1.スムーズな処理が可能
地盤物性の境界面ごとに地層データを入力したあとでも、地層分割機能により分割処理を簡単に行うことができます。
2.応力-歪みモデルは、4種類のモデルを標準搭載
逐次非線形解析の土の履歴モデルには、一般的に利用頻度の高い①H-Dモデル、②R-Oモデルをはじめ、③L+Hモデル、④双曲線モデルを搭載しており、それぞれに応じたパラメータを入力することで、計算に用いる履歴モデルが設定されます。
3.動的変形試験結果によるG/G0-γ、h-γ特性の直接入力も可能
動的変形試験結果が標準搭載の応力-歪みモデルに適合しないような場合では、歪み依存データとしてG/G0-γ、h-γ特性を直接指定することもできます。
4.詳細な計算条件も自動計算値や経験推奨値を利用しながら容易に設定
詳細な地盤調査や土質試験が実施されていない場合でも、自動計算値や経験推奨値を利用しながら入力を進めることができます。これにより、解析目的や設計・調査の進行状況に応じて基本計画から詳細設計まで幅広い場面での利用が可能です。
5.等価線形解析、逐次非線形解析、有効応力解析を1つの地盤モデルから選択して解析可能
計算目的および地盤や応答性状に応じて等価線形解析、逐次非線形解析、有効応力解析を選択して解析実行することができます。(等価線形解析は全応力解析となります)