平成14年仕様)が対応できていませんでした。
- 【保有耐力計算】
- 保有水平耐力の弾塑性解析において、柱脚を配置した柱(脚部)は、終局耐力におけるMx-My相関の係数α(柱降伏曲面算定式におけるα)を1.0として降伏判定を行うべきところ、母材のα(H形柱強軸方向はα=2.0、H形柱弱軸方向はα=1.0、円形柱はα=2.0、それ以外は入力値)を採用していました。そのため、応力や破壊形式が誤った結果になる場合がありました。
- 構造計算書
- 構造計算書「2.3 使用材料・許容応力度-鉄筋・許容応力度」において、マウス入力[部材配置-梁-主筋-材料]で入力した種別を表示していませんでした。
- 構造計算書「6.応力解析-6.1架構モデル-6.1.5 支点条件」において、[11.1支点の状態-鉛直・水平の別途指定]を“しない”とした場合、表題の"鉛X"、"鉛Y"の表記を、"X"、"Y"に修正しました。
- 構造計算書「11.保有水平耐力-11.1保有水平耐力設計方針-11.1.2部材の設計方針」において、[割り増し率(靭性指針式)]は以下のいずれかの条件に該当する場合のみ出力するようにしました。
- [保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-RC梁・柱Qu算定式]を"<3>靭性指針式(高強度を含む)"または"<4>靭性指針式"とした場合
- [保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式]を"<3>靭性指針式"とした場合
- [標準使用材料-高強度せん断補強筋]を"<5>スーパーフープ"とし、かつ[保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-高強度せん断補強筋Qu算定式]を"<2>靭性指針式"とした場合
- 構造計算書「断面検定比図」において、SRCの梁または柱に耐震壁が取り付いており、[2.1剛性計算条件-耐震壁とその周りの部材の応力整理]で“<2>耐震壁周りの応力を整理する”とした場合、検定比は出力すべきではありませんが、誤って計算した検定比を出力していました。
- 出力部
- 入力データDump「13 基礎関連データ」において、出力指定詳細項目の[(10) BF1の利用方法]を選択したとき、[13.10 BF1の利用方法]の内容を出力するようにしました。
- 入力データList「1.13 基礎関連データ」において、[13.10 BF1の利用方法] が入力済の状態のとき、[13.10 BF1の利用方法]の内容を出力するようにしました。
- 入力データList「1.4使用材料-(2)鉄筋-許容応力度」において、マウス入力[部材配置-梁-主筋-材料]で入力した種別を表示していませんでした。
- 入力データList[1.15保有水平耐力関連データ-(1)保有水平耐力-1)計算条件-7.せん断設計]において、「割り増し率(靭性指針式)」は以下のいずれかの条件に該当する場合のみ出力するようにしました。
- [保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-RC梁・柱Qu算定式]を"<3>靭性指針式(高強度を含む)"または"<4>靭性指針式"とした場合
- [保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-RC耐震壁Qu算定式]を"<3>靭性指針式"とした場合
- [標準使用材料-高強度せん断補強筋]を"<5>スーパーフープ"とし、かつ[保有水平耐力-計算条件-終局耐力1-高強度せん断補強筋Qu算定式]を"<2>靭性指針式"とした場合
- 結果出力「保有水平耐力結果-Ds算定時(保有水平耐力時)-応力表-梁の水平面内応力結果」は、[10.8.3 梁の水平面内の曲げ剛性・せん断剛性-剛性低下率]が入力済みであれば出力するべきところ、[10.8.1 標準値]が未入力の場合は出力されませんでした。
- 荷重計算の計算中メッセージ「ERROR : No. 79 ### 階、### フレ-ム、### 軸で、柱特殊荷重No.#### のパラメータが不正である。」において、階番号に+1された値が出力されていました。
- RC接合部およびSRC接合部において、軸振れがある接合部(接合部に取り付く梁が傾いているとき)に対して[12.7.6 接合部の形状指定]を入力していない場合、以下のメッセージを出力するようにしました。
断面算定結果のメッセージ:「WARNING No.683 接合部の形状が指定されていないので自動判定を採用します。」
終了時メッセージ:「WARNING No.835 軸振れが生じている接合部において、自動判定した形状を採用している。」 - SRC造の梁に耐震壁が取り付く場合、かつ[2.1剛性計算条件-耐震壁とその周りの部材の応力整理]で“<1>モデル化通りに応力を出力する”を選択したとき、設計用せん断力とせん断力の検定比は[断面算定結果]に出力すべきですが、誤って0と出力していました。
- マウス入力
- マウス入力において、[軸・層の追加]または[削除]を行った後に[上書き保存]を行うと、「層数または軸数の変更が行われています。更新データの保存をするには、元に戻す/やり直しの情報をクリアする必要があります。」とメッセージが出力されます。
このメッセージが表示された状態で自動バックアップが実行されると、マウス入力が不正終了していました。 - マウス入力の[柱-配置-SRC][梁-配置-ミラー]画面において、ヘルプが表示されませんでした。
- 入力部
- 一部のアンチウイルスソフトにより、『SS3』の操作中にデータのバージョンが不正になり、データが開けなくなる場合がありました。
- 一部のアンチウイルスソフトにより、「ファイルエラー:14 利用可能な格納領域が不足しているため、この操作を完了できません。」というメッセージが表示される場合がありました。
- マルチディスプレイ環境において、[解析と結果出力]画面がセカンダリディスプレイに表示された状態で[解析実行]を行うと、解析終了後に[解析と結果出力]画面がプライマリディスプレイに移動することがありました。
- プライマリディスプレイで[解析と結果出力]画面を表示させるとき、プライマリディスプレイの中央ではなく、『SS3』のメインウインドウの中央に表示されるようにしました。
- [1 基本事項-17.基礎-基礎形式]を“<2>べた基礎”とした場合、ツリーメニュー[13.8 基礎梁応力の直接入力]および[13.10 BF1の利用方法]は、入力不可とすべきところ、入力可能になっていました。
- [12.6柱脚形状-形状指定]で表示されるベースパックの製品名に誤りがありました。
(誤) 771-22F3
(正) 711-22F3 - ツリーメニュー[5.1.1.3 小梁各層仕上げ重量]の項目名を、[5.1.1.3 小梁各層仕上重量]に修正しました。
- ツリーメニュー[14.1.1 X方向正加力 ~ 14.1.4 Y方向負加力]の項目番号を、 [14.1.4.1 X方向正加力 ~ 14.1.4.4 Y方向負加力]に修正しました。
- [断面リスト編集]の検定比の表示において、SRC造の梁または柱に耐震壁が取り付いており、[2.1剛性計算条件-耐震壁とその周りの部材の応力整理]で“<2>耐震壁周りの応力を整理する”とした場合、検定比は表示すべきではありませんが、検定比を表示していました。
- [断面リスト編集]において、SRC造の柱または梁の符号登録数の合計が800を超えるとき、起動時に実行時エラーが発生していました。
- 作図部
- 3D作図の断面算定結果の表示において、SRC造の梁または柱に耐震壁が取り付いており、[2.1剛性計算条件-耐震壁とその周りの部材の応力整理]で“<2>耐震壁周りの応力を整理する”とした場合、検定比は表示すべきではありませんが、検定比を表示していました。
- CSVファイル入出力
- CSVファイル入出力において、[建物概要-基本事項]を読み込む際に“工事名”“略称”“日付”“担当者”のいずれかの文字数が制限を越えていると、保護エラーが発生する場合がありました。文字数が制限を超えたときは読み込み時に以下のメッセージを出力するようにしました。
- 「[建物概要] ○○が全角##文字を超えました。全角##文字まで読み込みます。」○○は“工事名”“略称”“日付”“担当者”のいずれかで、##はそれぞれ“40”“20”“20”“20”が入ります。
- 解説書
- 以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
- 『SS3 マウス入力』
- 『SS3 入力編』
- 『SS3 計算編』
- 『SS3 出力編』
- 『SS3 CSVファイル入出力』
- 『SS3 3D作図 解説書』
- 『SS3限界耐力 計算編』
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注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、ソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
- アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
- インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
- ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build 総合メンテナンス』ご契約者様です。
- ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
- 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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